山本浩貴(やまひろ)先生の自己紹介 採用育成・教室運営のトップ( 人事統括/教室長)

学習支援塾ビーンズ人事統括/教室長の山本浩貴(やまもとひろき)です。

この記事では、

自己紹介

一代記

ビーンズでの仕事内容

最後に

インターンを考えている方へ向けた熱いメッセージ

をメインにお伝えしていきます。

ビーンズで、どんな授業をしているか知りたい方や、講師の詳しいプロフィールを知りたい方、ビーンズのインターン採用などを知りたい方はぜひご覧ください。

山本浩貴先生の自己紹介 採用育成・教室運営のトップ( 人事統括/教室長)

まずは基本プロフィールから。

■愛称
やまひろ先生

■役職
人事統括/教室長

■担当科目
英語・国語・日本史

■科目勉強以外
・面接指導(高校受験・大学受験)
・作文/小論文指導
・宇宙(大学時代は天体観測にどっぷりハマる)
・金融教育(ファイナンシャルプランナー2級)
・国際ボランティア活動について熱く語る(大学時代はマレーシアでボランティア活動に従事)

■大学/学部
中央大学法学部国際企業関係法学科
(「法律もやるし英語もやるよ」という学科です。研究分野は国際私法でした。「国と国の対立をどう克服するか」という学問です。)

■インタビュー(外部サイトへ移動します)
不登校・勉強嫌いな生徒のための学習塾に聞いた!興味のあることしかやらない子どもが学びに向き合う方法

※もし「もう、授業が始まっちゃう!」っていう方がいましたら、塾長長澤が私の魅力をむりやり1分で語る……という動画があります。


ビーンズでやっていること~授業

今、ビーンズでは、大きく分けると生徒への授業と、人事統括として講師(インターン)の採用・育成を担当しています。
まずは授業から……

【生徒への授業】

合格おめでとう!かんぱーい!の様子

現在小学6年生から高校3年 まで、幅広い生徒の授業を担当しています。

小学生と全力でゲームをしたかと思えば、

次の授業では中学3年生の受験英語をハイスピードで教え、

その次の授業では高校生の進路について話し合う……

こんな感じで毎日があっという間に過ぎていきます(笑)
世代の異なる生徒たちと関わりが持てるのでとても楽しいです。

科目勉強では英語を担当することが多いです。

当然、英語が好きなわけですが、そのきっかけは中学3年生の京都修学旅行でした。

当時の英語教師からの課題が「観光してる外国人に英語で話しかけ、中学校の住所を伝えて、よければこの住所に手紙を送るように依頼する」というものでした。

「なんじゃそれ!」って思いますよね。私もそう思います(白目)

小学校のころの私は病気がちで学校にあまり行けず、中学では前半でいじめに遭って不登校だったので勉強はろくにできていませんでした。

もちろん英語も例外ではありません。

だからやりたくなかったんですが、それができるまでお土産買う時間が取れないという謎ルールだったので嫌々やることに……。

あるお寺で外国人を発見したので声をかけました。

もちろん発音なんて知らないので「Excuse me.(すみません)」がまず言えない。
ただなんか話しかけられたなということは伝わったらしく、会話することに成功。
ちゃんと伝わったかはわかりませんが、無事ミッションをクリアして八つ橋を買うことができました(笑)

修学旅行から帰ってきて1ヶ月後、驚くことにその外国人から手紙が届いたんです!

嫌々ながらやった課題でしたが、その時の心躍るような感覚を今でも覚えています。

「雑だろうとなんだろうと英語でコミュニケーションは取れる」この経験が、英語に対する恐怖心をなくし、英語好きになったきっかけです。

【やまひろ流 英語授業のコツ】

話は飛びますが、ビーンズでは勉強嫌いな生徒、特に英語に対して恐怖心を持っている生徒が多いです。

私が生徒に英語を教える際、大事にしているのは、

できるだけ科目勉強感を出さない

学校の勉強臭さをなくす」

楽しさベースで英語を伝える

です。

実際の授業の例を紹介しますと

■中学2年生男の子の例

教科書、参考書ベースの英語だと、アレルギーが出ます。
しかし、その生徒はレーシングカーが好きだったので、Youtubeにある英語字幕付きのカーレース動画で英語を教えると食いついてくれました。

レーシングカーの動画(字幕)でも、過去形、未来形、現在完了など中学範囲を網羅しますので、文法はばっちり。

レーシングカーに関連する単語は、レーシングカーの部品から燃料から、ドライブ技術まで、たくさんありますので、生徒は勝手に覚えてくれます。

本人が、知らず知らずのうちに勉強している。これが理想です。

■中学3年生女の子の例

先ほどの例とは違い、ある程度参考書ベースでの勉強ができる生徒です。

ただ英語が苦手なのと、御多分に漏れず、いわゆる学校の英語の勉強っぽさが全面に出ると、アレルギーが出て身が入らないのが課題でした。

そこで私が取った手法が

「私のマレーシアでの英語体験を話す」

「単語は語源から覚える」

でした。

マレーシアでの経験は後述しますが、とても面白いです(自画自賛)。

その経験談を聞くことによって、

「 あ、英語って意外と雑でいいんだな。英語を使うって案外楽しそう」

と生徒が思えるようになります。

これが英語の入り口としてはベストです。

英語を嫌いになっているビーンズの生徒たちは、社会や身内の人から

「英語は今後絶対に必要になるから頑張ってやらないかん。英語ができないと大変だ!」と半ば脅しのように言われ続けているんですよ。

多くの中学生・高校生たちはそれで「ちゃんと」英語をやらなきゃと思っています。

私も外国人から手紙をもらうまではそうでした。

要は、英語をやる理由が「 恐怖と不安ベースのべき論」なんですよね。

子どもは「楽しい!」のみが原動力なので、「恐怖と不安」では動けません。

「単語は語源から覚える」というのも同じ理由です。

例えば「spring」という英単語。これって春でもあるしバネでもあるし泉でもあります。

学生時代苦戦した方も多いのではないでしょうか(笑)

実はこれ、語源を辿ると簡単に覚えることができます。
springは「なにかが溢れ出るようす」を表す単語なんです。

泉は水が地面から噴き出してます。
バネはびよーんと飛び跳ねます。
春はイメージしづらいかもしれませんが、冬から春になり木々が一斉にバッと芽吹く様子を表しているんです。

おもしろくないですか?(笑)

こういうことを通して「英語って楽しいかも……?」と思ってもらえると、あとはもう伸びるだけですね(笑)

こんな感じであの手この手で英語を教えています(笑)

ポイントは、学校の勉強臭さ」をなくしていくこと。

「恐怖と不安」で子どもを駆り立てようとしないこと。
「楽しさ」で英語を紹介すること。

最近は生徒の保護者さまと面談した際に「子どもが英語好きになった!」というお言葉をいただくことも増えてきました。本当にうれしいですね。

【金融教育】

「学習指導要領」の改訂で、2022年度から高校で始まった「金融教育」……

そもそも私が投資に興味を持ったのは大学生の時でした。

終身雇用神話が崩壊し、自分の身は自分で守らなければならないと社会が突きつけてきたんですね~。

「積み立てNISA」から始めて、「お金の価値が絶えず変化している」ことを実感したところで、投資から金融全体にハマっていき、ファイナンシャルプランナー(FP)2級の資格を取るまでになりました(笑)

「投資」と聞くと身構える方も多いのですが、ご覧になっている保護者さまの中でも投資信託などをなさっている方もいらっしゃると思います。

ただし!

「将来どうなるか分かんないんだからマネーリテラシー高めないと危ないぞ」と生徒に伝えたところで効果はありません。

繰り返しになってしまいますが、「不安と恐怖では子どもは動かない」という法則です(笑)

だからこそ、学習支援塾ビーンズで金融・投資の事を話す際は、

「株で一攫千金!!! 一生遊んで暮らすぞ!!!」

というテンションで授業をするようにしています。

そうすると生徒もテンションが上がって食いつくようになります。

一度、食いついたら、生徒たちは自分で調べるようになります。

ゲームのことしか頭になかった中学生が「個別銘柄で一点買いは僕は無理でした。やっぱり投資信託でドルコスト平均法なんですかね。」なんて言い出すこともあります。

私が投資の授業を担当している生徒の中には、FP3級の取得を目指す高校生もいるんですよ。

さらに、「安定期」になった生徒の中には、他の生徒と一緒に学ぶ特別授業に参加している子もいます。

最近1番盛り上がったのが、「不動産投資エンカレ」でした。

「不動産王に俺はなる!!!」というスローガンのもと、
現役の不動産投資家が選抜した不動産のうち、一番儲かる投資用不動産を講師も生徒も一緒になって選ぶということをしました。

実は、すごくロジカルに考えて、情報を読み解く必要があるのですが、勉強味はまったくありません。

普段あまり喋らない中学生、高校生もべらべら喋るんですよ!

「この物件は田舎なのに駐車場がないから不便だと思う」
「築年数古めだから銀行からの融資を受けるのは厳しそう」

という意見がオンライン上で飛び交っていました(笑)

ここまで熱く語ったので「ビーンズは投資塾なのか……」と思った方は、安心してください。
これも学習支援塾ビーンズの一側面ということです。

ビーンズでやっていること~HR~

【インターンの採用】

学習支援塾ビーンズで、保護者さまとお話しし、生徒たちに授業するのは講師です。

ビーンズにとって、メンバーの採用と育成は本当に重要です。

ビーンズの根幹は「人」。

だからこそ、妥協せず、真剣に慎重に採用していきます。
まず講師になるための採用面接。
倍率は現在15 倍を超えています。
面接では「過去、人とのつながりで楽しかったことやきつかったことは何か。楽しかったこと、きつかったことの原因には何があると思うか。」という質問もあり、そこまで深ぼってその人のキャラクターを見極めます。

選考をするにあたっての基準もたくさんあります。
その人が人物として素敵だから、優秀だからという理由では採用しません。
その人がビーンズにとって適性があるか否か、またその人がビーンズに参加した時、生徒やスタッフにどんな良い影響があるかまでを含めて考えて採用を決めています。

採用する側も、される側も、とっても大変です。

【インターンの育成】

ここまで手間をかけた採用も、その講師がビーンズで活躍するまでの第一歩に過ぎません。
採用した後も時間をかけて育成していきます。
採用されてから生徒を持てるようになるまで平均で1か月ほどかかります。

それまでの期間は全て研修です。ビーンズには数多くの研修があります。

学習支援塾ビーンズ『ビーンズメソッド』インターン学習系統図

ある研修BOOKには5万字を超える内容が盛り込んであります。
5万字って新書ぐらいの文量です(笑)

しかも、ただ受けて終わりではなく、テストを受けて合格しなければ生徒を受け持つことはできません。

テストは実際の生徒を想定したもので、先輩講師が生徒役、新人講師が先生として模擬授業を行います。

ビーンズでは様々なバックグラウンドをもった生徒が在籍していますので、生徒1人1人に合わせて臨機応変に対応していくことが求められます。

このテストをクリアしてようやく生徒を担当することができるわけです。

もちろん、一人でそれを突破するのは、誰しも大変です。
ですから、ベテランメンバーが”メンター”として新人にしっかり伴走します。
もちろん育成に万全を期して送り出しても、なかなかテストに合格できない場合もあります。落ち込む場合もあります。

ここからがメンターの腕の見せ所です。
メンターは「絶対に新人を孤独にさせない・一人きりで挑戦させない」という覚悟のもと、とことん伴走します。テストに合格できず思い悩んでいた講師が、合格した時は、メンターと新人で一緒に喜びます。

かつての私もメンターとして活動していました。
そして今は、そのメンターたちを育成する立場にいます。
さらに研修内容をさらに洗練させていく立場でもあります。
ビーンズにとって、とても重要でやりがいを感じるポジションです。

【心理的安全性の高いチームづくり】

講師を1人前に育てたらそれで終わりなのか。答えはNOです。

ビーンズの基本は「個別授業」です。

どの先生が、どの生徒を担当していて、その生徒が現在どんな状況なのか。
常に講師同士・教室運営チーム全体で共有していく必要があります
また、よりよい授業プランを、本音ベースで建設的に話し合う時間も必要です。
心理的安全性が高くなる>思考の質>行動の質>結果の質」
情報を共有したり、本音ベースで議論する際、ビーンズが大切にしているのが“心理的安全性”です。
“心理的安全性”があることで、お互いに意見が言いやすく、必要な情報を共有しやすくなってきます。

チームの心理的安全性を高めるために、様々なことにチャレンジしています。

四半期に一度おこなうスタッフ総会
3ヶ月に一度(4半期に一度)「BQC」(Beans Quarterly Conference)と呼ばれるスタッフ総会が行われます。 BQCでは全体研修や、ビーンズの全体の方向性などをお伝えしています。またクォーターで活躍した方への表彰もおこないます!お泊り会
学習支援塾ビーンズ インターン活動 お泊まり勉強会食事会
学習支援塾ビーンズ インターン 食事会これらイベントを通して、心理的安全性の高い、風通しの良いチームづくりを目指しています。

心理的安全性の高いチームでは、情報の共有が円滑になるだけでなく、新しいアイデアも生まれやすくなります。先ほども少し紹介した「不動産投資エンカレ 」もスタッフ間の関わりから生まれたアイデアが形になったものです。

また、インターン同士の風通しが良いことで、1人の生徒を1人の講師が抱え込むのではなく、生徒の状況や、目指す進路、科目内容に応じて、インターン同士が適切な役割分担をすることができます。

これをビーンズでは「 生徒を面でとらえる」と言い慣わしています。

自分が、いちスタッフとして生徒対応している実感としても、「心理的安全性の高いチームづくり」は、とても重要な領域であると感じています。

【次世代のリーダー育成】

今、特に力を入れているのが、次世代のリーダー育成です。

ビーンズでいう”次世代”とは、単に年齢が若いという意味ではありません。

今までリーダー経験のなかった人がリーダーを経験し、既にリーダーだった人がビーンズ内で新たな部署で新たな経験をする……
また、フォロワーがリーダー経験をすることで、リーダーの心理を理解し、リーダーとしての経験値を積むこと。そして、リーダーも新たな部署でフォロワーとなり、リーダーからサポートされながら活躍し、リーダーを支えるフォロワーシップを体感していく…… そんな循環を作ること。
これらをひっくるめて、「次世代のリーダー育成」と呼んでいます。

そのために「ポストチャレンジ制度」という仕組を導入し、チームの文化として根付かせました。
学習支援塾ビーンズ 「ポストチャレンジ」

以下はビーンズの組織図です。
学習支援塾ビーンズ 組織図現在のビーンズは真ん中の「リーダーサミット」と呼ばれる会議体で教室運営の方向性を決めています。

リーダーサミットの構成員は、室長や局長と呼ばれるチームのリーダーたちですが、彼らは大学生インターン生と社会人プロボノたちです。もちろん、皆が一足飛びにリーダーになるわけではありません。
学習支援塾ビーンズ リーダーサミットの様子

例えば。

社会人プロボノのだあき先生の場合、担任として多くの生徒の授業方針を策定し、自らも授業を担当する傍ら、メンターとして多くのメンバーを今一線で活躍している講師に育て上げてくれました。
その中には事務局長として教室運営のナンバー2となったひなぽん先生もいます。

2022年10月現在、現在教室運営の事実上トップであるのむしゅん先生の場合、事務局メンバーから始まり、事務局長、同時にメンターを務め、先ほどの”ひなぽん”を後任の事務局長として独り立ちできるまで伴走し、自身は副教室長に至りました。

このように今のビーンズのリーダー陣は、どんどん層が厚くなっています。
とはいえ、”悩める10代100万人課題”を解決するためには、より多くのリーダーを育てていく必要があります。
まず先ほどのポストチャレンジ制度やリーダーサミットをより洗練させる。リーダー経験者が増え、そのリーダーたちが次世代のリーダーたちを育て、彼らが教室運営を担う……。

そんな、リーダーが次世代のリーダーを育成する循環を作り上げたいと思っています。勉強会の様子(リーダーサミット)

ビーンズメソッドのPR

学習支援塾ビーンズのミッションは、「悩める10代100万人課題」の解決です。
そのためには「目の前の生徒・保護者の状況改善を達成する」だけでなく、そこから得られた失敗と成功の”経験”を「ビーンズメソッド」という形で結晶化し、そして全国に届ける必要があります。
私は、主に渉外やPRを担当しています。

ビーンズに協力してくれる皆さんとお話したり……


本の取材を受けたり……


集英社新書『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』著者 おおたとしまさ さん 学習支援塾ビーンズ

講演会でお話ししたり……

今は、後進の育成にまい進し、のむしゅんを中心とする次世代にPRのバトンを継いでいくつもりです!

備考:ビーンズメソッドとはなにか

ビーンズメソッドってなに?」という方は…まずはコチラの動画をご覧ください。


「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などの各種メディアで著名な花まる学習会代表 高濱正伸先生、教育ジャーナリストおおたとしまささん
このお二方とビーンズ塾長の長澤が、”悩める10代”の現状、そしてビーンズメソッドの考え方について講演しました。

おおたさんには「ガラスの十代のトリセツ/ビーンズメソッドに学ぶ」と題し、ビーンズメソッドの基本的な考え方についてお話しいただいています。
そして、ビーンズを取材していただいた『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』(集英社新書)。
講談社FRaUさんでは、ビーンズメソッドの内容を端的にまとめていただいています。こちらもぜひご覧ください。

ビーンズに入るまで~やまひろ一代記~

ゲームとマンガにハマった小中時代

東京の八王子で生まれました。

体が弱くて病気がちだったので小学校時代はしょっちゅう入院していました。

そうなると自然と1人の時間が多くなります。

病室で持て余した時間を豊かにしてくれたのが、マンガとゲーム。

マンガ・ゲームの魅力にどっぷりとハマりました。

マンガは、好きな作品を何十周も読むのが当然。

ゲームは1日10時間が基本。

当時の私に比べると(ゲーム中毒で悩んでいる)ビーンズの生徒たちのゲーム愛は中途半端と言わざるを得ません。(笑)

ひるがえって、学校での対人コミュニケーションは苦手でしたね~。

入退院を繰り返していたので、本来なら、その時期に得られるはずの対人関係のコツが全く分からない(笑)

身体が弱い、かつ同世代とのコミュニケーションに慣れておらず、中学ではいじめにも遭いました。

それが原因で不登校になり、見かねた親が私が中学2年の時に別の中学校に転校させてくれました。

環境を変えたことで、良い友人にも恵まれました。

それに加え、前述した外国人からの手紙の件もあり、気持ちがどんどん前向きになっていきましたね。

人生、何がきっかけで好転するか分からないのがおもしろいですね。

とはいえ、成績面では大ピンチ。

なにせそれまで一切勉強してないので、当たり前ですが……

東京の都立高校入試では、中3からの成績(評定)が評価されます。

中3になると、必死に猛勉強しました。

夏休み中は確実に400時間は勉強しました(笑)

結果として、地元の進学校への推薦をいただきました。

ちなみに、この状況になってもゲームとマンガは好きで、今もかなりのマンガを読みますしゲームもやっています。

「生徒たちとのコミュニケーションに役立ちます~」などキレイ事ではなく、マンガもゲームも本当にいい作品がたくさんあるので、ここだけは譲れませんね(笑)

超多忙だった高校時代

高校に入り、体調も回復してきました。

中学までは、やりたくてもやれないことがたくさんありましたので、

高校では「今しかできないことをやろう」と思い、生徒会、バドミントン部、軽音部に所属していました。

中学まで得られなかった青春に飢えていたんでしょうね(笑)

生徒会では生徒会長。バドミントン部と軽音部ではレギュラー。

青春を取り戻すべく、毎日忙しく充実した生活を送りました。

「え、勉強は?」と思われたかもしれませんが、多忙ゆえに、超効率的な勉強法を編み出し、高校3年間の平均成績では学年1位を獲得することができました。

進路についても漠然と考えていました。

当時は「国際系と法律系のどちらかをやりたいなぁ」と考えていました。

それで迷っていた時に国際系と法律系どちらも学べる中央大学法学部国際企業関係法学科を見つけました。
中央大学 法学部 国際企業関係法学科(外部サイトへうつります)

通っていた高校に運よく指定校枠があり、推薦で進学することになります。
当時は意欲に燃えていましたので、スカラーシップ試験も受けて奨学生になりました。

※生徒会長をやったおかげで、人前でしゃべることに対する抵抗感がなくなりました(笑)

視野が広がった大学時代。マレーシアへ

スカラーシップ試験を受けて、成績優秀者・奨学生として、晴れ晴れと大学に入学。

ここまで、高校からずっと走り続けてきたので、ちょっと、ゆっくりしようと思いました。

サークルは「週刊少年ジャンプが無料で読めるしゲームもできるよ!

と友人から言われて(当時は)全く興味なかった天体観測サークル に入りました。

はじめは興味なかった天体観測。でも星ってキレイなんですよね。

星の美しさにやられて、そこから天文知識をめちゃくちゃ勉強しました。

最終的には「 天文班長」という幹部にもなりました。

100人規模のサークルを率いて、キレイな星が見られるスポットを求めて東西奔走。


※天体観測サークルで撮影した写真 テントで寝泊まりしながら必死の思いで撮影しました(笑)

サークル活動にマジメに打ち込めば、大学の授業は物理的に行けませんよね(笑)

授業は「できるだけ行かない」をモットーにしていました。

大学の授業って出席しなくても単位取れるのが多いですよね。テスト直前に友人と集まって一夜漬けで勉強し、単位をとっていましたね(笑)

空いた時間では、さらに自分の世界を広げようとしました。

マレーシアでの経験がその例です。

ある時授業をサボって、サークルの部室でゲームをしていたところ、同じサークルの友人が「ちょっと海外行ってくるわ」と言って消えました。

そんな「ちょっとコンビニ行ってくるわ」のテンションで言う!? と思いましたね。

それに衝撃を受けて、私も「世界を見ねば!」とチャンスを探していたところ、出会ったのが海外ボランティア団体でした。

「あれこれ迷うよりとりあえず行ってみようか」と思い、すぐさま出発!

ボランティアの目的はマレーシアのストリートチルドレンの保護活動でした。

現地ではストリートチルドレンが食べる野菜を育てるために原野を開墾して土から畑を作ったり、子どもたちの"居場所"となる教会を建てるため、スコップを片手に山を削って平らにしたりしました。

今、考えると、教会をたてるのに山を削る意味とは…… と思うのですが、その時は無我夢中でした。

歩いていると、頭上からとげとげのドリアンが降ってきますし、お風呂は男女問わず、茶色く濁った川。

身体を洗っていると、正体不明な魚が身体をつついてきます。

友人は「きっとドクターフィッシュだな」と言ってましたが、多分違う。

日中の作業でくたくたになっても、寝るための蚊帳には穴が開いている……

かなりハードな環境でした。

一緒に活動するのは現地のマレーシア人たち。

彼らの時間守らない、>のびのびしてる、楽しそう(些細なことでも嬉しいと踊りだす)という本当の意味での“いい加減”さが、私の中にあった常識を見事に壊しました(笑)

学習支援塾ビーンズ 人事統括

マレーシアでの活動を終え、真っ黒に日焼けして日本に帰ってきてから、あることに気付きました。

電車に乗ってる人や道行く人たちがみんな疲れてるように見えたんですね。

日本人は働き者だと世界から言われていますが、その割に経済は成長していない。

一方でマレーシアをはじめとする東南アジアの経済成長率は著しく、日本を早晩超えていくそうです。

実際にマレーシアに行ったことは、日本の今後の在り方に疑問を持つきっかけとなりました。

そして、海外ボランティア経験を通して、マレーシアだけでなく日本全国の仲間とつながることができて一気に視野が広がりました。

そしてビーンズへ

新卒では東証一部上場の住宅メーカーに就職しました。

良い先輩にも恵まれましたし、仕事も楽しかったのですが、マレーシアでのボランティア活動を通して得た“教育”への想いがどうしても捨てきれませんでした。

いろいろと教育系ソーシャルグッドの団体を探す中で、ビーンズを見つけました。
ビーンズの採用したい人物像のテーマが「熱くてやわらかい人」となってて、「お、俺じゃん!」と(笑)そして、不登校支援の学習塾と言いながら、”学習”以外もいろいろやってて、楽しそう!ここなら自分のボランティアの経験も活きるかも!と思い申し込みました。
私の場合、面接は3回。どの面接でも、面接担当が丁寧に話を聞いてくれたので、上に書いたような自分の経験を包み隠さずお話しできました。

採用後、すぐに研修が開始され、そしてテスト。
テストに合格して生徒を受け持てる講師となった後、最初は生徒指導を専らにしていました。
そこで、ビーンズの考える”悩める10代”像をあらためて体感値として知ることができ、今は、この”悩める10代100万人”課題を解決するため、採用・育成、チームづくりに勤しんでいます。

これからビーンズでやりたいこと……「青春格差」の解消!

突然ですが、日本の中学生・高校生たちの中には「青春格差」が存在していると考えています!

ビーンズの生徒たちと話すと、必ずといっていいほど、

・友達と遊びたい……!(中学生)
・修学旅行に行きたい……!(高校生)
・何でも話せる親友が欲しい……!(大学受験生)
・……青春を返せ!(コロナ禍に苦しむ大学生)

といった声があがります。

この課題はなんとしても解決したいですね……

元々、勇気を出して新しい世界に踏み出し、色んな人と出会うことが苦ではない中学生・高校生たちは、そのつながりを元手に雪だるま式により大きな青春を味わうことができています。

ビーンズにくる生徒たちは、最初は色々な課題を感じていたり、不安を抱えていたりしています。

しかし、ビーンズで「無理なく青春の一歩目を踏み出す」ことで、次々に青春的なものを味わうようになっていきます。

青春的なものを味わい尽くすことで、「進路について考えよう」「勉強しよう」という気になっていきます。

青春を味わい尽くして満足したら、自分に自信を持ち、進路選択に真正面から取り組み、そして進路から逆算して必要なスキルや勉強に打ち込む。

そして、さらに楽しい環境に飛び込んで、より青春を味わう……

※かつての私がそうでした

しかし、過去のコロナ禍の影響もあり、生徒たちへ提供できる「無理なく青春の一歩目を踏み出す」環境が、まだまだ不足しています……

「今この瞬間に青春したい」という欲求を満たさない限り、「自分の進路を考え、目標から逆算して必要なスキルや勉強に打ち込む」という気持ちは生まれません

(実際に受験生を見ていても、その子にとっての「青春」をやり尽くした生徒ほど、成績の伸びが早いです)

これこそ、「青春格差」です! なんとしても解決したい!

学習支援塾ビーンズは個別指導の学習塾の枠組みを超えて、最初はゆるめのゲーム大会やバーベキュー大会などから始め、最終的には合宿をやりたいなと考えています!

イメージは、私が海外ボランティアサークルで経験した合宿です。

「ただゲームするだけ」「ただ意味のないおしゃべりをするだけ」といった「なんでもない時間」を大事にして、夜になれば焚火を囲んで真剣トークをする。

「世界平和を達成するためには何をすればいいのか」なんて、普段の生活では恥ずかしくて語れないようなことまで徹夜で熱く語っている大学生の横で、そんな話題には一切興味を示さずいびきをかいて寝ている大学生もいる……

「同じ場を共有して一体感を感じつつも、それぞれが自分のやりたいように過ごす」、そんな合宿(青春)をつくりたいなと。

ビーンズに来て元気になった中学生・高校生は、こぞって「焚火したい」「夜に青春トークしたい」と言っているので、なんとか叶えてあげたいです。

コロナが終わったら、私も学生時代に散々お世話になったオリンピックセンターあたりで、生徒たちと合宿できたら最高ですね!

オリンピックセンター
(正式名称:国立オリンピック記念青少年総合センター)

東京オリンピックの選手村の跡地を利用していることからついた名前。通称オリセン。
小田急線 参宮橋駅近くにある研修・宿泊施設。
東京の意識高い高校生・大学生は行きがち。(代表の塚﨑もこの前泊まったそうです)
食堂はビッフェスタイル。フルーツポンチの味が“絶妙”で不変。

国立オリンピック記念青少年総合センターとは(外部サイトへうつります)


※オリンピックセンターでの合宿中にプレゼンする私

保護者さまへのメッセージ

私は小学校は病気がちで学校にあまり行けず、中学校ではいじめにより不登校になり別の中学に転校しています。

勉強も運動も苦手で、コンプレックスの塊でした。

そんな私でも生徒会長になったり、海外ボランティアプログラムの運営リーダーを務めたりすることができました。

ビーンズに来ている生徒たちも、皆、すごい可能性を秘めています。

一心不乱に打ち込めるものがある生徒、幅ひろい知識を誇る生徒、なんにでも興味を持てる生徒、

彼らの自己評価が極端に低い大きな原因の一つは、今の学校の尺度では彼らの可能性を伸ばせない・評価しきれないことだと思います。

ここまで読んでいただいた保護者さまは、お子さまの

学校生活、今後の進路決め、科目勉強の進捗、または生活習慣等に関して、お悩みをお持ちだと思います。

私もこれまで多くの保護者さまと面談させていただきました。

その中で、「どんな保護者さまでも抱えている悩みはほぼ同じ」ということに気づきました。

どうかご家庭だけで悩みを抱えず、ビーンズに相談していただければと思います。

保護者さまも「親」である前に「1人の人間」です。お仕事で疲れているなかで、限界が来る前にぜひビーンズを頼っていただければ幸いです。

ビーンズに通う全ての生徒が未来に向かって希望を持てるように、保護者さまと一緒に全力でサポートさせていただきます。

私が初回の面談でお話しすることもあると思いますがその時はどうぞよろしくお願いいたします。

ビーンズでのインターンを考えている方へ

代表 塚﨑 康弘 塾長 長澤 啓 教室長 山本 浩貴 BM企画室長 山田 明季(だあき)先生

私が大学2年生の時、同級生たちはインターンを始めたりしていて「自分もやらなきゃな……」という焦りがありました。
しかし、何かしたいけど何がしたいのか、自分の適性は何なのかが分からずただ困惑していたのを覚えています。

ビーンズは教育関係と人材関係に強みを持つ組織です。あなたがビーンズのこの文章にたどり着いた時点でかなりやりたいことは絞れているはず。当時の私からしたらうらやましい限りです(笑)

ただ、ここから行動に移すのはまた別の葛藤があると思います。
「本当に自分にできるのだろうか」、「失敗したら嫌だな」といったネガティブな気持ちは社会では後ろ向きなマインドとして敬遠されがちですが、私にとっては自然な心の動きだと捉えています。

今では学生リーダーとしてチームを率いてプロジェクトを行っているセンパイ、研修や実戦で培ったスキルで子どもたちの心を掴み、いつも保護者の方から感謝されるセンパイなど、これらのセンパイたちもビーンズのインターンに応募するまでは漠然とした不安を抱える何者でもない"ただの人"でした。

ビーンズはあなたの社会貢献したい!自分の強みを見つけたい!といった気持ちを応援します。
あとは勇気をもって飛び込むだけ。何者でもないあなたの挑戦を待ってます。

ビーンズの仲間たちをもっと知りたい方は……

山本浩貴 学習支援塾ビーンズ 教室長/人事統括

✔ ビーンズへご相談

相談フォーム

ご相談だけでも承ります。状況改善へ向け一緒に考えていきましょう


授業・料金のご案内はこちら

\ ビーンズのことをもっと知りたい方へ /
山本浩貴 学習支援塾ビーンズ 教室長/人事統括

山本浩貴(やまひろ)先生の自己紹介 採用育成・教室運営のトップ( 人事統括/教室長)