チャレンジスクール/大学推薦入試/就活…志願申告書・エントリーシートに何を書けばいい?自己PRを完成させる6つのポイント

「何を書けばいいかわからない……」
「特技や自己PRに書けることがない……」
「そもそも志望動機が思いつかない……」
こんにちは。学習支援塾ビーンズ代表の塚﨑です。
まずは自己紹介を……
筆者紹介
学習支援塾ビーンズの代表 塚﨑 康弘がお届けします。
突然ですが「エントリーシート」はお好きですか?
このページにいきついたということは、エントリーシートについてお悩みだと思います。
ちなみに、筆者はエントリーシートが大好きです。
正確にいうとエントリーシート作成指導をする時間がとても楽しいです。
なぜならエントリーシートの指導を通して、その人の好きなこと、今までの生きざま、魂の声(?)をエントリーシートに書き表すことができるからです。
そして、エントリーシート作成を通じて、書き手である皆さんが皆さん自身についてより深く知ることができるからです。
さて、大学生の就職活動では、ほとんどの場合、履歴書を含む「エントリーシート」による書類選考が必須となっています。
学習支援塾ビーンズに就職活動について相談にくる学生の100%全員がエントリーシートを書くのに苦労、いや、書くことにアレルギーを起こしています。
今回の記事では、学習支援塾ビーンズで紹介しているエントリーシートを書く際のコツの内、誰にでもできて、なるべく即効性の高いものを中心にまとめてお知らせします。
なお、この記事に書いた文章や自己分析のコツは、大学の推薦入試対策(総合型選抜や公募推薦)としてはもちろん、
都立チャレンジスクール高校受験における志願申告書作成にも役立ちます。
このように、あらゆる「自分をアピールする書類づくり」に応用可能なものばかりです。
ぜひ参考にしてください!
ご注意
学習支援塾ビーンズでは、大学生からの入塾は受け入れておりません。
就活サポートは大学入学前からサポートをしている生徒さんが希望すればおこなっています。
ビーンズの自己分析には、生徒との信頼関係構築が必要不可欠であり、それには時間がかかるからです。
ご了承ください。
家庭でできる!子どもに将来を考えてもらうコツ
「他人事」「遠い将来」を考えることについて、ご家庭でできるコツをお伝えしています。
もくじ
エントリーシートが書けないときはどうすればいい?
エントリーシートを書くときは、まず何よりも「志望先の調査」と「自己分析」から始めるのが鉄則です。
都立チャレンジスクール高校受験の志願申告書作成、大学の推薦入試対策、そして就活でも同様です。
いきなりエントリシートを書き始めるのではなく、相手を知り自分を知ることで、誰でも説得力のある文章が書けるようになります。

【ポイント1】
企業や学校が求める人物像はどうやって調べればいい?
志望先のホームページを読み込み、「どんな人材を欲しがっているか」を具体的に想像して洗い出すことから始めましょう。
共通するフレーズやストーリーをチェックすることで、自己PRの方向性が明確になります。
いきなりエントリーシートを書こうとするのではなく、最低限、下記のことは先に調べるようにしましょう。
最初に調べる3つのこと
- 企業や学校のホームページを必ず読む
- 相手の理想とする人物像を推測する
- 分からない用語があったら必ず調べる
企業や学校の情報を読んでいく時は、ただ見るのではなくて、
「志望先の高校・大学・企業がどんな人材を欲しがっているのか」を想像しながら、情報を集めていきましょう。
特に大学のページや企業の採用ページに掲載されている人たちが語る話の中に、共通するフレーズや、似たようなストーリーがないかをチェック。
自己PRや志望動機を考えていく際、
「自分をどういう風にアピールしていけば良いのか」、具体的なイメージを進めていくことができるようになります。
とくに大学なら授業内容・研究内容、
企業なら事業内容や採用情報などはしっかり見ておいてください。
その際、その大学で学ぶことや研究分野・会社ならそこで働く上で必要となる用語は面接で質問される可能性があります。
分からない用語は、必ず調べるようにしましょう。
この企業や学校が求める人物像を調べる際、どんなスタンスで作業すればいいかというと「どうすれば面接官と仲良くなれるか」です。
例えば企業の採用面接であれば、
「長く会社で働いてくれるか・すぐに辞めないか」
「今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか」
一言でいえば面接官に「こいつと一緒に働きたいな」と思ってもらえれば、面接は突破できます!
ゆえにエントリシートを書く前の下調べの段階から、面接官に以下のように思ってもらうことを念頭に入れながらネタを集めていくことを強くおすすめします!
面接官から「一緒に働きたいな」と思ってもらうためには
・「根性ありそうだし、何かあっても逃げずに、一緒に仕事をがんばってくれそうだな」
・「真面目で明るそうだし、職場にいてくれたら良いな」
・「なんとなくだけど、こいつ、良さそうなやつだな」
こんな風に思ってもらえたら、その面接は良い評価を得られます。
逆に、「こいつとは一緒に働きたくない」と思われたら、不採用となってしまいます。
以下、就活の面接対策でのコツとして書いていきますが、大学の推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)やチャレンジスクールなど高校入試で面接対策でこの記事を読んでいる方は、
「この生徒を学校に入れたら、学校が面白くなるな!」と面接官の先生たちに思ってもらえれば勝ちだと思ってくれればと思います。
【ポイント2】
特技や強みがない時はどうやって自己分析すればいい?
幼少期からの「楽しかった記憶」を書き出してみましょう。
自分が「当たり前にできる普通のこと」の中にこそ、他者から見れば十分に魅力的な、あなただけの長所やアピールポイントが隠されています。
志望先の分析と並行して大事なことが、自己分析です。
自分のことが分かっていない状態で、いくらアピールしようと思っても、ほとんどの場合、空回りしてしまいます。
まずは、これまでの人生を振り返ってみて、些細な内容でも良いので、とにかく「これやって楽しかったなぁ」という事柄をすべて思い出し、洗い出していきます。
ビーンズの自己分析では、「幼稚園から思い出す」をスローガンにしています。
ものごころついた瞬間から思い出せるとよいでしょう。
楽しかったなぁと書き出すべきこと一覧
- 自分が夢中になれたことを書きだす
⇒これが基本です。たとえ賞状や優勝経験などがなくても、OKです。 - 自分が(楽しく)頑張ったなぁと思うこと全て
⇒趣味、勉強、部活、習いごとなどが該当します。たとえスゴイ結果でなくても一旦書き出してみます。
その中に、共通する要素がないか、共通する動作がないか、共通する感情(チームでやれて楽しかった、一人で黙々とがんばった時間に充実感をかんじた……etc)を考えてみます。 - 人からホメられてうれしかったこと全て
⇒このとき「受賞歴がないと、ホメられたとは言わない」と考えるのは時間の無駄。
口頭レベルで褒められたことから、バーッと書き出していくのがコツです。
この「あれ、楽しかったなぁ……と書き出す」際のポイントが、「自分で自分の考えをすぐに否定しないこと」です。
たとえばピアノが弾けた場合、「賞状を取ったこともないし……」と考えるのではなく、
例えば「友達のお祝いごとでピアノを弾いて、感謝してもらったことが嬉しかったなぁ」といったことを思い出して、記録していきます。
物事はなんでも言い方一つだったり、聞き手の受け取り方一つで印象がガラッと変わりますので、自分の成功体験は些細なことでも見逃さず、しっかり書き出すことが大切です。
思いついたことは疑わずに、一旦書き出しましょう!
もし、自分でうまく成功体験や長所を見つけられない人は、仲の良い人や、、学校・専門の相談窓口などで、他人と一緒に自己分析をしてみるのがおすすめ。
自分では普通だと思っていたことが、じつは自分自身の長所だったことに気がつくかもしれません。
自分の長所は、"自分にとっての当たり前"の中にある
「特技や長所なんて持ってない・・・」と思いやすいタイプの人は、「自分が普通だと思っていること=特技や長所ではない」と認識しがちです。
「こんなことは練習すれば誰だってできる/もっとうまいやつがたくさんいる」と思っていることは、
その分野のことを経験したことがない人からすれば、「普通にすごいこと」です。
特技・長所がわからないという人は、まずは「自分が普通だと思っていること」から見つめ直してみましょう。
賞状や優勝経験などがなくても、書けることは日常生活の中に隠れているかもしれません。
自己分析の前に知っておきたい「心の土台」の作り方
【ポイント3】
エントリーシートで自分の強みを効果的にアピールするには?
エピソードを「逆境・努力・成功」の3ステップで構成します。
単に結果だけを伝えるよりも、その過程にある葛藤や乗り越えたプロセスを盛り込むことで、あなたの強みがより印象深く相手に伝わります。
自分のアピールしたいネタが見つかったら、今度は具体的なエピソードを盛り込んで、ストーリー調の構成に組み立てていきます。
この時のポイントが、「逆境⇒努力⇒成功」の順番で並べることです。
例:イベントを一つ成功させた時の「逆境⇒努力⇒成功のストーリー」
【逆境】
- 「私はもともと人見知りだったので、大学に入ってすぐのころは苦労しました」
【努力】
- 「しかし、大学2年生の時に入ったボランティアサークルでは、自分の弱点を克服したいこともあり、率先して渉外係を務めました。
そこでは、さまざまな境遇の子どもたちや社会人と話すことができました。
人見知りの性格もあり、最初は大変でしたが、色んな人と関わり、一緒に物事に取り組んでいくことで、少しずつ人との距離の取り方を学びました。」
【成功】
- 「大学3年になった時には、それまでの経験を活かして、サークル以外の人たちも巻き込んだイベントを企画して、成功できました。
この時の喜びは大学生活で一番の達成感でした。」
このように、自分のことをアピールする時は、ただ、「イベントを成功させました」と結論だけ言うのではなく、その前の逆境・努力のエピソードを盛り込むことで、よりアピール力を強めることができます。
(ストーリの構成ができていれば、「イベントを成功させた⇒もともとは人見知りだった⇒それまでにこれだけの努力をしたから成功できた」と、結果から話す方法もアリです。)
この「逆境⇒努力⇒成功」の黄金ルートは都立チャレンジスクール高校受験での志願申告書作成はもちろん、大学の推薦入試の志望理由書、就活のエントリーシートにおいても、面接官の心を動かす強力な文章テクニックとしてそのまま活用できます。
一点、注意としては、「自分が主張したいテーマ」に関係しないエピソードは「逆境⇒努力⇒成功のストーリー」から、大胆にカットすることです。
ストーリーを作ろうとすると、つい「全部の情報をいれなきゃ!」と話のボリュームが膨らみがち。
「おいおい、三国志のマンガかよ……」という大長編になって、いったいどこが盛り上がるポイントなのか、分からないストーリーをこしらえる人が少なくありません。
伝えたいポイントを絞らないと、「この人は説明能力が弱いんだな」とマイナス評価を受けてしまいます。
ストーリーは一つのテーマに絞り、要点を押さえてコンパクトにまとめるようにしましょう。
こんなときは個別相談を!
- お子さまが「自分には特技や強みが何もない」と思い悩んでいるとき
- お子さまが文章作成に強い苦手意識を持つとき
- 保護者さまがわが子の薄い志望動機に不安なとき
【ポイント4】
説得力のある志望動機や自己PRを作るにはどうすればいい?
「自分の目指す未来」と「企業や学校の目指す方向性」を重ね合わせてアピールします。
自身の成長や経験がどう相手への貢献や入学後の活躍につながるかを示すことで、採用担当者や面接官の納得感と評価は一気に高まります。
ストーリーを組み立てる際、「自分の目的と相手の目的が、同じ方向にある」といったニュアンスも含めてプレゼンできると、PR力はさらに強まります。
例)自分が海外旅行が好きで、
教育系の企業や学校を志望する場合
「私は海外旅行が好きです。色んな国や文化に触れることで、自分の知見の広がりを感じています。
また、この経験は教育の場でも役立つと考えております。
たとえばアルバイトでやっていた塾講師の現場においては、子どもたちに世界の様々な文化や地理のことを話すことで、彼らの興味・関心を強く惹き出すことができました。
御校(御社)の教育環境においては、多様な背景を持つ人を対象にした活動も多く、自分のこういった経験が少しでも貢献・発揮できるのではないかと感じまして、志望いたしました。
このように、自分と相手の目的を照らし合わせたストーリーでアピールできると、「だからこの人はここに入りたいんだな」と、より明確に伝わるようになります。
自分の成長が、相手の目的に(または入学後・入社後の活躍に)つながることを、うまくアピールするようにしましょう。
ちなみに、これは志望動機だけに限らず、他の質問にも応用できるロジックです。
たとえば面接などで、「入社後(入学後)、どんなことを頑張りたいか」といった質問をされたら、
「なぜそれを頑張る必要があるのか、なにから頑張るのか」などの答えをストーリー調にしつつ、自分と相手の目的を重ねて伝えられると、良い印象を与えられるかと思います。
こんな志望動機はNG!
書き始めたばかりの人が書類に書きがちな志望動機が、こんな内容です。
「校風(社風)が良く、雰囲気が明るく、こんな素敵な環境で自分も学びたい(働きたい)と思いました」
これは一見明るい印象に見える志望動機です。
が、一般的な感想ならまだしも、選考においてはイマイチ。
なぜなら、
- 「校風(社風)が良いと感じたのはなぜ?」
- 「なぜ雰囲気が良いと感じた?」
- 「素敵な環境って、具体的には何が素敵なの?」
といったように、実に中身が薄い情報しかないためです。
ビーンズでは上記のような志望動機を「誰にでもいえる究極の一般論」と呼んで戒めています。
このような「究極の一般論」を見た瞬間に、面接官や採用担当者は、
見抜かれている•••
・この志望者は具体的な情報を持っていない。
・相手のことをよく調べていない。
ゆえに、どこの学校(会社)にも同じ志望動機を書いて使いまわしている。
・自己分析を真剣に取り組まなかったタイプ。
自己分析がしっかりできていないゆえに、自校(自社)と相性がいいか本人も分かっていない。
といったように、志望者が事前の調べ学習や努力、自己分析を怠っていることをズバリ見抜きます。
(ほとんどの面接官や採用担当者は、毎年、たくさんの志望者を見ているプロです。ちゃんと取り組んでいない人は、書類だけでも一発で見抜きます。)
自己分析や提出先の調査をせず、志望動機を一筆書きで作成してしまうと、最初の書類審査で落選してしまうかもしれません。
こうした「究極の一般論」を避けて自分だけの物語を語る重要性は、就活の書類選考に限った話ではありません。
大学の推薦入試のエントリーシートや、都立チャレンジスクール高校受験における志願申告書作成でも、表面的な言葉ではなく「なぜその学校なのか」を具体的に語れるかどうかが合否を分けます。
だからこそ、自己分析や相手の調査を怠らず、きちんと事前に準備を進めるようにしましょう。
【ポイント5】
エントリーシートはいきなり書き始めても大丈夫?
絶対に一筆書きはNGです。
必ず事前にパソコン等で納得いくまで下書きを完成させてから、清書に臨みましょう。
文章を修正・推敲するステップを挟むことが、結果的に作成時間を大幅に削る近道です。
ビーンズでは、エントリーシートにいきなり一筆書きをしてはいけない、と指導します。
なぜかといえば、いきなりエントリーシートに書きながら文章を完成させようとしても、これはとても難しいことだからです。
とくに、文章が得意な人ならまだしも、これまで作文やレポートを苦手としてきたタイプの学生・生徒さんが、いきなりの第一筆だけで文章を読みやすく完成させることは、ほぼほぼできないことです。
最悪の場合、書いては消して、書いては消して・・・を繰り返して、半日以上の時間が経過して、書類作成自体にウンザリしてしまうことにもなりかねません。
たとえば、業種や案件にもよりますが、プロの作家やライターさんであっても、文章を作成する時は「制作⇒校正⇒修正⇒再校正⇒修正⇒最終校正⇒完成」というように、必ず文章を校正する手順を踏んでいます。
文章の完成とは、これくらい気を遣わないと難しいものだからです。
よほど自信のある人でなければ、間違っても、いきなりエントリーシートに清書することは止めましょう。
ビーンズでは、エントリーシートの文章は、必ずパソコンなどで下書きして、完成原稿を先に準備しておき、エントリーシートに記入するのは、その清書の時だけ、と指導しています。
【ポイント6】
たくさんの企業や学校に応募するときの効率的な進め方は?
自己PRや長所など、他でも共通して使える内容は電子データで保存しましょう。
あらかじめ複数の文字数パターンでストックしておけば、応募・出願先が増えてもスムーズに引用でき、劇的な時短になります。
志望動機は相手(企業や学校)によって書き分けないといけませんが、経歴・自己PR・強みや長所などの項目は、エントリーシート全般に共通して書けることです。
パソコンやスマホなどで、完成原稿を電子データとして保存しておけば、今後はエントリーシートを作成するたびに引用するだけでOKとなります。
また、複数のところを受けるのであれば、自己PRなどを、200文字用、300文字用など、文字数制限ごとに準備しておくと、さらに時短が見込めます。
ちなみに一番やってはいけないことが、「完成したエントリーシートのコピー(写し)をすることなく提出して、自分の完成原稿を失ってしまうこと」です。
こうなると、またエントリーシートを作成する時や、のちの面接対策の時に、文章作成のやり直しとなってしまいます。
提出したエントリーシートの記録は必ず保存しておくように徹底しましょう。
番外編:エントリーシート/就活のお悩み
【番外編①】
エントリーシートをしっかり書いたのに、面接で悩むときは…?
エントリーシートをしっかり書いたからこその面接での悩みの筆頭は面接官から「たくさん質問される」です。
でも、それは面接官から志願者への期待・関心の表れなのです。
エントリーシートをしっかり書いたのに、面接でたくさん質問された……という悩みはあるあるです。
エントリーシートをしっかり書いた人ほど面接では、エントリーシートの内容について質疑応答メインの会話になりがちです。
しかし、ここで「なんで、こんなに質問されるんだろう。私、信用されていないのかな?」などと思う必要はありません。
その理由を説明します。
まず、就職活動の面接が大学入試や高校入試の面接と違うのは、「面接へ行く瞬間に既にあなたは書類選考は受かっている」と言う事実があります。
面接官は基本的に会社の中でも重要なポジションの人(偉くて、仕事ができる)が担当します。
とっても忙しい人です。
その超忙しい人が「(書類だけだけど)この人と一緒に働いたら楽しそうだな!」と、あなたのことを期待して面接に臨んでいるのです。
すごく大切なことなので念を押して伝えたいのですが…
超忙しい人である面接官は無駄な時間を過ごしたくありません。
面接だけで最低でも30分。前後の準備やメールも含めれば優に2時間以上は、すでに面接官はあなたために使っています。
そして、もし、あなたを採用しない場合、その時間は無駄になってしまいます……
だから面接官は、あなたが「一緒に働きたいなと思える人であってほしい」と願っています。
できれば不採用なんてしたくありません。
面接で色々なことをあなたに聞くのは、確証がほしいだけなんです。
(なんだか恋愛みたいになってきましたね……)
圧迫面接は、志願者であるあなたの「ストレス耐性」を面接官にチェックされているという、別の心構えをしておく必要がありますが本質は同じです。
「エントリーシートでは、この人イイなと思ったけど、この直感は本物なのかな?」
「本当に自分たちが一緒に働きたいと思える人なのかな?」
という不安から解き放たれて、安心したいから圧迫面接を(わざわざ)して、志願者のストレス耐性はどうかを確認しているのです。
そもそも「この人はウチの会社には向いていないな」とエントリーシートの段階で思っていたら、そこまでしません。
コラム:学校の成績が悪くても、採用試験の一本勝負で内定は決まる
その昔、バブルの頃は「有名大学にさえ入学しておけば就職は引く手あまた」という時代もありました。
しかし今は有名大学に所属していても、
会社から「うちの職場(会社)には合っていない」
と判断されたら不採用になってしまいます。
逆にたとえ学校の成績が悪くても、採用試験の一本勝負で内定が決まる人も少なくありません。
このように就職活動は、志願者の人間性と職場との相性が大きく評価される一面があります。
「大学に行って勉強さえしておけば、就活は大丈夫だろう」と考えている方は、考えを変えてください。
【番外編⓶】
エントリーシートをしっかり書いたのに内定をもらえなかったら?
エントリーシートも、就活全体も「相性」だと割り切ること!
就職活動において、「すべての会社から内定をもらえる人」というのは、いません。
たとえば同じ業界の会社をたくさん受けていても、「ここには受かったけど、他は落ちた」というケースは珍しくありません。
先ほど面接官は「今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか」を重視していると言いました。
私も経営者として採用・不採用を決めることがあります。
そのとき、最後に決断するときはその人の能力よりも(ましてや学歴よりも)
「会社の文化や雰囲気と合うか」
「今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか」
といった「会社と採用候補者との相性」の部分をみて、採用するかどうかを決断します。
ですから、一度、面接に失敗したからといって
「私の能力が足りないからだ」とか
「学歴が……」などと、悲観的になる必要はありません。
「この会社とは相性が悪かったんだな」と淡々と捉え、
その上で
「今回の面接では何がダメだったんだろう?」
「もっと伝えられる自分の魅力はなかったかな?」
と、次の面接に向けて自分自身へフィードバックをして、建設的に考えていくことが大切です。
エントリーシート執筆時 3つの心構え
- すべての企業から採用される人間はいない
- もし、面接官からエントリーシートの内容でダメ出しがもらえたら、それは貴重なアドバイス。次に活かしましょう
- もし、エントリーシートの内容をたくさん質問&圧迫面接されたら、面接官が自分ないしエントリーシートの内容に興味を持っている証拠。真に受けてはいけません
エントリーシートの書き方のコツまとめ/よくある質問
エントリーシートで必要となることは、自己分析、志望先の調査、国語力、書類のスピーディな作成(要領の良さ)、の4点です。
そしてこれらは、就活はもちろん、大学の推薦入試のエントリーシートや、都立チャレンジスクール高校受験における志願申告書作成でも全く同じように求められる能力です。
これらのポイントを参考に、ぜひ就活や受験の壁をスムーズに進めてもらえたらと思います!
エントリーシートの書き方のコツ 8カ条
- 志望先の調査と自己分析は必ずやる
- アピールしたいことは「逆境、努力、成功」のストーリーをつける
- 相手が欲しい人物像を想像しながら書く
- ストーリーは1テーマに絞って書く
- エピソードは具体的に要点のみ書く
- テーマに関係しない話はカットする
- 一筆書きはせず、下書きする
- 完成したエントリーシートの文章は保存して使い回す
都立チャレンジスクールの志願申告書対策
ご家庭でもできる志願申告書対策のポイント満載です!
いかがでしたでしょうか。
まずは上記のコツを実行するだけでも、かなりエントリーシート上級者に近づくのでないかなと。
皆さんのご健闘を祈ります!
よくある質問
-
1:本当に特技やアピールできる実績が何もない場合はどうすればいいですか?
-
特別な実績がなくても、日常生活の中で「自分が普通にやっていること」を見つめ直せば強みは必ず見つかります。
賞状や優勝経験などのスゴイ結果にこだわらず、自分が夢中になれたことやホメられた些細な経験を書き出してみましょう。こちらの動画の内容もぜひご参考にしてください
-
2:エピソードを盛り込みすぎてエントリーシートの文章が長くなってしまう時の削り方のコツは?
-
自分が一番主張したいメインテーマに関係のないエピソードは、思い切って大胆にカットしてください。
すべての情報を入れようとすると話の要点がブレてしまい、採用担当者から「説明能力が低い」とマイナス評価を受ける原因になります。
-
3:志望動機で「社風/校風の良さ」や「環境の雰囲気」をアピールするのはなぜNGなのですか?
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どこの企業/学校にも使い回せる「究極の一般論」に見えてしまい、志望先の調査や自己分析を怠っていると一発で見抜かれるからです。
なぜその社風/校風が良いと感じたのか、自分の経験や目的とどう重なるのかを具体的に語る必要があります。
-
4:パソコンでの下書きは、具体的にどの段階まで作り込むべきですか?
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誤字脱字のチェックはもちろん、指定の文字数ぴったりに収まる「最終完成原稿」になるまで下書きで推敲してください。
プロのライターでも何度も校正を重ねるため、いきなり本番の用紙に一筆書きをすると時間も労力も無駄になってしまいます。
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5:書類作成で組み立てたエピソードは、その後の面接対策にも役立ちますか?
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はい、書類の段階で「逆境→努力→成功」のストーリーを作っておけば、面接でもそのまま説得力のある回答ができます。
文章の軸と面接での発言が完全に一致するため、審査員に対してブレない自己アピールとなり、評価が格段に高まります。
家庭での子どもの接し方のヒントに……
また、ビーンズの授業や子どもへの接し方の方針をお知りになりたい方は以下の記事もご覧ください。
ご家庭でのお子さまへの接し方へのヒントがあるかもしれません。
セミナーの全体動画
本記事の内容を含む保護者セミナーの全体動画。保護者さまにお伝えしたい内容が、1時間を超えて詰まっています…!
ビーンズの考え方をある程度順序だててご理解したい保護者さまにオススメです!
親の見守り力
本記事の前提となる「親の見守り力」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
本記事も含め、どの記事に書いてある方針やアドバイスも『ビーンズメソッド』という”悩める10代”へのサポート方法に基づいています。
「ビーンズメソッドってなに?」という方は以下の動画をご覧ください。
✔ ビーンズへご相談
ご相談だけでも承ります。
状況改善へ向け一緒に考えていきましょう!











