「なぜか大学に通えない」 大学で急に不登校になった生徒を『学び治し』の授業で、無事に復学!

本記事では、2014年度に学習支援塾ビーンズを卒業した大学生Mさんの体験記を紹介いたします。

大学生Mさんの「学び治し」

入塾前に抱えていた問題

Mさんは有名大学の生徒さんだったのですが、気がついたら大学に通えなくなっていたそうです。高校時代まで不登校の経験がなかったので、「なぜ大学に行けなくなったのか自分でも理由が分からない」といった状態で、当人も保護者も、とても困っている状況でした。

学習支援塾ビーンズがMさんへ提供した授業

現状の整理がつかない時は「やりたいこと・やりたくないこと」を明確に整理する

「学校に通えない理由が自分でもわからない」こういう生徒に指導する際、学習支援塾ビーンズでは、まずは「やりたいこと・やりたくないことを整理するワーク」から取り組んでいきます。

Mさんの場合、まずは「やりたくないこと」を先に洗い出してもらいました。気持ちがマイナスになっている時は、「やりたいこと」より「やりたくないこと」のほうが浮かびやすいからです。ワークが終わってみると、Mさんは「やりたくないことって、こんなに多かったんだ」と自分の想定を超える結果に、少なからず驚いているようでした。

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じつは自分の抱える問題が分からない生徒というのは、珍しくありません。そもそも普段の日常において、自分の気持ちを客観的に整理できる人のほうが少ないからです。悩んだり立ち止まっている時は、まずは「自分の気持ちを正しく知る」ことが、現状を解決するための重要な第一歩となりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

自分の心が整理できたら将来の目標を固めていく

それから数回のワークを通して、講師との信頼関係が築けてきた頃、今度はMさんに「大学でなにをやりたいのかを明確にするためのワーク」に取り組んでもらいました。具体的には下記の手順です。

・自分が過去にやって楽しかったコト・つまらなかったコトを洗い出す
・当時、自分が抱いていた感情を一緒にメモしておく
・自分が未来にやりたいことを想像して洗い出す
・未来のことをやっている時の自分の感情を書いてもらう

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結果、Mさんは編集や経済の分野に関心があることが分かりましたので、その後は彼女の将来に関連する分野で実際に働く社会人の方をお招きして、センパイインタビューの授業を実施しました。

目標が決まったら自分の将来に関する情報を集める

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センパイインタビューでは、マンツーマンの対談形式で、仕事の話や、それまでに勉強したことなど、色々な話を交わしてもらうことで、Mさんに自分の将来を具体的に想像していってもらいました。

生徒の変化

Mさんの場合、将来の方向性を見つけると、とんとん拍子で復学の段取りが進みました。将来目指す分野に関連する大学講義やゼミの選別、具体的なスケジュール作成、科目登録など、すべて自主的に進めて、スムーズに大学へ通学するようになりました。

復学後の様子

授業が始まってからは、しばらくMさんの苦手としているレポート執筆のコツなどをサポート指導することで、順調に単位も取得していってくれました。その後も大学へ意欲的に通ってくれているようで、保護者様から度々、お礼のメールを頂けました。

担当講師の感想

半年ほど前までは、単位登録を全削除して不登校になっていたMさんでしたが、学び治しが終わってみると、それらはずいぶん昔のように感じられました。復学後、Mさんが大学の講義で「だれかをインタビューする」という課題が提示された時、自分できちんと段取りをして、学習支援塾ビーンズのことを意欲的にインタビューしてくれた姿は、とても頼もしく、また嬉しく思いました。

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