面接直前の準備について詳しくお伝えします!
就活・総合型選抜・都立チャレンジスクール対策に

こんにちは。ビーンズ代表の塚﨑です。今回の記事は「就職活動の面接」がテーマです。

就職活動では必ず面接が実施されます。

「人前で話すことが苦手…」
「緊張する…」
「何を話せばいいのか分からない…」
「いきなり質問されると頭が真っ白になる…」

こんな学生さんのために、本記事ではビーンズが大学生の就活サポートの中で指導している「面接のコツ」についてお伝えします。

今回の記事の「面接の直前にやってほしいことのリスト」は、大学の推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)都立高校チャレンジスクール入試の面接にも通じるコツですので、就活生に限らず、面接を控えている方へ読んで欲しいです。

就面接直前の準備について詳しくお伝えします! 就活・総合型選抜・都立チャレンジスクール対策に

なぜ、僕(塚﨑)から面接について、お話しするか。

それは僕自身が「面接する側と面接される側を両方同時にやっているから」です。

まず、会社のトップとして「面接する側」として、

そして、一参加者としてビジネスコンテストやアクセレータープログラムの面接(プレゼン)に挑戦する場合も多いです。

(ビジネスコンテスト・アクセレータープログラムの面接に挑戦する こんな感じ…)

そして、面接・プレゼンでは、めちゃ突っ込まれます。
イメージはこんな感じです。(外部記事へリンクします。「新しい「問い」を得て、さらに「自分らしい」スタートを切る。社会課題解決に取り組む起業家たちの成長」

面接する両面どちらも経験し続けているからこそ、皆さんへ伝えられることがあると思います。

【ポイント1】面接官と仲良くなることをイメージする!

面接の大事なポイントは、「面接官と仲良くなること」です。

面接官が見ているのは、
長く会社で働いてくれるか・すぐに辞めないか

今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか

一言でいえば面接官に「こいつと一緒に働きたいな」と思ってもらえれば、面接は突破できます!

大学の推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)や高校入試で面接対策でこの記事を読んでいる方は、「この生徒を学校に入れたら、学校が面白くなるな!」と面接官に思ってもらえれば勝ちだと思ってください。

面接官から「こいつと一緒に働きたいな」と思ってもらうためには……

「なんとなくだけど、こいつ、良さそうなやつだな」
「職場にいると真面目で明るそうだし良いかもな」
「根性ありそうだし、がんばってくれそうだな」

こんな風に思ってもらえたら、その面接は良い評価を得られます。

逆に、「こいつとは一緒に働きたくない」と思われたら、不採用となってしまいます。

面接官と話す時は「面接官と打ち解けたい」という気持ちを持って接することが大事です。

面接では、質疑応答メインの会話になりがちです。

しかし、ここで「なんで、こんなに質問されるんだろう。私、信用されていないのかな?」などと思う必要はありません。

その理由を説明します。

まず、就職活動の面接が大学入試や高校入試の面接と違うのは、「面接へ行く瞬間に既にあなたは書類選考は受かっている」と言う事実があります。

面接官は基本的に会社の中でも重要なポジションの人(偉くて、仕事ができる)が担当します。

つまり超忙しい人です。

その超忙しい人が「(書類だけだけど)この人(あなたですよ!)と一緒に働いたら楽しそうだな!」と、あなたのことを期待して面接に臨んでいるのです。

すごく大切なことなので念を押して伝えたいのですが、超忙しい人である面接官は無駄な時間を過ごしたくありません。

面接だけで最低でも30分。前後の準備やメールも含めれば優に2時間以上は、すでに面接官はあなたために使っています。

そして、もし、あなたを採用しない場合、その時間は無駄になってしまいます……

だから面接官は、あなたが「一緒に働きたいなと思える人であってほしい」と願っています。できれば不採用なんてしたくありません。

面接で色々なことをあなたに聞くのは、確証がほしいだけなんです。
(なんだか恋愛みたいになってきましたね……)

圧迫面接は、あなたの「ストレス耐性」を面接官にチェックされているという、別の心構えをしておく必要がありますが本質は同じです。

「学校の成績が悪くても、採用試験の一本勝負で内定は決まる」

その昔、バブルの頃は「有名大学にさえ入学しておけば就職は引く手あまた」という時代もありました。

しかし今は有名大学に所属していても、

会社から「うちの職場(会社)には合っていない」

と判断されたら不採用になってしまいます。

このように就職活動は、「人間性」が大きく評価される一面があります。

「大学に行って勉強さえしておけば、就活は大丈夫だろう」と考えている方は、考えを変えてください。

逆にたとえ学校の成績が悪くても、採用試験の一本勝負で内定が決まる人も少なくありません。

【ポイント2】面接は「相性」だと割り切ること!

就職活動において、「すべての会社から内定をもらえる人」というのは、いません。

たとえば同じ業界の会社をたくさん受けていても、「ここには受かったけど、他は落ちた」というケースは珍しくありません。

先ほど面接官は「今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか」を重視していると言いました。

僕も経営者として採用・不採用を決めることがあります。

そのとき、最後に決断するときはその人の能力よりも(ましてや学歴よりも)

会社の文化や雰囲気と合うか

今いる会社のメンバーと上手くやれるか・仲良くしてくれるか

といった「会社と採用候補者との相性」の部分をみて、採用するかどうかを決断します。

ですから、一度、面接に失敗したからといって

「私の能力が足りないからだ」とか

「学歴が……」などと、悲観的になる必要はありません。

「この会社とは相性が悪かったんだな」と淡々と捉え、

その上で

「今回の面接では何がダメだったんだろう?」

「もっと伝えられる自分の魅力はなかったかな?」

と、次の面接に向けて自分自身へフィードバックをして、建設的に考えていくことが大切です。

このことは、大学の推薦入試での面接でも一緒です。

会社と同じく、大学も「この志願者はわが校の文化や雰囲気と合うか」をチェックしています。

ゆえに、どんなにあなたが優秀だとしても「すべての大学から合格をもらえる人」はいないと思っています。

<ビーンズが伝えたい 面接の心構えのポイント>

・すべての会社・大学の面接で通過する人間はいない

・面接で採用されなかったとして「その会社との相性が悪かった」だけ

・もし、面接官からダメ出しがもらえたら、それは(めちゃ)貴重なアドバイスなので、次に活かす

・圧迫面接は、面接官が志願者のストレスに強いかどうかを測るためにわざとやってる。こちらは真にうけない

【ポイント3】面接の練習は「動画撮影して何度も見る!」


(写真のWEBカメラは高級品です。もっと安いカメラでも大丈夫!)

ビーンズでお伝えしている面接の練習方法に「動画撮影」があります。

できれば最初の面接をする前に、必ずやってみて欲しいことの一つです。

なぜかというと、ほとんどの学生が「自分って、こんなに印象悪いんですか……? 」と、ショックを受けるからです。

<面接練習を動画撮影して分かること>

・自分では愛想良くしているつもりが、とても無愛想
・自分ではしっかり話しているつもりが、声に覇気がない
・自分ではちゃんとした姿勢のつもりが、猫背
・話している途中で視線が泳いでいる
・突然の質問で困った時の動揺がすごい
・全体的に自信がなさそう

動画を一回見るだけでも、面接における問題点や修正点が明らかになります。

今はパソコンでもスマホでも、お手軽に動画撮影することができます。

家族や友人などに面接官をやってもらうよう協力をお願いして、ぜひ自分自身の面接の様子を映像化してみましょう。

……と言っても、皆、やらないんですよねえ(笑)

「自分が一生懸命喋っているところを動画を撮って後で見る」ということの恥ずかしさは100%理解するのですが、

僕は「自分自身が他人からどう見られているかを知らないまま」暮らしていくほうが恥ずかしいと思います

ですので、面接練習をする人へ練習の様子を動画で撮ることをお勧めするときは

「自分自身が他人からどう見えるかを知って、もし他人から見える自分の姿が、自分が表現したい自分らしさとズレていた場合、そのズレをなおせるので、よくないですか?」

と伝えています。

他にもいろいろなコツが、こちらの記事で紹介しています。都立高校受験での面接のコツとなっていますが、就活の面接でも大事なポイントばかりなので、ぜひ!

【ポイント4】面接直前準備 鬼十条!

面接前日~当日の心得を十箇条にまとめました。

<ビーンズ面接直前準備 鬼十条!>
一 前日までに会場までの行き方を調べ、なんなら会場へ実際に行く
二 財布には1万円(現金1万円の安心感が大事)
参 スマホはフル充電。予備バッテリーも持つ
四 印刷した地図も携行する(当日のスマホ忘れ、紛失用)
伍 緊急時の面接相手の連絡先を控えておく(遅刻した時のため)
六 面接会場には、1時間前につくよう予定する
七 タクシーを使うことを躊躇しない。タクシーの中なら練習もできる
八 会場に到着したら近くを散歩し、喫茶店へ。気持ちを落ち着けておく
九 もし会場に入れるなら、会場でトイレをする。アウェイ感が減り、落ち着ける
十 面接開始までの待ち時間は、話す内容やプレゼンの暗唱をして待つ。面接直前が一番伸びる!

【ポイント5】遅刻することも想定する

面接の日は遅刻をしないよう、一時間前行動を心がけて行動するようにします。

鬼十条に書いてある通り「面接会場には、1時間前につくよう予定する」「もし会場に入れるなら、会場でトイレをする」ができたらいいですね。

とはいえ、面接当日、時間ギリギリにダッシュで会場へ向かうような場面は必ずあります。(毎年見ます)

ダッシュするのは大丈夫ですが、焦りや不安で、面接の実力を発揮できづらくなると大変です。

そうならないためには、「遅刻することも想定」しておきましょう。

誤解を恐れずに言えば、「遅刻しそうになっても何も動じず、緊張せずに面接へ臨める状態」になっておくとよいです。

無断で遅刻は一番ダメ!です。
遅刻しそうになったら、どうするかのコツをまとめました。

①当日になって「先方の連絡先が分からない!」なんてことがないように、面接窓口の連絡先を事前にメモしておきます。

②「時間がヤバいな…」と思った時は迷わず連絡する。無断で遅刻が一番のリスクです。
仮に連絡して遅れなくても全然OK。マイナスにはなりません。

どころか「何かミスがあったら隠さずに言える人だな」と面接官の印象がアップする…まであります。

③遅刻せざるを得ない状況になってしまったら、最初は必ず電話連絡をします。
そして、潔く「遅れそうだ」ということと、何分くらい遅れそうかを伝えます。
電話だと連絡がつかない場合には、メールかチャットをします。

【ポイント6】遅刻はチャンス?

事前連絡をしてからの遅刻であれば、チャンスは残っています。

仮に残念な結果になったとしても、貴重な面接の練習として割り切ることもできます。

絶対に諦めないようにしましょう。

上記したように面接官は今まであなたへかけた時間を無駄にしたくない=本当は入社させたいのです。

たいてい「それなら到着時間はどれくらいになりますか」、「別の日に再度お願いします」など、リスケ対応してくれることが多いです。

面接官によっては、「遅れてきた学生が面接に来るなら、より詳しく人間性をチェックできるな」。

と(内心)意気込んで面接することすらあります。

なぜなら志望者が遅刻することで、面接官は以下のような志望者の本質を見るチャンスを得るからです

・志願者が仕事で失敗したとき諦めないか

・志願者が失敗を素直を認め謝罪できるか

・志願者が失敗したときに、ストレスに強いか

上記はどれも社会人としてとても大事な要素です。

社会人になると、遅刻や失敗をすることはたくさんあります。

面接で大事なことは、遅刻や失敗のストレスに負けて立ち止まらず、どう対応をして挽回するかです。

遅刻をしたら(しそうになったら)、あなたのストレス耐性の部分を見られていると覚悟して臨んでください!

大丈夫。まだチャンスはありますよ!

まとめ 面接へ向けたあなたへ

面接で大事なことは、「相手と打ち解けたい」と思う気持ちです。

が、それは思っているだけではダメです。

本当に相手と打ち解けたいと思いなら、身だしなみ、質問への受け答え、ちょっとした仕草、表情、話し方など、色んな場面で発揮される総合的な対話能力を磨く努力が必要です。
(社会人は、具体的な努力ができる人を好みます。)

面接は最初こそ緊張するものですが、自分自身で改善していく意識を持ちながら練習を繰り返すことで絶対に慣れていきます。

「ここはどうしても入社したい!」

と考えている本命の会社があれば、その日に向けたスケジュールを組んで、より本番に近い環境で練習しましょう。

繰り返しになりますが、面接は相性です。

たとえ失敗しても、「私は面接が苦手」、「何回やっても上手くいかない・・・」と落ち込む必要はありません。

落ち込むよりも、自分の練習風景を動画撮影をして、面接をしている時の自分自身を(恥ずかしいけど)見つめるところからスタートしましょう。

もし、自分では改善方法が分からないという方は、ビーンズでも応援できるので、ぜひご相談くださいね。

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