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学び治しの授業

土曜エンカレの授業紹介「問題解決の作法 ロジカルシンキングとは」

  • 土曜エンカレ

こんにちは! 学習支援塾ビーンズです。

今回の土曜エンカレでは、不登校・勉強嫌い・進路などの様々な悩みを持つ子どもたちに「悩みを解決するチカラ」を身につけてもらうための授業を実施しました。題して、「問題解決の作法 ロジカルシンキングとは」です!

特別講師に、合同会社政策支援で代表を務められている細川甚孝先生をお招きし、当塾、学習支援塾ビーンズの高田馬場教室までお越し頂きました。

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今回は、細川甚孝先生を中心に、塾長の塚﨑と学生講師の白倉先生がお手伝いして、生徒4人へゼミのような形式で授業を実施しました。

行政経営のプロに学ぶ「問題解決の作法 ロジカルシンキングとは」

講義の目的

本講義の目的は、「問題解決能力を学んでもらうこと」です。問題解決能力とは、すなわち「自分の抱える問題を自分で解決できるようになるための手段」です。

子どもたちは、幼い年齢ながらも様々な問題を抱えているものです。学校生活・成績や受験・運動の得意下手・流行や話題・友人関係に親子関係など・・・例を挙げていくと、キリがありません。

そんな時、「問題解決能力」の出番となります。複雑に絡み合った糸を一つ一つ丁寧に解きほぐしていくように、自分が抱えている悩みについて一つ一つ原因を探り、どのように解決していくのか・・・そのように具体的に考えていくために「ロジカルシンキング(論理的思考力)」というチカラが求められるのです。

講義では、生徒たちに、「自分の抱える悩みを解決するためにはどのような考え方をすればよいのか」を教えるところからスタートしていきました。

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悩みを解決するために必要なスリーステップの考え方!

問題解決において大事なことは、「考えてから行動すること」です。

ロジカルシンキングでは、物事を解決しようとする時、まずは三つの手順を踏んで考えます。具体的には・・・

1.「問題の全体を見渡す」
2.「原因の原因を考える」
3.「原因と結果を考える」

というスリーステップです。

1.「問題の全体を見渡す」

問題が起きたら、まずは感情的にならず、冷静になって一歩引いたところから問題の全体像を眺めるようにします。

2.「原因の原因を考える」

全体像を見ながら、発生した問題の原因がどこにあるのか、一つ一つ探していきます。

この時、細川先生がとくに力説していたのは「問題の原因は基本的に二つ以上ある!」ということでした。

問題の原因が見つかったら、その原因の原因は何なのか、さらに原因の原因の原因は・・・このように、次々に原因を考えていきます。「もう、これ以上掘り下げられない!」というところまで考えることが大切とのことでした。

3.「原因と結果を考える」

原因を考えつくした後は、その結果について考えます。

「どのような原因が基になって、その結果が生まれたのか」を考えていき、「どの原因が理由で問題となっているのか」を絞り込み、最も大きい原因になっている「正解の項目」を選んでいきます。

この時、細川先生は過去の原因を探るだけでなく、未来のシミュレーションをすることも重要だと教えます。なぜなら、「その問題を放置しておくと、それが原因になって将来的にどのような問題に繋がるか」ということを考えることにより「じつはこの問題は●年以上も放置しておくと本当にヤバイ・・・」といったことが分かるようになり、「いつまでに問題解決しないといけないのか」というタイムリミットが分かるようになるからです。

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問題の原因を特定したら「打つ手」を探す

スリーステップの手順を踏んで、問題を特定したら、あとは解決するために「打つ手」を探していきます。

「打つ手」を探す時は以下の手順で考えていきます。

・どのようにすれば原因を解決できるか考える
・自分で解決できる原因かどうか考える
・他の人の力を借りることで解決できる原因かどうか考える

ロジカルシンキングについて、一通りの説明が終わった後、細川先生は生徒たちに「ロジカルシンキング」を体感してもらえるように、みんなで楽しみながら取り組める形式のグループワークを実施してくれました。

「問題解決能力」を体感するワーク!

ワーク「猛烈サラリーマンの悩み」

最初に実施したワークがこちら。

彼女はいるが、このところ忙しすぎて、一緒に過ごす時間が取れていない。会いたいのはやまやまだが、時間がとれない。どうしたらいいんだろう?

上記のシチュエーションにおいて、どのように問題解決したらよいか、生徒たちに考えてもらいました。

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ワークでは、生徒同士で話しているうちに、ドンドンと手が進んでいき、真っ白な紙が次々に埋まっていきました。

ワーク「いけてる10代、いけてない10代」

本ワークでは、生徒たちに「いけてる10代」と「いけてない10代」について考えてもらい、その内容をグルーピングで分類して、まとめてもらいました。

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シートが完成した後は、生徒同士で互いに発表をして、みんなの考える「いけてる10代」と「いけてない10代」の情報を共有しました。

(本記事では省略しますが、他にもたくさんのワークを実施して頂きました!)

生徒たちの感想

最初、生徒たちは「問題解決能力」と聞いても、あまりピンときていない印象でした。

「一つの問題に二つ以上の原因って・・・? 原因なんて一つしかないんじゃないの? 真実は一つしかないんだし・・・」

ただ、細川先生の講義が進んでいき、生徒同士でグループワークをしていくことで、生徒たちの様子はすっかり変わっていました。

「自分の問題を目に見える形にすることの大切さを知った。これから悩みは紙に書きだそうと思う」
「今までは悪いことがあるとすぐイライラしていたけど、今度から原因を考えつくすことをやってみます」

生徒たちの声を聞いていると、今回の授業をやって本当に良かったと思いました。

細川先生が講義で伝えたかったメッセージ

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細川先生は生徒たちへこう語ってくれました。

「自分が抱える問題を客観的に捉えて解決できるようになることは21世紀を生きる上で、とても大事なチカラです。自分の抱えている問題も、他人の抱えている問題も、どちらも客観的に捉えることができれば、お互いの関係性も客観的に捉えることができるようになっていきます。

もし自分と異なる考えの人がいても、お互いに妥協できる点や、お互いに協力しあえる点を考えることができれば、お互いに仲良く過ごすことができます。

君たちが社会に出る頃、未来の社会には今よりも様々な問題が数多く存在していますが、「社会」という大きく複雑な壁を前にしても、今日の授業で伝えた「問題解決の作法」を使って、ひとつずつ解決の糸口を見つけていって、充実した人生を過ごせるようになってもらえればと思います。」

まとめ

今、本ブログ記事を読んでくれている方の中にも、様々な問題を抱えて悩んでいる方がいるかと思います。

そんな時は、ぜひ本記事に記載している「ロジカルシンキング」を試してみてください。ロジカルシンキングは、どんな悩みに直面していても、分野を問わずに使えるテクニックです。

ずっと頭の中で悩み続けていても変わりません。まずは、紙を持ち出して悩みを書き出すところから始めてみましょう!

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