将来のための第一歩! テスト勉強の前に必ず知っておいて欲しい「段取り力」の話

こんにちは! 学習支援塾ビーンズです。

今回の記事では、テスト勉強に取り組む前に必ず知っておいて欲しい「段取り力」の話をさせて頂きます。

将来のための第一歩! テスト勉強の前に必ず知っておいて欲しい「段取り力」の話

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段取り力とは

学習支援塾ビーンズでは、段取り力のことを「夢を明確にし、長期的な目的を定めて、今やるべき目標について優先順位をつけて決定する能力」と定義づけています。

たとえば仮に、「将来の夢は料理人になりたい」と考えたら、「自分が何歳の時に店を出すか・自分がどのタイミングで料理の勉強を始めるか」など年単位の長期的な目的を定め、その目的を達成するために「今は家庭科の授業をがんばる・家の炊事を毎日手伝う・自分で店の会計をできるように簿記の勉強をやっておく」など、今やるべき目標を決めて順番に準備を進めていく、といった話です。

学習支援塾ビーンズでは、指導方針として、生徒にいきなりテスト勉強を押しつけることはせず、「自分の将来の夢を考える⇒自分がどのような進路に進むべきか考える⇒今、勉強やプライベートにおいて本気でやっておかないといけないことを考える」というように、まずは段取り力から意識して身につけてもらえるように授業を進めています。

これは、生徒に「親や学校に無理矢理やらされている勉強」という意識ではなく、「自分が将来生きるために必要な勉強」という意識に変えてもらい、自分自身で納得してから勉強に取り組んでもらうためです。

段取り力が必要な理由

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段取り力は、中学・高校・大学などの学生生活はもちろん、大人になった後の社会人生活に至るまで、年齢を重ねるごとに「切実に」必要となってきます。

■中学時代に必要な段取り力
中学生になると部活や定期テストで忙しくなり、「何を優先して行動するべきか」考えて動く必要があります。また義務教育の終わりになる3年生になると、自分で初めて進路を決めないといけない状況を迎えます。事前に段取り力を持って考えないと、自分がやりたいことが分からないままになって、進学後に困ったことになる可能性があります。

■高校時代に必要な段取り力
基本的には、部活や定期テストなど、一年間に発生するイベント自体は中学生と一緒なのですが、学校が地元から離れたり、勉強内容や学校行事の難易度も上がったりして、生活スケジュールはさらに大変になります。

また、大学や専門学校など、高校卒業後の進路決めは中学時代よりもずっとハードルが高く、段取り力を持って自分のやりたいことを明確にしていないと、なかなか選ぶことも難しくなってしまいます。

さらに、「本当は自分がまったくやりたくないのに合格したから仕方なく通学する」というように、なんの計画性もなく行動していると、やがて大学に通ううちに「自分は何のために大学へ通っているんだろう」という風に不登校になってしまう危険性もあります。

■大学時代に必要な段取り力
大学生にもなると、基本的には毎日、自分の時間をどのように使うのか、自分で決めないといけません。一年間に取得する単位数や時間割はほとんど自由に組めますし、空いた時間も自由に決められます。逆にいうと、その時までに「自分で物事を決めて進めていくチカラ」を持っていないと、ただ浪費するように大学生活を終えてしまうことになります。

そして、段取り力がないと最も困るのが「就活」です。エントリーシートの記入を始め、試験・面接など、これらはすべて段取り力が必要とされます。

「段取り力」がある人はより自分の働きたい環境や動機(夢、目的)を明確にして、さまざまな企業を検討した上で、効率よくスケジュールを組んで行動し、選考を進めて、内定に至ります。しかし、「段取り力」がないと、企業を選ぶ段階からつまずき、場当たり的な就職活動をしてしまいがちなので、なかなか内定が決まらない状況に陥りやすいです。(最悪は、決まらず、就職浪人という可能性もあります。)

■社会人時代に必要な段取り力
仕事は、まさに段取り力の上にすべてが成り立つものです。くだけた部分では、職場の飲み会などの幹事業に始まり、業務においては打ち合わせ・作業などのスケジュール調整、プロジェクトの管理、タスク管理、メール管理、ドキュメント管理、営業管理、顧客管理・・・職種によって様々に違いはあっても、すべての業務において「ゴールを決めて効率よく手順を踏んでいく」という、段取り力が絶対に必要となるのです。

段取り力は「できれば中学までに身につけておいて欲しいチカラ」

前項で説明しましたように、段取り力は、年齢を重ねるごとに求められる度合いがドンドン強くなっていきます。そのため、段取り力を意識して身につけていく習慣をつけるのは、早ければ早い方が良いのです。

そのため、学習支援塾ビーンズでは、段取り力を身につけるベストなタイミングとして、できれば中学生までには習慣づけて欲しい、と考えています。中学生・高校生・大学生となって、「いつも進路選択に悩んだり、忙しい日々に悩まされる」のではなく、早い段階から「進路選択は悩まず、忙しい日々を充実させる」というように安心した毎日を過ごして欲しいからです。

・・・少なくとも高校時代までには段取り力を必ず身につけておかないと、様々なことが準備不足となってしまい、のちのち大変なことになってしまいます。

学習支援塾ビーンズで「段取り力」を教えるタイミング

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学習支援塾ビーンズで、「段取り力」を教えるタイミングは、生徒の個人差もありますが基本的な方針として、「生徒と講師が信頼関係を築き、生徒の様々な不安が落ち着いて自尊心が少しずつ整ってきた頃」と決めています。

理由としては、生徒の心が緊張したままだと、いくら段取り力を教えようとしても、そのための思考ができませんし、いきなり赤の他人が「自分が将来やりたいと思っていることを教えて」と聞いたところで、生徒が本当に思っていることを言葉にはしてもらえないためです。

学習支援塾ビーンズでは、具体的には下記のように授業進行をして、段取り力を指導していきます。

学習支援塾ビーンズが段取り力を指導するタイミング

・生徒と講師が信頼関係を築くよう、話し合ったり、オリジナルワークを実施したりする。

「生徒の自尊心を回復するワーク」と「生徒の「普通」への先入観を外すワーク」を実施して、「生徒の認知をポジティブに切り換える」ように指導する。(※)

段取り力を指導していく。

生徒の心のケアをする授業については、他のブログ記事で紹介していますので、ご興味のある方は、ぜひご一読ください。

段取り力を身につけるためのオリジナルワーク

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学習支援塾ビーンズでは、生徒へ段取り力を指導するため、オリジナルのワークを用いて、楽しく授業をしています。ご興味のある方は、ぜひご一読ください!

まとめ

「段取り力」を身につけることで、子どもは進路選択や勉強の計画建てをするだけでなく、今後の自分の人生を切り開くチカラの基礎を持つことができます。

自分の子どもが、うまく将来を思い描けていないように感じる保護者様、自分がどうしたらよいか分からない学生さんは、ぜひ学習支援塾ビーンズにご相談ください!

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