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学び治しの授業

土曜エンカレの授業紹介「受験の面接対策! 相手の気持ちを掴むテクニック講座」

  • 土曜エンカレ

先日の土曜エンカレでは、生徒たちの受験のため、面接対策を行いました。

特別講師には、合同会社政策支援で代表を務められている細川甚孝先生をお招きしました。

面接対策! 相手の気持ちを掴むテクニックとは

面接対策 学習支援塾ビーンズ

授業の目的

今回の面接対策のテーマは「響く対話・響かせる対話」です。参加した生徒は、都立チャレンジスクールや大学AO入試など、これから面接試験を控える受験生たちでした。

面接は、入試において自分をアピールする絶好のチャンスです。質問に対し、なんとなく答えて、なんとなく面接を終えるのでなく、面接官の気持ちを掴む受け答えをするためにはどうしたらよいのか、授業の中で一緒に考えていきました。

今回のエンカレで講義したこと

面接対策 学習支援塾ビーンズ

冒頭の講義では、細川先生より、面接のポイントを説明していただきました。

面接のゴールとは
・面接では、相手に「そうだよなぁ」と納得させることが一つの目標

面接官にビビったらダメ!
・面接官一人が合否をすべて決めるわけではない
・面接官はあくまで質問、記録、採点の役割を全うする人
・最終的な合否は、面接試験の後、受験生全員の評価点を並べて決まる
・だから、必要以上に面接官を恐れなくて良い

受験生の中には、「面接官の前で一つでもミスをすれば不合格になってしまう」と、極端な考えを持つ子もいます。しかし、実際には、面接官が合否の決定権を持つわけではありません。

そのため、必要以上に緊張したり、小さなミスを気にすることなく、リラックスして余裕を持って面接に臨むことが大事だと、生徒たちへ伝えていきました。

今回のエンカレで実施したグループワーク

グループワークでは、面接について、さらに理解を深めていくための取り組みをしました。詳しくは以下の通りです。

【ワーク1】 面接とは何なのか考えてみる!

面接対策 学習支援塾ビーンズ

本ワークでは、生徒たちに、受験生以外の視点から面接について考えてもらいました。具体的には、面接に関わっている人たち(例えば、校長先生など)のことを想像したり、面接官と受験生の両方の目線から面接について考えることで、面接全体の仕組みについて理解を深めてもらいました。


【ワーク2】 質問の意味について考える!

面接対策 学習支援塾ビーンズ

面接において重要なことが、「面接官の質問の意味を知ること」です。これができるかできないかで、相手の気持ちを掴めるかどうか、大きく変わってきます。本ワークでは、生徒たちに面接官の質問リストを渡して、なぜ面接官はこういう質問をするのか、その意味や理由について考えてもらいました。また検討する際は、ロジカルシンキングの因果律のテクニックなどを用いながら、「なぜ? どうして?」と、面接官からの質問について、ひとつひとつ考えていきました。そして、「面接官の質問の意味」を具体化していきました。


【ワーク3】 面接官を演じてみる!

面接対策 学習支援塾ビーンズ

最後のワークでは、生徒同士でペアになり、面接官役と受験生役にわかれ、それぞれの役割を交代しながら、実際に面接官を演じてもらいました。ワークの進め方としては、面接官役の生徒には「自分の質問に対して知りたい答えが返ってくるかどうか」をチェックしてもらい、受験生役の生徒には「相手が求めていそうな回答」を推測しながら答えるようにしてもらいました。その後、お互いの採点をしてみると、「同じ質問であっても面接官(演じている生徒)ごとに採点の基準が違う」など、色んな発見がありました。

面接対策は、面接官について想像するところからスタート!

グループワークを通して、生徒たちに体感して欲しかったことは、面接対策のスタートというのは、じつは「相手(面接官)についてシミュレーションすることから始まる」ということでした。

たとえば、仮に『大食い高校』と『ビューティー高校』の面接試験があったとします。「一日にゴハンをどれくらい食べますか?」という質問がされたら、二校の面接官が求めている答えは同じではありません。『大食い高校』の面接官は、「たくさん食べますし、おかわりは必ずします!」といった答えを快く思いますが、『ビューティー高校』の面接官は、「美容のために必要最低限のカロリーになるよう意識してコントロールしています」などの答えを求めます。

このように、同じ質問であっても、その答えは相手(学校や面接官)によって大きく変わってしまいますので、面接官の気持ちを掴む受け答えをするためには、まずはきちんと相手についてシミュレーションをすることが欠かせないのです。

(質問を丸暗記して、自分の言いたいことだけ話すような面接対策では、場合によっては空回りしたり、的外れな答えになってしまうので、要注意です。)

生徒たちの学び

面接対策 学習支援塾ビーンズ

色んな目線から多角的に面接を考えていくことで、それぞれに理解を深めていったように感じました。たとえば、面接の些細な言い間違えはそこまで気にしなくても良いと気づいたり、練習する時にはどういう点に力を入れたら良いのか分かったり、また、面接官になりきる体感的なワークを行ったことで、「質問する側って、こういう気持ちになるんだ」と、面接官の心理についても学ぶことができたようです。

塾長・塚﨑から一言

これまで生徒たちは、「面接では、ありのままの自分を出して評価されることが大事」と思っているフシがありました。

しかし、面接において大事なことは、「学校や面接官が受験生に何を求めているのか考えて、その生徒像に自分があてはまっていること(がんばっていこうとしていること)をうまくアピールすること」です。

これは普段の日常会話でも大事な心構えです。たとえば家庭において、親が「今日の晩御飯は何が良い?」と質問して、子どもが「とびっきりの高級ステーキ。それ以外はマズイから食べたくない」と答えたとします。そうすれば親はよい気持ちにはなりません。なぜなら、この答えは、"相手のことを一切考えずに、ありのままの自分を出した答え"だからです。

「相手が求めている答え」を差し出すためには、まずは相手の気持ちになって考えることが欠かせません。生徒たちには、これから面接の準備をするにあたって、まずは「相手を想像」するところからスタートして、きちんと「相手の求める答え」を考えていって欲しいと思います。

参考:スライド資料の紹介

今回の授業で使ったスライド資料を掲載しました。
ビーンズの面接対策に興味のある方は、ぜひトライしてみてください!

(スクロールして閲覧可能です。)

※注記
web公開していますが、著作権の放棄はしていません。資料の内容を利用し、ワークショップを開催することは禁じておりませんが、ご利用される場合、必ずご一報いただけるよう、お願いいたします。

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