ビーンズが取り組むチャレンジスクール対策について 第3回チャレンジスクール合格の鍵

学習支援塾ビーンズでは、進学対策の一つとして都立「チャレンジスクール」対策に取り組んでいます。
詳しくは、全3回にわたって連載する記事「学習支援塾ビーンズが取り組むチャレンジスクール対策について」で、ご案内しています。
最終回となる第3回目の本記事では、チャレンジスクール用に取り組んでいる学習支援塾ビーンズの指導・対策について、ご案内します。
ビーンズのチャレンジスクール対策(第3回)
学習支援塾ビーンズで最初に指導することは「自尊心の回復」!

学習支援塾ビーンズでは、チャレンジスクールの受験対策において、
まず最初に生徒たちの「自尊心の回復」をしてもらうところから授業を始めていきます。
自尊心とは、すなわち「ありのままの自己を尊重し受け入れる」という姿勢のことです。
なぜ、チャレンジスクール試験で自尊心の回復が必要なのかといえば、それは「自尊心を回復しないと、子どもは自分の将来を考えることができないから」です。
チャレンジスクールの試験である志願申告書・面接・作文の選考すべてに共通してい評価項目はなにか。それは…
つまり、チャレンジスクールを受験する生徒は、必ず最初に自分の将来のことを考えなくてはいけないのです。
しかし、不登校などの過去を持つ子どもたちにとって、自分の将来を考えるなんてことは、とても難しいこと…
挫折経験を持つ生徒の多くは、総じて将来や自身についてネガティブな思考になっていやすく、受験だからといって「将来のことを考えろー」と言われても、すぐには前向きな想像はできません。
そのため、志願申告書では書き悩み、作文では自分の考えを思うように書けず、
面接では口ごもり、黙ってしまう場合が想定されてしまいます。
もしかしたら、通常の科目(英・数・国など)で受験するより、チャレンジスクールの入試のほうがよっぽど高いハードルのように感じてしまう生徒もいるかもしれません。
また、そんな状態の子どもに向かって、「もう他に受ける学校がないんだから!」と煽り、将来のことを無理強いして考えさせたところで、ますます状況は悪くなるだけです。
不登校・中退などの経験を持つ生徒のために存在するチャレンジスクールですが、
子どもが過去の挫折経験をひきずってマイナス思考のままでいると、志願申告書・面接・作文どれも難易度が跳ね上がります。
では、どうすれば良いか。
繰り返しになりますが、学習支援塾ビーンズではチャレンジスクール対策の最初は「自尊心の回復」と提案しています。
自尊心があれば将来のことを考えやすくなる

自尊心の回復は、チャレンジスクールの入試のみならず、そもそも不登校・ひきこもり・勉強嫌いを根本的に改善するために必要なことです。
自尊心を回復し、子どもたちが今の自分自身のことを受け入れて、
「だめな自分でも良いところはある。今はだめでも、ちゃんとがんばっていけばいいんだ。自分なら大丈夫だ!」
と自信を持っていくようになると、あらゆる物事について前向きな考え方を持てるようになります。
子どもだけに限らず、人は自尊心が高まり、自分に価値があると思えて初めて物事(自分の将来)を明るく考えることができます。
また、自分に価値があると思えてくると「失敗しても次うまくいけばいい」とり切り替えが早くなります。
あらゆる場面において、良い意味での開き直りができるようになります。
つまり、自尊心の回復は、挫折経験からの立ち直りに絶対に欠かせないポイントなのです。
自尊心を回復した後のチャレンジスクール対策

自尊心を回復した後は、子どもたちに自分の気持ち・想いを始め、将来の夢・目標について考えてもらいます。
ここで考えたことをまとめ、チャレンジスクール志願申告書のネタとするのです。
子ども達はチャレンジスクール志願申告書のネタ探しとして、
自分の過去を棚卸しし、自分の将来を考え、そのことを文字やイラストなどの情報に落とし込みます。
またその内容を講師や他の生徒たちにも発表してもらいます。
こうして、自然とチャレンジスクール入試に必要な基礎的な力を獲得していくことになります。
チャレンジスクール志願申告書・面接・作文の対策
1.チャレンジスクール志願申告書

チャレンジスクールの試験において、最も低い配点になるのが「志願申告書」です。
しかし、点数が低いからといって軽視してはいけません。
志願申告書の内容をしっかり書き込むことは、その先の面接・作文対策にも繋がります。
志願申告書に書く内容は、生徒が面接で答える内容や、作文で書く内容の原型になるのです。
とくに面接では、志願申告書と似た質問をされることが予想されます。
ですので、「自分の想い・考え」をきっちり仕上げておくと、面接をスムーズに受け答えすることが期待できます。
チャレンジスクールの志願申告書はチャレンジスクール受験全体の土台なのです。
しっかりした志願申告書を作成しておければ、自然と合格の可能性は上がります。
一方で、志願申告書は「将来のことを前向きに考える力」が求められる書式ですので、子どもが以下の状態だと、志願申告書の内容を書くことはかなり苦戦します。
その場合、心のケア~信頼関係の構築などの"学び治し"に時間をかけて、生徒の自尊心を回復させないと、そもそもの前向きな気持ちを持つことができないからです。
補足
子どもの悩みが深ければ深いほど、出願時期直前になって慌てて取り組むと大変な苦労をします。
チャレンジスクール受験を決めたら遅くても出願時期の2~3ヶ月前にはご相談頂きたいと、ビーンズではお願いしております。
2.チャレンジスクール作文対策について

学習支援塾ビーンズでは、いきなりチャレンジスクールの過去問をもってきて、作文を書かせることはしません。
チャレンジスクールの作文指導では、最初に生徒が興味を持っていて答えやすそうな話題を基にした問題を作り、そのオリジナルの作文問題について少しずつ取り組んでもらいます。
字数は短く設定し、自分の考えを筆記することに慣れていってもらうことに注力します。
それから講師が添削を繰り返し、都度、文章作成のポイントを伝えていきます。
何度も書き直してもらうことで、作文の技術を習得してもらいます。
そうして生徒が文章作成にある程度慣れてきたら、チャレンジスクールの過去問を実際に解き始めます。
チャレンジスクールの作文検査には一定の傾向・対策がありますので、ビーンズに在籍する生徒には、そのノウハウも徹底的に指導します。
チャレンジスクールの作文対策は書いた量がモノを言います。後半戦はハイペースで書き進めてもらいます。
3.チャレンジスクール面接対策について

チャレンジスクールの面接で大事なことは、以下の通りです。
とくに、チャレンジスクールの面接で重要なことは「熱意」です。
どんな質問にも、とにかく熱い思いを持って、元気よく回答することが重要です。
(学生の面接ですので、多少のマナー違反を気にし過ぎて萎縮するより、とにかくエネルギーのある生徒と思われた方が、高評価です。)
ただし、元気よく振舞うためには、入念な準備・対策が欠かせません。
なぜなら、チャレンジスクール受験の面接では、「その知識を事前に知っていないと答えにくい設問」が多いためです。
「自分の長所や短所、チャレンジスクールのこと、将来のこと、他人との関係性」など、それぞれの項目について自分の考え・知識を持っておき、その上で、相手に伝わりやすいように発言・表現するチカラが求められます。
とくに不登校などの質問は想定されますので、どうして不登校になったのか、そのきっかけや経緯などもちゃんと把握して、その改善のために取り組んでいることなども、カンタンでいいので、言葉で説明できるようにしましょう。
生徒自身が「昔は大変なこともあったけど、今は前向きな状態」になっていないと、難しい質問が多いため、繰り返しですが、自尊心を回復させるなどの状況改善をしておくことが大事です。
学習支援塾ビーンズでは、日頃からグループワークなどで、人前での発表や意見交換などを習慣づけて、生徒が自然と対話できるように指導しています。
また、面接日などが迫った時は、必ず事前にシミュレーションを実施して、言葉だけでなく、生徒の仕草や姿勢、表情や熱意なども含めた対策にも取り組んでいます。
保護者さまへのメッセージ
チャレンジスクールは簡単ではない!
「チャレンジスクールなら、内申もテストも必要ないから合格もカンタンだし大丈夫!」と安易に思わないように気をつけてください。
保護者さまには厳しい現実ですが、前述しましたようにチャレンジスクールは倍率が高く、
また熱意や自主性が発揮されなければ不合格になってしまうケースも十分に考えられます。
結局、通常の受験と同様、(生徒によっては通常の勉強以上に)
ちゃんと努力しないと合格はできないのです。
(事前に準備しておくべき内容は、これまでに説明してきた通りです!)
チャレンジスクール受験の第一歩は「体験入学・説明会」から!

チャレンジスクール各校では、毎年、夏に体験入学・説明会を実施しています。
まずは実際に参加してみて、自分の目で見学し、しっかりと雰囲気を掴んでもらうことが一番です。
また、事前に学校の景色を見ておくことで、面接試験の時の緊張を少し和らげることも期待できます。
もし、お子さまが本当に嫌がっていたら保留にするべきですが、「行ってみてもいいかな・・・」と少しでも前向きに思っているようでしたら、保護者さまが薦めてみても良いかと思います!
チャレンジスクール受験の注意事項
保護者さまがすべての準備をしてしまわないこと
一点、チャレンジスクール受験では保護者さまに気をつけて欲しいことがあります。
それは、保護者さまがチャレンジスクールの調査や手配をすべてやらないで欲しいということです。
チャレンジスクールは、その性質上、学校の教師・支援団体のスタッフなどによって、不登校や中退経験を持つ生徒さんの進路先に提案されるケースが多いです。
そして、保護者さまはチャレンジスクールのことを調べていくうちに、「ここなら子どもが伸び伸びと学校生活を送れて無事に卒業できるかも!」と魅力的に感じて、お子さまに対してチャレンジスクールの進学を強く薦める可能性があります。
ただ、この時に、お子さまと話をしないと危険信号です。
なぜなら親が強くプッシュすれば、子どもは「もう、ここしかないのかなぁ・・・」と思い、また必死になっている保護者さまの熱意(気持ち)を汲んで、
保護者さまが思っている以上に子どもが気を遣い、空気を読んだ風にして、チャレンジスクール進学を表向きだけ受け入れたように「うん、わかった」と返事する可能性が高いからです。
このような「じつは進路先として望んでいない状態」でチャレンジスクールの受験をすると、生徒の自主性が発揮されず、その偽った心中を面接官に見抜かれてしまい、結果として試験に落ちてしまう危険性があります。
チャレンジスクール進学では、生徒の自主性が最も重要ですので、保護者が一方通行のように無理強いしても進学は難しいです。ぜひ気をつけるようにしてください。
チャレンジスクール受験の準備はお早めに!
チャレンジスクール受験は、いきなり受けて合格できるものではありません。
志願申告書・作文・面接といった、難しいハードルをクリアする必要があり、これらの対策にしっかりとした準備が必要だからです。
試験時期の秋冬になってから慌てて駆け込もうとしても生徒の状況次第ではかなり難しいことが多く、
遅くても夏(8~9月)にはスタートしないと厳しい状況になってしまいますので、気をつけて欲しいと思います。
詳しくはこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
まとめ
チャレンジスクール受験のまとめ記事、いかがでしたでしょうか。
なによりも大事なことは「生徒が自分のことをちゃんと考えて、熱意と自主性を発揮すること」です。
ぜひ、早めの対策をして、明るい未来に向かって準備していってもらえたらと思います!
ご家庭でのお子さまの接し方のヒントに……
また、ビーンズの授業やお子さまへの接し方の方針をお知りになりたい方は以下の記事もご覧ください。
ご家庭でのお子さまへの接し方へのヒントがあるかもしれません。
親の見守り力
本記事の前提となる「親の見守り力」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
ビーンズのサポート方針
こちらの記事では「ビーンズの授業方針」を詳しく解説しています。
本記事も含め、どの記事に書いてある方針やアドバイスも『ビーンズメソッド』という”悩める10代”へのサポート方法に基づいています。
「ビーンズメソッドってなに?」という方は、まずコチラの動画をご覧ください。
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などの各種メディアで著名な花まる学習会代表 高濱正伸先生、教育ジャーナリストおおたとしまささん
このお二方とビーンズ塾長の長澤が、”悩める10代”の現状、そしてビーンズメソッドの考え方について講演したときの様子です。(ダイジェスト版)
また、おおたさんには、「ガラスの十代のトリセツ/ビーンズメソッドに学ぶ」と題し、ビーンズメソッドの基本的な考え方についてお話しいただいています。
そして、ビーンズも取材いただいた『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』(集英社新書)。
さらに、講談社FRaUさんでは、ビーンズメソッドのエッセンスを端的にまとめていただきました。こちらもぜひご覧ください。

『10代の心をフリーズさせるもの…不登校専門塾が教える「大人がやってはいけない」こと』
『生きる重荷を軽くしたい…不登校専門塾が提案する“子どもを幸せにするための法
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