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ご家庭で不登校の中学生・高校生の子どもの自尊心・自信を回復するコツ

学び治しの授業

こんにちは! 「不登校・勉強嫌いの子どもたちのための塾」ビーンズの副代表・長澤です。

今回は、学習支援塾ビーンズの授業コンテンツの一つ「自尊心を回復するワーク」について紹介しつつ、

ご家庭で不登校の中学生・高校生のお子さんの自尊心や自信を回復させるコツ」について、お伝えしていきます。

(本記事は2016年6月19日に公開した内容を長澤が加筆し、公開しています)

学習支援塾ビーンズは東京の真ん中、飯田橋にある「不登校・勉強嫌いの子どもたちの塾」です。

中学・高校生を中心とした50名以上の生徒とその保護者さまに、個別指導・居場所サービス・保護者相談制度などを提供しています。

・楽しい雰囲気でやりたいことを見つけたい
・進路を決めて、勉強を頑張りたい
・優しい雰囲気の中で悩みを話したい
・友達と思い切り“青春”したい

そんな生徒たちを積極的に受け入れています!

一言では説明しきれないので、「ビーンズってどんな塾なの?」と詳しく知りたい方は、コチラをどうぞ!(新しいタブで開きます)

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ご家庭で不登校の中学生・高校生の子どもの自尊心・自信を回復するコツ

ビーンズへ通う不登校・ひきこもり・勉強嫌いになっている中学生・高校生たちの多くが、

今の自分はダメな存在」なんだと感じています。

自分に価値はなく、どうせ自分はなにもできない

状況はなにも改善しないのだから、何も努力しない(できない)

というような、過度にネガティブな思考になっている場合もあります。

この状態をビーンズでは“自尊心がなくなった”状態と定義しています。

ビーンズの考える「自尊心がある状態」とは、「ありのままの自分を尊重し、自分で受け入れる」という状態です。

(なお、ビーンズの“子どもの自尊心の回復”について考え方は、こちらの記事もお読みください)

一方で「本当の自分はもっと“ふつう”にできる、きちんとした人間なんだ」という想いも抱いています。

(子どもたちが考える“ふつう”については、「中学生・高校生が口にする「ふつう」とは?」もご覧ください)

自己否定・自己卑下はするのだけれど、同時にプライドが高く、高い理想を持っているということです。

この状態だと、「高いプライドからくる高い理想」と現実との大きな落差に耐えきれなくなってしまい、自己否定・自己卑下を繰り返してしまいます。

結果として、

進路選びの思考をストップさせてしまったり……

状況改善の機会はあるのに、それへ手を伸ばすことができなくなってしまったり……

という状態になります。

自尊心の回復とは「今の自分が大丈夫な存在なのだ」と認識すること

人によっては自尊心を上げるというと、

完璧な自分を目指す

というイメージも持っている方もいると思いますが、ビーンズでは「今の、ありのままの自己を尊重し受け入れる」という意味と定義しています。

さて、お子さんに

今の自分は不登校・勉強嫌いだけど、まあ大丈夫
自分にも価値はあるかも……
何もできてない!ってのは思い込み過ぎかも……

と、自尊心を回復してもらえるようにはどうすればいいか。

ビーンズでは以下の3つのポイントがあると考えています。

【ご家庭での自尊心の回復方法】

①ご家庭を「絶対安心の場」にする

②子どもが仲間をつくり、集団の中で成功体験を積む

③子どもが自己認知を変えていく

この際、できるだけ①→③の順で、実施していただけるといいなと思います。

特に、“①ご家庭を「絶対安心の場」にする”は、

ぜひ、お子さまの自尊心回復のために取り組んでいただきたい内容です。

“①ご家庭を「絶対安心の場」にする”については、「ご家庭を「絶対安心の場」にする意義について」をご覧ください。 

また、“②子どもが仲間をつくり、集団の中で成功体験を積む”については、

居場所でうまれた子どもたちの自信!」をご覧ください。

ここからは“③子どもが自己認知を変えていく”について、ビーンズがやっているワーク内容について、お伝えしていきます。

生徒の自己認知を変え、自尊心を回復するための手順1
事実を紙に書き出すマインドマップ

ここからは、生徒に自己認知を変えてもらい、自尊心を回復してもらうためのワークについて紹介します。

生徒の自尊心を回復するための手順1 事実を書き出すマインドマップ

※ワークシートにはいくつかデザインのバージョンがあり、本記事では何種類かあるように見えますが使い方は一緒です。

数あるワークの中でも、ビーンズでは「事実を書き出すマインドマップ」から取り組んでいく場合が多いです。

やり方はカンタン。

もし、ご家庭でやる場合は、模造紙でOKです。

(できれば広告の裏よりも、書き心地のよい紙を贅沢に使ってあげたほうが、子どもたちも盛り上がります)

講師(大人)が生徒へむけて「今まで楽しいと感じたことや嬉しいと思ったこと、自慢できることは何?」と尋ねていくだけです。

しかし…… そう問いかけて、最初からいきなりスラスラと答えられる子どもはいません。

ほぼ100%、お子さんは「自分に誇れる経験や、良かった思い出なんて一切ない」と断言します笑

大人は、そのお子さんの反応に慌ててないことが大事です。

ふーん。そっかー」と受け流してください。

また「そんなことないわよ! あなたはたくさんいろいろやってきたじゃない!!」といった子どもの自己否定を否定するのもNG。

こういう時は、質問の仕方を変えます。

「そうしたら…… 今まで食べて美味しかった食べ物ってなに?」
(この質問は、かなりキラークエスチョンです。大体ネタがでてきます)

「今は、なんのゲーム(とかマンガ、アニメ)が楽しいの?」

そのように聞くと、お子さんは

「この前食べたお寿司は美味しかった」とか

「●●ってゲームが好き」など、ちょっとずつ自分の趣味・嗜好を話してくれるようになってきます。

さらに大人が「そのお寿司肉は、どこで誰と食べたんだっけ?」とか、

「そのゲームでハマったポイントはどこなの?」というように尋ねていくと、お子さんは感じていること・自身の記憶を口にしてくれます。

気持ちよくお子さんがしゃべってくれたら、しめたもの。

次にポイントは、「子どもに書かせない」です。

「書く」という行為で思考が止まってしまう・「書く」という動作へ抵抗感を持っているお子さんも多いです。

最初のうちは、大人がワークシートに書き込んでいきます。

ワークシートにお子さんが好きだと感じているものを書き込んでいくと、最初はまっさらな白紙だったワークシートが、あっという間にお子さんの情報で一杯になっています。

時々、「●●のゲームが好きな理由って、××ってことでいいんだっけ?」と

お子さんが伝えたいことと、大人が書こうとしていることにズレがないかを確認してあげると、なおよしです。

そういう大人側の「あなたの好きなことを正確に理解しようとしているのよ」という姿勢に子どもは敏感です。

しかし、大人側が「あなた(お子さん)自身のことを理解しようとしているの……」というメッセージを伝えるかどうかはお子さんの状況次第です。

子どもによってはシリアス過ぎると思われて、離れていってしまうこともあるので、あくまで、「あなたが好きなものをもっと教えて! 」という線で話をすると良いと思います。

(ここらへんの塩梅は説明すると長くなるので、無料面談にてお話しできればと……)

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その内、お子さん自身がワークシートを書き始めたら、お子さんにペンを渡しましょう。

お子さんと分担して一緒に書いていくと、楽しいですね。

最後に、「楽しかったこと・好きなこと・自慢できること」などに分けてグルーピングまですると「事実を書き出すワーク」は終了です。

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生徒の自尊心を回復するための手順2
過去の成功体験から未来のやりたいことを明らかにするワーク

生徒の自尊心を回復するための手順2<br />過去の成功体験から未来のやりたいことを明らかにするワーク

「事実を書き出すワーク」を書き上げたら、その結果を参考にして「過去の成功体験から未来のやりたいことを明らかにするワーク」を実施します。

ワークシートの記入方法は以下です。

記入事項
1.自分が過去にやってきたこと。(行動・事実)
2.自分が過去にやってきたことをしていた当時の感情
3.自分が未来に感じていたい感情
4.自分が未来に感じていたい感情を得るために、将来やること

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最初、「何も思い浮かばない」と言っていたビーンズの生徒でも、授業を終えると、白紙だったワークシートがこんなに埋まってしまいます。

今までの実績上「過去、なにも楽しいことや、良いと感じたことがない!」となったビーンズの生徒はいません。

皆、せっかくの楽しいことを嫌な記憶で上書きされて、忘れているだけなのです。

本ワークにより、お子さんの認知に生じる変化は下記の通りです。

子どもに生じる自己認知の変化
・今まで自分の人生には楽しいこともあったことを認識する。
・今まで自分の人生には達成したことがあったことを認識する。
・過去において達成した事実や感情を思い出して認識する。
・過去に楽しいことや達成したことがあるのだから、未来にも同じことが起きる可能性があると認識する。
・自分が何をやらなくてはいけないか、考えられるようになっていく

今回の記事で紹介したワークなどを通して

お子さんが「昔はこういうことが楽しかったし、将来、こういうことをやってみたいから、とりあえず今やれることを頑張ってみよう」という風に考え方を切り換えられたら上出来です。

これをきっかけに、将来のことや、進学・進路について考えることができ
そのために勉強や復学の意味を見出すことができるようになる可能性もあります。

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まずは、ご家庭を絶対安心の場に

この記事を読まれた保護者さまの中には、

「いきなり、ワークなんて……」

「そもそも、家庭で子どもと会話ができない……」

といった思われた方も多いと思います。

お子さんとの会話をスタートさせるには、「ご家庭を絶対安心の場」にすること。

そして、ご家庭での「雑談量を増やす」ことです。

詳しくは「【中学生・高校生のお子さんが不登校・引きこもりになったら……】まずは親子の会話量を増やそう」の記事をご覧ください。

(外部サイトですが、こちの記事も参考になるかもしれません「中学生が不登校になったとき親にとってほしい3つの対応策【不登校支援の専門家インタビュー②】」)

とはいえ、保護者さまだけで、思春期になった中学生・高校生のお子さんと関係を一から作っていくとなると大変です。

さらに詳しく「ご家庭でどういう話をすればいか」「お子さまの自尊心・自信をあげるためには?」を知りたい方、ご相談したい方は、

ビーンズの 無料相談フォーム をご利用ください。

ビーンズが今まで関わってきた、保護者さま・生徒たちの豊富な事例から、

〇ご家庭ではお子さんにどのように接すればいいか

〇お子さんと話すとき、どのような内容を話せば良いか

〇ブログに出てたワークシートの実物を見たい!

など、ブログではご紹介しづらい内容も踏まえてお話しいたします。

また、ビーンズの授業や子どもへの接し方の基本的な方針をお知りになりたい方は以下の記事をご覧ください。
ご家庭でのお子さまへの接し方へのヒントがあるかもしれません。

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