令和3年度 都立高校・チャレンジスクール合格者インタビュー 乾杯と合格ストーリーシート!
令和3年度の受験も無事終わり、新生活が始まる季節となりました。
どの生徒も、苦しみながらも、たくさん頑張ってくれました……!
今回は、そんな頑張ってくれた生徒の声を、1人ずつ聞いてみましょう!
塾長の長澤がお送りします!
長澤啓(Nagasawa kei)
学年ビリから二浪し東京大学へ入学。ビーンズの活動が楽しすぎ、留年。経済学部経営学科卒。
ビーンズが積み上げてきたノウハウを「ビーンズメソッド」として文字化し、より洗練するのがメインのお仕事。さらに、親との衝突が絶えなかった自身の経験を活かし、保護者とのコミュニケーションにも注力。保護者さまと月100件以上やりとりをしながら、ビーンズ流の保護者さまサポートを拡充中。最近は副代表として、講師の採用育成プランの策定・外部協力者との渉外・経営企画までマルチにこなす。趣味はビールを飲みながら出汁巻き卵をつくること。
■インタビュー/詳しい自己紹介
・学校の勉強についていけなかった僕が東大に合格するまでと親と対立した日々について
もくじ
令和3年度 都立高校・チャレンジスクール合格者インタビュー 乾杯と合格ストーリーシート!
毎年、ビーンズではチャレンジスクールを受験する生徒が多いのです。
そして、2021年度もたくさんの生徒が合格を勝ち取ってくれました!
合格後、「合格ストーリーシート」を講師と一緒に書いた生徒たちを紹介していきます!
[コラム]合格ストーリーシートって何? 生徒の合格に至るまでの山あり谷ありの経験をグラフ化したワークシートのことです。ビーンズでは、「生徒へのサポートは合格発表の後も本気で続ける」をモットーに、志望校に合格した生徒にこの合格ストーリーシートを記入してもらいます。 ビーンズは、「人間はポジティブな事柄に関する記憶は忘れやすい(逆にネガティブな事柄を強く記憶する)」という脳科学の学説を取り入れています。 人間はポジティブな事柄の記憶はすぐに忘れ去ります。合格までにどんな逆境があったとしてもです。 そして、新生活ではストレスがかかります。 例えば中学時代、不登校だった生徒が、高校に入学した後の新生活を想像してみましょう。新生活では集団生活や人間関係など、あたらしい環境での、慣れないことへのストレスが生まれます。 人間はネガティブな事柄を強く記憶するので、「中学不登校から高校合格」というポジティブな事柄を経験していてもネガティブな記憶に塗り替えられてしまうのです。 こういったことが繰り返されることで、実際はポジティブな事柄も存在したはずの生徒の記憶はネガティブな事柄にあふれてしまうことになります。 そして、生徒が「自身の人生はネガティブな記憶だらけだ」と認識している場合、その生徒が自身の将来を考えることはきわめて難しくなります。 そこで、「合格ストーリーシート」を用いて、生徒に自分の成功体験を強く記憶に刻み込んでもらうのです。 合格ストーリーシートを講師と一緒に書くなかで、その成功体験に至るまでの記憶を思い返し、「逆境⇒努力⇒成功のストーリー」として生徒自身の中で再構成します。 これが、生徒のポジティブな事柄の記憶の強化につながるのです。 |
合格シートの書き方はこちらの記事をご覧ください。
チャレンジスクールに合格した生徒の声
この生徒は合格後、ビーンズの校舎に制服を着て来てくれました!
やはり、制服姿を見ると「本当に合格したんだなぁ」と感慨深い気持ちになりますね……。
※雰囲気がなんだかビールみたいですが、大丈夫ですよ。高級シャンメリーです(笑)
私は、受験直前まで志望校を決められず、常に焦りと不安を感じていました。
志望校をチャレンジスクールに決めてからも、面接への苦手意識が消えず、1月以降の気分は常に苦しかったことを覚えています。
ただ、ビーンズの先生方の指導についていったおかげで、面接台本を忘れたのにもかかわらず、合格することが出来ました。
高校には、やっと「自分の人生を歩める」という期待があります。その第一歩として、まずは漢字検定を受験したいと思っています!
この生徒も合格後にビーンズに来てくれました!この日は、100%ブラッドオレンジジュースで乾杯です!
乾杯後、合格ストーリーシートを作成しました。そして……完成!
私は、苦労して通った中学の部活の先輩や友達とそりが合わず、学校を休むようになってしまいました。
でも、学校には行けなくてもビーンズには行き、作文の練習をしました。
最初は難しかったけど、何回も練習したおかげで自信がつきました。
高校に合格した今は、英語の勉強を頑張ったり、写真部に入りたいです!
またまた、この生徒も合格後にビーンズに来てくれました!喜びでいっぱいな様子が伝わってきますね(笑)
(安心してください シャンメリーですから。)
私は、受験のことになるとネガティブになってしまい、自分のことになるとずっと不安でした。
友人の受験対策の手伝いならできるのに、自分のことになった途端、練習が全くできませんでした。
そんななか、ビーンズで面接練習をしていると、「面接でもっと伝えたいことがあるのに、うまく答えられない」という壁にぶつかりました。
しかし、みんなから応援をうけて、「仮に不合格だとしても自分の努力は無駄にはならない」と信じて、受験では全力を出すことができました!
受験が終わってから、思ったよりも喋る力がついていることに気付き、自分の努力を実感することが出来ました!
教室に来れなかった生徒も、オンライン授業で合格ストーリーシートを書きます。
僕は、周りの目を気にしすぎて教室へ通えなくなりました。
しかし、ビーンズに通いながら、チャレンジスクールや通信制高校などを調べて、目標を見つけて、ビーンズで対策を頑張りました。
また、別室登校も続けていくうちに、自分の実力を試すために漢検にも挑戦できるようになりました。その結果、高校に合格できました!
チャレンジスクール以外の都立高校に合格した生徒の声
僕は、社会と古文が特に面白くなく、勉強への苦手意識がありました。
また、授業を聞いているだけで学力が伸びるのか? という不安があり、勉強嫌いは加速するばかりでした。
ただ、苦手ではない他の科目に集中することで、自習までするようになりました。特に作文対策がおもしろく、語彙を増やすことを頑張りました。
今は、パン屋さんでバイトをしてみたいです!
おわりに
いかがでしたか?
どの生徒も笑顔いっぱいですが、入塾当初から関わっている私たち講師からすると、信じられないほどの変化率です。
最初は、作文は一文も書けないし、面接の練習でも一言も発せない、そもそも進路を考えることにもすごくツラくなってしまう生徒ばかりでしたので……
受験期間を通じて彼らがどんどん変化するのを見るたびに、驚かされます(笑)
ビーンズでは「中学・高校・大学合格=ビーンズからの卒業」とは考えていません。
むしろ、合格は通過点に過ぎず、新生活のサポートからが本番であるとすら考えています。
ビーンズは、目標(志望校合格)を達成して元気になった生徒の時期を「ゆるやか旅立ち期」としています。ビーンズは、生徒にとって「いつでも帰り、頼れる場所」であり続けます。
※「ゆるやか旅立ち期」の詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。
生徒たちが新しい環境で、「なんだかんだで毎日楽しく生きていける」ように、ビーンズではこれからもサポートをしていきます!
最後に、あらためて……
みんな、合格おめでとう!!