面接直前の準備について詳しくお伝えします! 大学推薦入試/総合型選抜の面接対策に

こんにちは。ビーンズ代表の塚﨑です。今回の記事は「面接の直前対策&準備」がテーマです。
大学推薦入試/総合型選抜、大学でのゼミやインターン…そして就職活動。これらの人生の大事な場面では、必ず面接が実施されます。
「人前で話すことが苦手…」
「緊張する…」
「何を話せばいいのか分からない…」
「いきなり質問されると頭が真っ白になる…」
こんな悩みを持つ方へ向けて、本記事ではビーンズが大学推薦入試/総合型選抜でお伝えしている「面接のコツ」についてお伝えします。
筆者紹介
学習支援塾ビーンズの代表 塚﨑 康弘がお届けします。
大学の推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)といった面接を受ける方に共通して準備していただきたい部分を書いていますので、面接を控えている全ての方に読んで欲しいと思います。
もくじ
面接直前の準備について詳しくお伝えします! 大学推薦入試・総合型選抜対策に
なぜ、私(塚﨑)から面接について、お話しするか。
それは私自身が「面接する側と面接される側を両方同時にやっているから」です。
まず、企業として、採用など面接をする側に立つ場合があります。
次にビーンズというソーシャルベンチャーのトップとして、ビジネスコンテストやアクセレータープログラムの面接(プレゼン)に参加者=面接を受ける側として挑戦する場合も多いです。

そして、面接・プレゼンでは、めちゃ突っ込まれます。
イメージはこんな感じです。(外部記事へリンクします。「新しい「問い」を得て、さらに「自分らしい」スタートを切る。社会課題解決に取り組む起業家たちの成長」)
面接する両面どちらも経験し続けているからこそ、皆さんへ伝えられることがあると思います。
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接対策、まずは何から始めればいい?
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接対策の第一歩は、「立派な回答」を用意することではなく、まずは自分自身と向き合う「対話の時間を確保すること」から始まります。
自分のこれまでと、これからやりたいことを整理することが、結果として一番の合格への近道になります。
受験が近づくと、どうしても
「面接で何を聞かれるか?」
「質問にどう答えれば評価されるか?」
というテクニック論ばかりに意識が向いてしまいがちですよね。
面接官に「どう思われるか」を気にするあまり、誰かの受け売りや、耳障りの良い言葉を並べても、
試験官はその大学・学部/学科の教授たち。
たくさんの受験生をみてきているので、その言葉の背景、その言葉に経験と想いがこもっているかどうか…
それは、すぐに伝わってしまいます……。
面接の本質は、試験官との「対話」です!
たとえば、武蔵野美術大学のクリエイティブイノベーション学科(CI学科)の「構想力重視方式」や「探究力重視方式」といった、一見すると非常に難解でハイレベルなアウトプットが求められる入試方式であっても、根本にあるのは「あなた自身がどう考え、どう社会に関わろうとしているか」という本音を面接官である教授たちへ伝える「対話」の時間なのです。
だからこそ、ビーンズの面接対策では、受験生にまず「自分が今までどう生きてきたか」「大学でどうしたいのか」という等身大の想いを、一つひとつ丁寧に掘り起こすことからスタートします!
面接台本はどう書く?「3つの問い」で埋めてみよう
面接台本とは、面接で質問されると予想される質問とその回答を事前にまとめておいた台本のことです。
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接台本を書き始める際は、「自分はどんな人間か」「将来何をしたいか」「なぜこの学校なのか」
という3つの軸で自分のエピソードを整理してみてください。
この3つが繋がったとき、自分だけの説得力ある物語が生まれます。
いきなり「志望動機」を完璧に書こうとすると、どうしても手が止まってしまいますよね。
そんな時は、以下の「3つの問い」に対して、まずは箇条書きで構わないので書き出してみてください!
「3つの問い」(以下)への答えを準備する。
- 自分はどんな人間で(価値観・強み)
- 将来何がやりたくて(高校よりも先のキャリアでやりたいこと)
- なぜその大学(武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科)に通う必要があるのか(①と②と関連づけること)
特に武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科(CI学科)の「構想力重視方式」で問われる未来へのビジョンも、「探究力重視方式」で問われるこれまでの探究のプロセスも、すべてはこの3つの問いの延長線上にあります。
これらが整理されると、台本は自然と出来上がります。大切なのは、「正解」を書くことではなく、あなたの「本音」を言葉にすることですよ!
面接官と「仲良くなる」ってどういうこと?
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接の大事なポイントは、面接官と「言葉のキャッチボール」を楽しみ、短い時間の中で「仲良くなる」ことです。
用意してきたセリフを一方的に伝えるのではなく、面接官の質問に対してその場の言葉で応じることが何よりも大切になります。
「面接官と仲良くなるなんて、そんな大それたこと無理!」と思うかもしれませんね。
しかし、大学推薦入試/大学総合型選抜の面接、特に武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科の「構想力重視方式」の構想プレゼンテーションや面接、そして「探究力重視方式」での対話の場を乗り越えるためには、この「面接官と仲良くなる」という感覚が最大のコツになります。
ここで言う「仲良くなる」とは、友達のようにカジュアルに話すことではありません。
面接官が投げかけてくれた質問に対して、
「面接で仲良くなる」とは?
・面接官の質問の意図を理解して、かつ心を込めて答える
・あなたの内側から出てきた言葉で会話を繋ぐ
・その結果、面接官に信頼してもらう
ということです。
多くの受験生は、事前に用意した志望理由や自己PRの文章を、頭の中で一言一句間違えないように再生しようと必死になってしまいます。
これだと、ロボットがカタコトで喋っているようになってしまい、面接官の心には響きません。
面接で多少言葉に詰まる、ちょっと言い間違えること、そこで合否は決まりません。
大事なのは面接官から信頼を得ること。
そして信頼を得るには
「私はこの大学(学部/学科)で、こんなことがしたいんです!」
という自分の内側から出てきた言葉を丁寧に伝えること。
それこそが面接官との距離を縮め、面接官から信頼を得るための秘訣なのです。
面接官が本当に見ている「入学させたい生徒」の特徴とは?
面接官が見ているのは、受験生の学力の高さや実績の多さではありません。
「入学後に、学部/学科のカリキュラムに積極的に参加し、周りの仲間や先生たちと協力して、学部/学科の何かの専門分野に取り組む…そんなキャンパスライフを送れるかどうか」という点です。
つまり、「この生徒に授業を受けてほしい」「できたらゼミに入って一緒に探究してほしい」と、面接官である教授に思わせる素直さと意欲がある生徒が選ばれます。
大学の推薦入試・総合型選抜(旧AO入試)の面接対策でこの記事を読んでいる方は、
「この生徒を学校に入れたら、学校が面白くなるな!」と面接官の先生たちに思ってもらえれば勝ちだと思ってもらいたいです。
逆に、
「大学の(研究)テーマや求める人物像とズレがある」
「この受験生は、学部/学科のカリキュラムに積極的に参加してくれだろうか」
「周りの仲間や先生たちと協力して活動してくれるだろうか?」
と思われたら、不合格となってしまいます。
合格も不合格も相性の問題?「あなたと大学との相性」の真実とは
もし面接で思うような結果が出なかったとしても、それはあなたの人間性や能力が否定されたわけではなく、単にその大学やその学部/学科との「相性が合わなかっただけ」です。
受験はマッチングの場であり、あなたの本来的な価値とは一切関係ありません。
万が一、不合格という通知を受け取ると、まるで自分のこれまでの人生や人格をすべて否定されたような、深いショックを受けてしまう受験生は少なくありません。
そばで見守る保護者さまにとっても、お子さまが傷つく姿を見るのは本当に辛いものです。
しかし、ここで明確にお伝えしたいのは、大学推薦入試/大学総合型選抜の面接の合否は「優秀か、優秀でないか」で決まるのではないということです。
あなたという存在の素晴らしさは、受験の結果ごときで1ミリも揺らぐことはありません。
既にお伝えした通り、大学は「この志願者は大学の研究テーマと合うか」「大学の文化・大学が求める人物像と合うか」をチェックしています。
これは、洋服のサイズに合う合わないのと同じで「相性の問題」です。
ジャストサイズがSの人がワンサイズ上げてMを着るということはできます
ただ、ツーサイズ上げてLを着るかは、その人の個性と服のデザインとの相性の問題でしょうし、
もともとXLの人がSを着ることも相性的に難しいでしょう。
話を大学推薦入試/大学総合型選抜の面接に戻すと、どんなに優秀で実績があって、たとえ素晴らしいビジョンがあり、学力や行動力がある受験生だとしても、その大学・その学部/学科のアドミッション・ポリシーや、学部/学科の先生方が求めている生徒像と大きなズレがあれば、相性の問題で不合格になることは大いにありえます。
全ての大学の、全ての学部/学科の全ての研究テーマを全部やりたい!全部等しく熱量を持てる!という人は、まずあり得ないのですから、
言い換えれば、どんなに優秀な人でも「すべての大学から合格をもらえる人」はいないということなのです。
この真実を、ぜひ忘れないでくださいね。
ビーンズ秘伝「面接4つの心構え」
- すべての大学の面接で通過する人間はいない
- 面接の失敗しても「その大学との相性が悪かった」だけの可能性も考える
- もし、面接官からダメ出しがもらえたら、それは貴重なアドバイス。次に活かしましょう
- 圧迫面接は、面接官が志願者のストレスに強いかどうかを測るためにわざとやってる。こちらは真にうけない
最強の面接練習とは?
ビーンズでお伝えしている最も効果的な面接練習法は、自分が話している姿を「スマホで動画撮影して客観的に見直すこと」です。
自分の話し方のクセや表情を自分の目で確認することで、短期間で劇的に面接のクオリティが上がります。
CI学科の「構想力重視方式」でのプレゼンテーションの練習はもちろん、「探究力重視方式」で自身の活動報告書をベースに面接官と対話をする練習でも、この動画撮影は絶対にやってみて欲しいことの一つです。
なぜかというと、ほとんどの学生が「自分って、こんなに印象悪いんですか……? 」と、ショックを受けるからです。

面接練習を動画撮影して
分かる5つのこと
- 自分では愛想良くしているつもりが、無愛想
- 自分の姿勢が悪さ・猫背にびっくり
- 話している途中で視線が泳いでいる
- 突然の質問で困った時の動揺がすごい
- 自分ではしっかり話しているつもりが、声に覇気がなく、全体的に自信がなさそう
動画を一回見るだけでも、面接における問題点や修正点が明らかになります。

今はパソコンでもスマホでも、お手軽に動画撮影することができます。
家族や友人などに面接官をやってもらうよう協力をお願いして、ぜひ自分自身の面接の様子を映像化してみましょう。
……と言っても、皆、やらないんですよねぇ(笑)
「自分が一生懸命喋っているところを動画を撮って後で見る」ということの恥ずかしさは100%理解するのですが、
「自分自身が他人からどう見られているかを知らないまま」暮らしていくのも、恥ずかしいのでは…とも思うのです。
ですので、面接練習をする人へ練習の様子を動画で撮ることをお勧めするときは
「自分自身が他人からどう見えるかを知って、もし他人から見える自分の姿が、自分が表現したい自分らしさとズレていた場合、そのズレをなおせるので、よくないですか?」
と伝えています。
特にCI学科の「構想力重視方式」や「探究力重視方式」では『自分らしさ』の表現が鍵になりますから、客観視は必須ですよ!
他にもいろいろなコツを、こちらの記事で紹介しています。都立高校受験での面接のコツとなっていますが、大学の面接でも大事なポイントばかりなので、ぜひ!
チャレンジスクール高校 面接試験対策
ビーンズで指導している面接対策のうち、ご家庭でもできるポイントに絞って紹介しています。
本番で頭が真っ白に...面接での上手な話し方とピンチを乗り越えるコツ
面接で頭が真っ白になるのは、準備不足ではなく、完璧な回答を暗記しようとしすぎているからです。
「会話」という意識を持ち、自分の言葉で伝えようとすれば、自然とリラックスして話せるようになります。
試験官は、あなたの暗記力を試しているわけではありません。あなたが「どんな人か」「どのように考え、行動する人か」を、対話を通して見極めようとしています。
頭が真っ白になった時は?
- もし本番で言葉に詰まってしまったら、無理に繕う必要はありません。
- 「少し緊張しているので、考えを整理してもいいですか?」と正直に伝えてみてください。
- その誠実な姿勢こそが、試験官に大きな信頼感を与えるのです!
チャレンジスクール高校 面接試験対策
中学生・高校生の進路決め 高校選び、大学選びについて解説しています。
暗記は不要?面接は「試験官との会話」を意識しよう
暗記した文章を読み上げるのではなく、試験官の質問に対して「自分の考えを相手に届ける」というキャッチボールを意識してください。
暗記をしようとすると、どうしても「台本を忘れること」が怖くなってしまいますよね……。
しかし、「相手に何かを伝えたい!」という目的があれば、言葉は自然と紡ぎ出されるものです。
武蔵野美術大学 クリエイティブイノベーション学科の「構想力重視方式」の提案も、「探究力重視方式」の実績報告も、すべては『面接官という目の前の大人に、自分のワクワクを伝えるための会話』です。
試験官である大学教授も同じ人間です。
受験生が一生懸命に自分の言葉で話そうとする姿を見れば、必ず温かく耳を傾けてくれます!
予想外の「深掘り質問」や「圧迫面接」をどう乗り越える?
深掘り質問は、試験官が「あなたにもっと興味がある」というサインです。
圧迫に感じる質問であっても、まずは質問の意図を汲み取り、冷静に自分の価値観を伝える練習をしておきましょう。
「なぜそう思ったの?」「具体的には?」と聞かれると、まるで責められているように感じるかもしれません……。
しかし、それは試験官があなたの回答をさらに深めようとしてくれているだけなのです!
ビーンズの模擬面接では、あえて一歩踏み込んだ質問を投げかけることで、どんな場面でも自分の軸をぶらさずに話せるトレーニングを行います。
もし台本を忘れたら?本番で使える「魔法の言葉」とは?
台本を忘れたときは、無理に暗記した内容を思い出そうとせず、「今の自分に正直になる」ことが最強の対処法です。
「すみません、緊張で言葉がまとまらなくなってしまいました。先ほどお話しした通り、私は……」と、自分の状況を正直に伝え、そこから改めて自分の想いを語り直してみてください。
CI学科の「構想力重視方式」や「探究力重視方式」の面接では、想定外の事態に直面したときに受験生が見せる『生身の対応力』が評価されます。
試験官は、あなたがピンチの時にどう対応するかという「人間性」をしっかり見ていますよ!
入室から退室まで!試験官に「堂々としている」と思わせる基本マニュアル
マナーに過度な緊張を感じる必要はありませんが、挨拶と「感謝の気持ち」を忘れなければ、それだけで立ち振る舞いは堂々と見えます。
ノックの回数や歩数などの細かいマナーも大切ですが、それ以上に重要なのは「ここに来られたこと」への感謝の姿勢です!
入室時の明るい挨拶と、最後に「ありがとうございました」と言って退出する。
この基本さえしっかり押さえておけば、自信を持って本番に臨むことができます!
面接前日・当日に慌てないための「面接直前準備 鬼十条」と合格スケジュール
面接直前の不安をゼロにするために、ビーンズでは前日と当日の行動指針をまとめた「面接直前準備 鬼十条」を推奨しています。
これらを一つずつクリアしていくことで、心に圧倒的な余裕が生まれます。
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接前日~当日の心得を十箇条にまとめました。
面接直前準備の鬼十条!
- 前日までに会場までの行き方を調べ、なんなら会場へ実際に行く
- 時計、筆記用具、受験票などの持ち物は保護者さまと一緒にチェックし鞄へ入れる
- スマホはフル充電。予備バッテリーも持つ
- 印刷した地図も携行する(当日のスマホ忘れ、紛失用)
- 緊急時の学校の連絡先を控えておく(遅刻した時のため)
- 面接会場には、1時間前につくよう予定する
- タクシーを使うことを躊躇しない。タクシーの中なら声を出して練習もできる
- 会場に到着したら近くを散歩し、緊急時の学校の連絡先を控えておく(遅刻した時のため)気持ちを落ち着けておく
- もし会場に入れるなら、会場でトイレをする。アウェイ感が減り、落ち着ける
- 面接開始までの待ち時間は、話す内容やプレゼンの暗唱をして待つ。面接直前が一番伸びる!
受験まであと14日〜7日:心身のベースを整える
この期間は、生活リズムを試験当日の時間割に合わせ、勉強内容を「守り」に固めていく時期です。
いよいよ近づいてきた試験本番。
保護者さまも、お子さま以上にドキドキされているかもしれませんね……!
でも、ここからは「プラスの準備」よりも、いかに 「普段通りを維持できるか」が鍵となります。
あと2週間となったら、夜型の生活になっていないか再確認しましょう。
朝、試験開始時間から頭がしっかり動くように、今のうちから早寝早起きを徹底しましょう!
血糖値のコントロール にも注意が必要です。
急激な空腹や、甘いものの摂りすぎによる眠気を防ぐため、食事は消化の良いものを少しずつ回数を分けて摂るのがおすすめですよ!
受験まであと6日〜3日:会場の空気感と当日をシミュレーション
試験会場までの道のりや、当日の持ち物、さらには「うまくいかなかった時の対応」まで具体的にシミュレーションしておきましょう。
人間は、知らないことに対して不安を感じます。
これだけで、当日の緊張感は全く変わってきます!
また、意外と大切なのが「失敗した時のシミュレーション」です。
「また、意外と大切なのが「失敗した時のシミュレーション」です。
「もし難しい問題や、面接で想像もしない質問がきて頭が真っ白になったら、一旦深呼吸して立て直そう」と、 具体的な逃げ道を用意しておくだけで、心に余裕が生まれますよ。
面接試験にプレッシャーを感じる子どもに保護者はどう接する?
無理に励ます必要はありません。
「試験準備の調子はどう?」「練習してる?」と聞くよりも、「最近、夜は眠れてる?」といった、体調を気遣う一言が子どもに安心感を与えます。
保護者さまからの「頑張れ」という言葉がプレッシャーになって、かえって子どものパフォーマンスを下げることもあります。
それよりも「いつものように過ごせば大丈夫」「何があっても私(保護者)は味方よ」と、子どもの存在を肯定してあげてください。
受験まであと2日〜前日:最後の確認とリラックスのバランス
前日は、新しいことは一切せず、早めに布団に入って「明日の準備は完璧だ」と自分に言い聞かせて眠りにつきましょう。
持ち物は、必ず2日前までに保護者さまとお子さまとで一緒になってチェックしましょう。
必須3点セット
- 時計
- 筆記用具
- 受験票
心の余裕は準備の正確さから生まれます。
もしお子さまが緊張でソワソワしていたら、「今日まで頑張った自分に一番のご褒美は、しっかり睡眠をとること」と伝えて、部屋を暗くしてあげてください。
もし面接当日に遅刻しそうになったら?
面接当日に電車遅延などのトラブルなどで面接時間に遅刻しそうになった場合は、「分かった時点で即座に学校へ電話連絡を入れること」が鉄則です。
言い訳をせず、現在の状況と到着予定時刻を誠実に伝えることで、かえって好印象を与えることもあります。
面接の日は遅刻をしないよう、一時間前行動を心がけて行動するようにします。
鬼十条に書いてある通り「面接会場には、1時間前につくよう予定する」「もし会場に入れるなら、会場でトイレをする」ができたらいいですね。
とはいえ、面接当日、時間ギリギリにダッシュで会場へ向かうような場面は必ずあります。(毎年見ます)
ダッシュするのは大丈夫ですが、焦りや不安で、面接の実力を発揮しづらくなると大変です。
そうならないためには、「遅刻することも想定」しておきましょう。
誤解を恐れずに言えば、「遅刻しそうになっても何も動じず、緊張せずに面接へ臨める状態」になっておくとよいです。
無断で遅刻は一番ダメ!です。
面接に遅刻しそうになったらココを読め!
遅刻しそうになったら、どうするかのコツをまとめました。
遅刻しそうな時のコツ
- 当日になって「先方の連絡先が分からない!」なんてことがないように、学校の緊急連絡先を事前にメモしておきましょう。
- 「時間がヤバいな…」と思った時は迷わず連絡する。無断遅刻は一発アウト。
仮に連絡して、遅れずに面接できたとしても全然OK。マイナスにはなりません。
どころか「何かミスがあったら隠さずに言える人だな」と面接官の印象がアップする…まであります。 - 遅刻せざるを得ない状況になってしまったら、最初は必ず電話連絡をします。
そして、潔く「遅れそうだ」ということと、何分くらい遅れそうかを伝えます。
遅刻対応から面接官が見ている「生徒の本質」とは?
面接官の先生が遅刻対応から見ているのは、「想定外のトラブルが起きたときに、自分で考えて誠実に行動できるかどうか」という危機管理能力と人間性です。
ピンチのときの対応には、その人の本質が最も色濃く現れるからです。
学校生活やこれからの人生では、自分の力ではどうにもできないトラブルに直面することがたくさんあります。
先生たちは、遅刻したという事実そのものよりも、「そのトラブルにどう向き合ったか」というプロセスを見ています。
パニックにならずに学校へ連絡できたか、会場に到着したときに「遅れてしまい申し訳ありませんでした」と潔い謝罪ができたか。
もしこれらがしっかりとできれば、面接官の先生は「この子はトラブルが起きても、自分の言葉で、大人の対応ができる、自立した生徒だな」と、むしろ非常に高い評価をしてくれることすらあります。
遅刻はピンチですが、あなたの「誠実さ」を証明する最大のチャンスにもなり得るのです。
諦めずに、落ち着いて行動しましょうね。
面接、そして受験で大事なことは、遅刻をはじめとする失敗のストレスに負けて立ち止まらず、どう対応をして挽回するかです。
遅刻をしたら(しそうになったら)、あなたのストレス耐性の部分を見られていると覚悟して臨んでください!
大丈夫。
まだチャンスはありますよ!
受験直前・当日に保護者さまができる「最高の準備」とは?
受験直前や当日に保護者さまができる最高の準備は、あれこれ口出しやアドバイスをしたい気持ちをグッとこらえ、「あなたならどこに行っても大丈夫」という絶対的な安心感と笑顔でお子さまを包み込んであげることです。
ここからは、ハラハラしながら我が子を見守っていらっしゃる保護者さまへ向けたメッセージです。
お子さまの人生がかかった大勝負、保護者さまのほうが緊張して胃が痛くなっているかもしれません!
でも、保護者さまが不安そうな顔をしていたり、「ほら、あの質問の答えは覚えたの?」なんて直前にガミガミ言ってしまったりすると、お子さまの緊張は2倍にも3倍にも膨れ上がってしまいます。
この時期、保護者さまができる最大のサポートは、「家庭を最高の安全基地にすること」なんです。
どんな結果になろうとも、この子には帰る場所があるという圧倒的な肯定感を、背中で見せてあげてほしいなと思います。
プレッシャーを感じるお子さまに保護者さまはどう接する?
プレッシャーでピリピリしているお子さまに対しては、あえて受験の話題には深く触れず、いつも通りの美味しいご飯を作り、いつも通りの穏やかな日常のトーンで接してあげるのがベストな関わり方です。
本番が近づくと、お子さまも余裕がなくなって、ついつい保護者さまに冷たい態度を取ってしまったり、部屋に閉じこもったりすることがあります。
そんなときは、「そんな態度取るなら応援しないわよ!」なんて怒らずに、「あ、今一生懸命プレッシャーと戦っているんだな」と、大人の余裕で受け流してあげてくださいねえ。
特別な励ましの言葉なんて、格好つけて言わなくて大丈夫です。
ただ、お子さまが好きな温かいスープを作ってあげるとか、「体調はどう?よく頑張ってるね」と一言添えてあげるとか。
その「いつも通りの日常」が、張り詰めたお子さまの心をどれだけ救うか分かりません。
受験当日の心がまえ:自信を持って扉を開くために
当日の朝は、お子さまが「ワクワクしてきた!」と前向きな気持ちになれるような、温かい雰囲気を作って送り出しましょう。
試験の扉を開く瞬間、お子さまが思い出すのは「保護者さまの顔」です。
焦った表情ではなく、これまで頑張ってきたことを知っている保護者さまの「いってらっしゃい!」という笑顔が、一番の勇気になります!
「結果はどうあれ、ここまで頑張った姿を一番近くで見ていたよ」という気持ちを込めて、背中をポンと押してあげてくださいね!
チャレンジスクール高校 面接試験対策
不安や緊張とうまく付き合う方法について紹介しています。
まとめ 大学受験面接へ向けたあなたへ/よくあるご質問
大学推薦入試/大学総合型選抜の面接で大事なことは、「相手=面接官の先生と打ち解けたい」と思う気持ちです。
が、それは思っているだけではダメです。
本当に相手と打ち解けたいと思うなら、身だしなみ、質問への受け答え、ちょっとした仕草、表情、話し方など、色んな場面で発揮される総合的な対話能力を磨く努力が必要です。
面接は最初こそ緊張するものですが、自分自身で改善していく意識を持ちながら練習を繰り返すことで絶対に慣れていきます。
「ここはどうしても入学したい!」
と考えている本命の大学があれば、その日に向けたスケジュールを組んで、より本番に近い環境で練習しましょう。
繰り返しになりますが、面接は相性です。
たとえ失敗しても、「私は面接が苦手」、「何回やっても上手くいかない・・・」と落ち込む必要はありません。
落ち込むよりも、自分の練習風景を動画撮影をして、面接をしている時の自分自身を(恥ずかしいけど)見つめるところからスタートしてみてください!
よくあるご質問
-
受験直前に、親がやってはいけないことはありますか?
-
お子さまと一緒に焦ることです。
「大丈夫なの?」「本当に受かるの?」と不安をぶつけるのは逆効果。
保護者さまが落ち着いていることが、何よりの安心剤になります。
-
受験近くになってからの食事で気をつけることは?
-
消化に良く、胃腸に負担をかけないメニューを心がけましょう。
また、試験の合間にサッと食べられるチョコレートやナッツ類を持たせると、脳のエネルギー補給になります。
-
面接の台本はノートに長文で書いて丸暗記したほうが安心ですか?
-
丸暗記は絶対にNGです!本番で1文字忘れただけで頭が真っ白になるリスクがあります。
台本を作る際は、文章ではなく「絶対に伝えたいキーワード」をいくつか書き出すに留め、当日はその場の面接官との会話の流れに合わせて言葉を紡ぐ練習をしてください。
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もし面接当日に大雪や人身事故で電車が止まって遅刻しそうになったら、その時点で不合格確定ですか?
-
いいえ、全くそんなことはありません!すぐに大学の入試課などの窓口に電話を入れ、「現在の場所・遅れそうな理由・到着予定時刻」を冷静に伝えてください。
その迅速で誠実な対応ができれば、面接官に「素晴らしい危機管理能力がある」と好印象を与えるチャンスにすらなります。
-
親が子どもの面接練習に付き合うとき、ついつい「その言い方はダメ」「もっと論理的に話しなさい」とダメ出ししてしまいます。
-
直前期の厳しいダメ出しは子どもたちの自信を奪うので逆効果です!
面接試験における保護者さまの役割は、審査員ではありません。
子どもが語る進学後のビジョンについて最初のファンになることです。
まずは「今の話、すごく想いが伝わってきたよ!」「〇〇の部分、素敵だなと思ったよ!」
と良いところを褒め、安心感と自信をつけさせてあげる対話を意識してください。
細かいテクニックはプロからお伝えします!
-
もし試験に失敗してしまって帰宅したら?
-
まずは「お疲れ様!」と労い、美味しいご飯を出してあげてください。
反省は時間が経ってから。
まずは無事に帰ってきたことを一緒に喜び、安心させてあげることが大切です。
こんなときは個別相談を!
- お子さまが「人前で話すのが苦手で、面接本番で頭が真っ白になってしまう」と深く悩まれているとき
- 保護者さまがお子さまの面接練習でついつい厳しくダメ出しをしてしまい、直前期の家庭での接し方や声かけにお困りのとき
- お子さまの本音を引き出す面接・志望理由書作成で、プロの個別サポートが必要なとき
家庭での子どもの接し方のヒントに……
また、ビーンズの授業や子どもへの接し方の方針をお知りになりたい方は以下の記事もご覧ください。
ご家庭でのお子さまへの接し方へのヒントがあるかもしれません。
セミナーの全体動画
本記事の内容を含む保護者セミナーの全体動画。保護者さまにお伝えしたい内容が、1時間を超えて詰まっています…!
ビーンズの考え方をある程度順序だててご理解したい保護者さまにオススメです!
親の見守り力
本記事の前提となる「親の見守り力」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
本記事も含め、どの記事に書いてある方針やアドバイスも『ビーンズメソッド』という”悩める10代”へのサポート方法に基づいています。
「ビーンズメソッドってなに?」という方は以下の動画をご覧ください。
ビーンズのサポート方針
こちらの記事で「ビーンズの授業方針」を詳しく解説しています。
参考:ビーンズメソッドを取材いただきました
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などの各種メディアで著名な花まる学習会代表 高濱正伸先生、教育ジャーナリストおおたとしまささん
このお二方とビーンズ塾長の長澤が、”悩める10代”の現状、そしてビーンズメソッドの考え方について講演したときの様子です。(ダイジェスト版)
また、おおたさんには、「ガラスの十代のトリセツ/ビーンズメソッドに学ぶ」と題し、ビーンズメソッドの基本的な考え方についてお話しいただいています。
そして、ビーンズも取材いただいた『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』(集英社新書)。
さらに、講談社FRaUさんでは、ビーンズメソッドのエッセンスを端的にまとめていただきました。こちらもぜひご覧ください。

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状況改善へ向け一緒に考えていきましょう!










