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不登校・勉強嫌いもAO入試/推薦入試は目指せる①
「保護者さまの心構えについて」

教育アドバイス

こんにちは!ビーンズ塾長の塚﨑です

今回の記事では、総合型選抜(旧AO入試)の概要、お子さまが総合選抜を目指す際の保護者さまの心構え、お願いしたいフォローについて、お伝えします。
(本記事では「総合型選抜」を旧来の「AO入試」と呼びます)

特に「(科目)勉強は嫌いだけど、好きなことはバッチリある」お子さまと、その保護者さまに読んでいただきたいです。

不登校・勉強嫌いもAO入試/推薦入試は目指せる①「保護者さまの心構えについて」

AO入試/推薦入試を目指しているお子さまがいる保護者さまにやってほしいこと……

まず最初にやっていただきたいのは、子どもに先駆けて「AO入試」「推薦入試」の最新情報を調べていただきたいのです。

たとえば、以下のような情報です。

・拡がるAO入試枠
東洋経済新聞ONLINE 「青田買い」「AO入試」が今後も増え続ける必然 「学力だけ」では大学に入れなくなりつつある

・東京大学も始めたAO入試 (以下、東京大学のリンクへ飛びます)
※東京大学高大接続研究開発センター「キミの東大」より 「大推薦生インタビュー・全10学部まとめ―特集:よくわかる東大推薦入試(3)」

・早慶のAO入試の動向
※「早稲田大学の推薦入学は4割 学力重視型入試:推薦(AO含む)=6:4の比率」
(参考:WASEDA ONLINE キャンパスナウ 2016 早春号 早稲田大学の入試改革について鎌田薫総長が記者説明会で想いを語る)

AO入試が生まれた背景って?

元々、ペーパーテスト入試は大量の受験者から効率的に合格者を出すための仕組みでした。

しかし、ペーパーテストの点数だけでの選抜だと、

受験生の大学に入る目的を確認できない。

受験生が大学でやりたいことを考える機会が入学までない。

そして、そのまま主体的な学びをせずに大学を卒業する学生が存在してしまうという課題を持っていました。

そのような中で、1990年に日本初のAO入試が慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で実施されました。

SFCのAO入試では、ペーパーテストでは測れない「志願者の価値・入学の熱意・入学後の可能性」を評価することを目的として実施されたのです。

その後「受験生の数合わせとしてAO入試が使われているのでは」等の意見が飛び交いつつも、

「AO入試の多様化」は、今もなお加速中です。「ペーパーテストのみの選抜に限界を感じた大学側が、AO入試を順次取り入れつつある」というわけですね。

ここまで「AO入試が生まれた背景」についてお伝えしました。

一般入試は「親と学校に薦められるまま大学入学した」とか「みんな大学入っているから」といった理由で大学入試を目指したり、入学したりしている学生が多い傾向にあると感じています。

いっぽうで、AO入試(そして推薦入試)は「そもそも自分は大学で何を学びたいのか」に向き合う時間が多いと感じています。

今後も、AO入試/推薦入試は大学入試形態の中心になっていく可能性を強く感じています。

加速するAO入試/推薦入試の多様化!「大学ごとに異なる入試形態」

先ほどもお伝えさせていただいたとおり、現在「AO入試/推薦入試の多様化」が加速しています。

その入試形態は実に多種多様で、今後もなお増え続けていくことが予想されます。

以下は、2020年7月現在での一例となります。

▼AO入試/推薦入試で課される課題(一般的なケース)

【事前に課されるもの】
・エントリーシート(自己推薦書・志望理由書)
・高校までの自分の活動をまとめた資料(活動報告書)
・高等学校における成績
・簡単な学力検査

【試験当日に課されるもの】
・講義を受けてのレポート作成
・集団討論
・小論文
・面接

かつては推薦入試とは違い、高校の評定や学力などを評価していなかったAO入試ですが、

高校の評定や「学力の基準」(英語力の検査)などを設ける大学も増えているので注意が必要です。

例えば、英検などの検定試験のスコアを出願資格として求める大学もあります。

また、AO入試/推薦入試では、その大学への「専願」を出願条件にしている場合も多いです

一例的なAO入試/推薦入試の典型例を以下にあげてみましょう。

一次選考 
《事前提出》
・エントリーシート(自己推薦書・志望理由書)
・活動報告書(スライド資料など)
・高等学校における成績

本選考
・面接
・小論文
 

ここまでで保護者さまの頭に入れておいていただきたいのは、AO入試/推薦入試の概要と、各大学で入試内容が違うということです。

おおまかで良いので、各大学の入試概要に目を通しておくとよいでしょう。

ご家庭でできるAO入試/推薦入試の準備「日々の家庭の会話から」

子どもの「好き」をストーリーにしていく

さて、AO入試の情報収集が終わったら、つぎに保護者さまにやってほしいことは、「キラーストーリー」(面接官に「この生徒を入学させたい」と思わせるストーリー)の芽をお子さまから引き出すことです。

そのためには、ご家庭で以下のことを意識してみてください。

・ご家庭の会話の中で「子どもが好きなことを話し始めたら」深掘りしていく

・「子どもが好きなこと」と大学で学ぶ学問分野が繋がらないか探してみる

特に、お子さまの好きなことが、大学での学びにつながる可能性があることを意識させてあげてください。

ここでポイントは、大学の学問分野とひもづけられづらいものをお子さまが好きな場合です。

お子さまが好きなものが日本史の場合は、学問分野とのつながりが、お子さまに自信にも分かりやすいです。

お子さまが仮に昆虫好きの場合、一見すると学問分野とのつながりが分かりにくいでしょう。

そういう場合にも、丁寧に大学の研究分野を調べていけば大学の学部(応用昆虫学の学べる農学部や理学部、生命環境学部……)につながります。

子どもは自分の好きなものが学問分野につながると夢にも思っていない場合があります。ここで大人の手助けがいるのです。

「あなたの好きなことって、〇〇大学でこんな研究があるみたいよ」と、お子さまの好きなことが学問分野に繋がっていると意識させることがポイントです。

「裏打ち力」は楽しく身につける!

例えば、AO入試/推薦入試へ向け「地方のインバウンド観光増加策」という題で、発表資料をつくるとします。

この時大事になるのが、「裏打ち力」です。

「裏打ち力」とは、自分が伝えたい意見の基礎となる先行事例を見つけ、自身の意見を固めることです。

自分の意見を補強する先行事例を資料に豊富に織り込むことで、大学側へ本気度が強く伝わります。

この「裏打ち力」をつけるためには「子ども自身が好きなことについて詳しい情報を引き出してくる方法」を正しく伝えることが重要です。

官公庁や論文など信用度の高い情報源にアクセスすることを伝え、正しいデータの収集方法を伝えましょう。

ここで大事なのは、「いかに楽しく先行事例を調べをするか」です。

ぜひ、ご家庭で「こんなこともやってるんだね」「あ、これ面白い!」とワイワイ楽しくやっていただきたいと思います。

子どもたちは自分の好きなことであれば次々に調べ、知識を蓄積していくでしょう。

AO入試では、まさにそのような「自分の好きなものを学ぶことに充実感を感じ、知識を蓄積していく」主体性のある学生を求めているのです。

「AO入試に関する話題と思うと……」とハードルを高く感じられる方には、まずはご家庭での雑談量を増やすことを意識してみましょう!

こちらの記事も、ぜひご覧くださいね。

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書いた人:塚﨑

【ビーンズ流】総合型選抜(旧AO入試)の対策について

総合型選抜(旧AO入試)の対策についての記事はこちらからご覧ください!

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「保護者さまの心構えについて」

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