「進路についての三者面談」にあたり、保護者さまにお願いしたいこと

「進路についての三者面談」にあたり、保護者さまにお願いしたいこと

本記事では、ビーンズでおこなう「進路についての三者面談」にあたり、保護者さまにお願いしたいことを説明しています。
結論、進路についての三者面談の中で、お子さんに迷いが見えたとしても……「どんな選択肢を取っても、親は、あなたの味方だからね!」というメッセージを発していただきたいのです!
ビーンズ塾長の長澤がお伝えします!

長澤啓 Nagasawa Kei
ビーンズ塾長として、ビーンズが積み上げてきたノウハウを「ビーンズメソッド」として、より洗練させるのがメインの仕事。
また副代表として、講師の採用育成プランの策定・外部協力者との渉外・経営企画までマルチにこなす。
趣味はビールを飲みながら出汁巻き卵をつくること。

■インタビュー/詳しい自己紹介
学校の勉強についていけなかった僕が東大に合格するまでと親と対立した日々について

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「進路についての三者面談」にあたり、保護者さまにお願いしたいこと

悩める10代」は、進路決めが苦手です。常に「決めること」に対して、恐怖と不安をもっています。ゆえに、一旦決めた進路も、ちょくちょく変わります。
そんな「悩める10代」である、子どもたちは三者面談の場においても、

まだ進路や受験方針を決めたくない
決断を引き延ばしたい。モラトリアムを最大化したい

という気持ちの片鱗が見えてしまいます。

一番近くで、そして誰よりも愛情をもって、お子さんを見守ってくださっている保護者さま。
ようやく進路について方向性が見え、三者面談をおこなっている……なのに、この期に及んで、なお子どもは「でもー……」「うーん……」と揺れている……。

そんな子どもの姿を見ると

「進路決め、間に合わなくなるのでは……」
「そうしたら、一番ツラい想いするのは本人なのに……」
「子どもの様子を見て、ドキドキし続けるコチラもしんどい」

というお気持ちになるかと思います………。

実際、過去、どの保護者さまもこの「進路についての三者面談」をおこなうタイミングで涙されたり、お身体に不調がきたりしていました。

その上で、お願いです…!

保護者さまから「○○の場合はどうする?」「××がダメだったら?」と質問するより、
○○だったとしても、××がダメだったとしても、あなたを応援するからね」というメッセージを伝えてあげていただきたいのです。

なぜか。

理由は、「○○だったとしても、××がダメだったとしても、あなたを応援するからね」というメッセージを伝えた方が、
「悩める10代」は、かえって決断しやすくなる・決断までの時間を短くできるからです。

そして、以下は、できたら保護者さまに「ここまで諦念していただきたい」という内容です。

・そもそも、社会経験がない・あっても浅い10代で自分の人生なんて決められないよね

・今の子どもたちは社会に不安を強く感じていて、自分に自信を持てない。そんな彼らが自身の決定になかなか自信が持てないのは当たり前

・「書も読まず、街にも出ていない」(社会に対する情報が足りず、ロールモデルとする人とも出会ってない)のに進路を考えられないよね

かなり、悲観的なのですが事実に近いと思っています。これくらい諦念していただいたほうが、子どもたちが右往左往する様子も余裕をもって眺められると思っています。

保護者さまの不安は、ビーンズが受け止めます

とはいえ、「○○の場合はどうする?」「××がダメだったら?」といった疑問やご不安を、押し殺してほしいという、保護者さまに我慢を強いるお願いでもあります……。

ですので、保護者さまの疑問やご心配は、私達が受けとめます!

「○○の場合はどうする?」
「××がダメだったら?」

という疑問やご心配がございましたら、まずチャットで私達へお知らせください

「進路選び」、どの生徒も本当に本当に大変です。

ビーンズでは、社会経験のない「悩める10代」が進路を確信をもって決めるのは、そもそも無理なゲーム(無理ゲー)だと考えています。
その「無理ゲー」を「悩める10代」がやらざるを得ないのは、現在の社会や教育の欠陥です。
ただ、その社会の欠陥を指摘したところで、社会がすぐに変わってくれないことも事実です。

「無理ゲー」をやるのは、当然、誰にとってもしんどいです。
比喩ではなく生徒も、保護者さまも号泣するような場面もあります。
そしてプロである我々も時に涙する場面すらあります……。

でも、私たちは、この「無理ゲー」を他ならぬ保護者さまと肩を組み、なんとか一緒に乗り越えていきたいのです。

まず、大前提、ビーンズ一同、保護者さまの絶対的な味方です。
その前提の上で、我々にとって保護者さまはお客様ではありません。「生徒の成長を一緒に応援するパートナー」です。
プロとして、時に、保護者さまの意に沿わないことを申し上げるときもあります。
正論をお伝えするときもあります。
それは、私たちが保護者さまにとって「生徒の成長を一緒に応援するパートナー」だからです。
講師という立場の私達では出来ないところを保護者さまにやっていただきたいからです。
苦しいときはチャットをください。全部には返信はできませんが、全て読んでいます。

どうぞ(明日からも引き続き)よろしくお願いいたします!

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