エンカレ授業の紹介「英語で国際交流!~ ダニーさんに学ぶ南米エルサルバドルの文化! ~」
今回の記事は、先日開催されたエンカレ授業「英語で国際交流!~ ダニーさんに学ぶ南米エルサルバドルの文化! ~」の紹介です。
特別講師には、留学経験を持ち、英語で日常業務をおこなう社会人スタッフ・石川講師と、エルサルバドル出身のダニーさんをお招きしました。
もくじ
授業の目的
今回の授業の目的は、生徒たちに世界観を広げてもらい、英会話を楽しく勉強していく動機づけを得てもらうことでした。
授業では、これから初めて英語を学んでいく小学生と、英検にチャレンジしていく中学生の生徒が一緒になって、楽しく取り組んでいきました。
授業の内容
まずは予備知識を得て学習!
生徒たちには、まず南米・エルサルバドルと聞いた時、頭の中に思い浮かべるイメージについて考えてもらって、それを書き出してもらいました。
▼生徒たちが抱いていたイメージ
・サッカー
・踊ってそう
・暑そう
・ジャングル etc...
みんなで意見を出し合ってもらった後は、動画を鑑賞して、より具体的なイメージを持ってもらいました。そして映像を見ると分かるのですが、じつはエルサルバドルにはジャングルだけでなく海もあって・・・その綺麗な自然の景色を目の当たりにすると、生徒たちも見とれているようでした。
その後、生徒たちには、これからいらっしゃる特別講師・ダニーさんの母国語であるスペイン語をカンタンに教えたり、生徒ごとに質問したいことを考えてもらってインタビューの準備などをしてもらいました。
ダニーさんとクロストーク!
ダニーさんとの話し合いでは、机に座って、かしこまって向かい合うカタチではなく、腰を下ろして、生徒たちと近い距離で楽しく話せるようなスタイルにしました。
ダニーさんは日本語がとてもうまく、英語やスペイン語と織り交ぜながら、エルサルバドルの食事・文化・暮らしなど、色んなことを生徒たちに話してくれました。
質問の時間では、生徒たちが好きな食べ物や、いつもどんな風に遊んでるのかなど、ちょっとくだけた話も混じり、また、ダニーさんが多趣味なこともあり、とても盛り上がった授業になりました!
ダニーさんは合気道もやる!
大の日本好きなダニーさんは、なんと合気道も習っているそうで、生徒たちに実演もしてくれました。手を掴まれた時に力を入れずに抜ける方法や、逆に相手を取り押さえる方法など、お手軽にできる便利な技を紹介してくれました。(合気道にまで精通しているダニーさんは、もしかしたら日本人よりも日本好きなのかも・・・!?)
授業の学び
生徒たちの様子・感想
南米について馴染みがうすく、あまり知らなかった生徒たちですが、やはり現地の方と触れ合って楽しく話し合うと、一気に興味・関心を示してくれるようになりました。
授業の終わった後、「英語だけでなく、スペイン語も喋ることができると、もっと楽しいことが増えそう」などの発言もあり、言葉を学んで誰かとコミュニケーションすることの大切さを実感してくれたようです。
塾長・塚﨑から一言
2020年になると大学入試の形態も大きく変わり、今までのリーディング・ライティングで読み書きするだけの英語ではなく、さらにヒヤリングやスピーキングも求められるようになります。
これから、たくさんの学習ボリュームを求められる英語。そんな英語を学ぶ上で、最初に重要となることは、「英語で交流することの楽しさを知ること」です。
「どうして日常で使わない英語なんて勉強しなくてはいけないんだろう」というマイナスなイメージではなく、「英語を勉強すれば日常の中で、もっと色んな人たちと話せて楽しい体験ができるようになる」というプラスのイメージを持つことが、なによりも大事なのです。
英語の学習では、なによりもスタートが肝心です。
いきなり読めない単語ばかりのテキストとにらめっこしたり、教え方の退屈な先生にあたったりすると、その圧倒的な学習ボリュームのせいもあって、すぐさま「嫌い科目」というように子どもたちは認識してしまい、成績も伸び悩んでしまいます。
ですので、子どもたちに英語を教える際は、まずは「楽しさ」を重要視するようにしてください!