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受験なのに不登校&昼夜逆転。子どもが勉強しない時の「親の心構え」とは

教育アドバイス

こんにちは!学習支援塾ビーンズ塾長の塚崎です。

受験シーズンが近づくと、お子さまも保護者さまもプレッシャーに感じることが多いかと思います。ビーンズの教室でも、こんなご相談をいただくことが多いです。

・子どもが進路について考えてくれない
・子どもが家でゲームばかりしている
・子どもが昼夜逆転していて受験(他、色々)が心配

また、保護者様がそういった心配を抱えると、親子で言い合いになることも多く、

・せっかく色々とアドバイスしているのに親子ケンカになった
・少し小言をいったら子どもがキレてモノにあたってしまう
・子どもがまったく話を聞いてくれなくなった

などのお悩みもたくさんいただきます。

思春期の親子関係はいつの時代も難しいものですが、その中でも、不登校・勉強嫌い・昼夜逆転という状況のまま、進路・受験についても考えないといけないシーズンが近づくと、親子の摩擦は起きやすいものです。

こういう時、保護者さまにお願いしたいポイントは、以下の3点です。

ポイント1:子どもは自分で失敗しないと理解できないことも多い
ポイント2:子どもは親のスケジュールで動かない
ポイント3:子どもが失敗した時に親へ相談できる親子関係を保つことが大事

以下、詳しく紹介してまいります。

ポイント1:子どもに何か言いたくなる気持ちはグッと我慢。お子さまが自ら学ぶ機会を待ってみる

親の心構え

「子どもに失敗して欲しくない」

そう思われる保護者さまは、かなり多いかと思います。

しかし、失敗は必ずしも悪いことではありません。たとえば、多くの大人は過去に失敗があったからこそ成長した経験を少なからず持っています。

ですので、小さな失敗というものは、むしろ子どもが成長するチャンスでもあります。保護者さまは焦って何かを言いたくなる気持ちをグッと堪えて、まずは見守る心構えが大切です。

【具体例】

都立チャレンジスクールやAO入試などでの面接の場面

子どもが「自分自身で決めたことで失敗して、そこから立ち直った経験」を積んでいると、同じ面接にしても、その言葉の説得力に大きな差が出ます。(これは"失敗なくしては得られない強さ"です)

親の不安で子どもを急かしても、悪循環になるだけ

どうして言いたいことをグッと我慢することが大事かというと、保護者さまのアドバイスが子どもにとってプレッシャーになってしまう可能性があるためです。

子どもの不登校や勉強嫌いが続くと、保護者さまはただ心配するだけでなく、だんだんと不安や焦りが出てきて、色んなことを頭の中で考えていくようになります。

「私が言わないと、子どもは何もしないまま、時間だけが過ぎてしまうのではないか」
「今のままで子どもが、本当に自立して生きていけるのだろうか」

↓ 不安が大きくなって……

「子どもに早く何かをしてほしい」
「子どもに少しでも安定したルートを歩んでほしい」
「子どもにできるかぎり可能性が広いルートに行って欲しい」

この時、自分の言いたいことをグッと我慢できると良いのですが、そうでない保護者さまは、自分の思い描くルートに子どもが進むように「早く早く!」と、つい急かしがちになってしまいます。

しかし、これがそのまま子どもにはプレッシャーになります。なぜかというと、子どもたちは、頭の中では「親の言う通りにやらないといけない」と思いながらも、実際には「うまくできない自分」や「親の期待に応えられない自分」に落ち込んでしまうからです。

また、そうしてストレスを抱えて疲れた気持ちになると、子どもは癒しを求めて、ゲームやネットの趣味にあらためて没頭します。すると、それを見た保護者さまは、さらに焦りの感情を膨らませて、「現実逃避してないで、早く勉強しないと!」と非難します。

以下、悪循環がずっと続いてしまい、状況改善が難しくなってしまいます。

親の思う「社会へのルート」を子どもに押し付けてもダメ

「社会へのルート」というと、「それなりに知名度のある大学を卒業してから一般的な就職」といった考えをされる保護者さまが多いです。

しかし、子どもたちにとっては、「社会のルート」といわれてもピンときません。なぜなら子どもたちは社会のことを知らないからです。

また、もし子どもが社会のことを知っていると言っても、それは学校の先生や保護者さまの言葉をそのまま鵜呑みにして、
「勉強して良い学校に行かないと将来は真っ暗だ……」というネガティブな考えしか持っていないケースが多いです。

そんな圧倒的に情報が不足している子どもたちに、「一般的な社会のレールに乗らないと!」と頭ごなしに言うだけでは、ただストレスになるだけで問題解決からは遠のいてしまいます。

※子どもに社会を考えてもらうコツを紹介しています

ポイント2:子どもはギリギリにならないと動かないことを理解する

親の心構え

「どうしてうちの子はもっと早く動かないんだろう」

そう思われる保護者さまはたくさんいらっしゃいますが、ぜひ認識して欲しいことがあります。

それは、そもそも大人や子ども問わずギリギリでないと動かない人が多いということです。

たとえば、大人だって、「やったほうがいいこと」について、なかなか取り組めないことがあります。

・将来のため、貯金
・健康のため、アルコールや食事の節制
・健康のため、きちんと運動や筋トレの継続
・仕事のため、会社内で自主的にすべき勉強
・キャリアアップのため、資格試験やスキル獲得の勉強
など

そんな中、子どもたちにだけ「将来の日本社会は厳しい社会になっているはずだから最低限の学歴は必要なんだよ! 勉強しないとまずいんだよ!」と訴えかけて、行動を改善してくれるということはありません。

子どもたちが自主的に危機感を持つまでの間は、たとえ親が「将来のために~したほうがいい」とアドバイスを言っても聞かないですし、ただ親子の関係を悪くするだけです。

つまり、

「どうしてうちの子だけ言ってもやらないんだろう……」と、保護者さまがストレスを抱えるのをやめて

「だれかに言われるだけで行動を改善できる人はそもそも少ないんだ」と考える

これだけで気持ちが少し楽になります。

ポイント3:子どもが親に「助けて」と言える家庭環境や親子関係を作っておくこと

家族

最後のポイントは、家族関係です。

子どもが本当に「進路どうしよう、困ったな」となった時、子どもが親に「助けて」と言える親子関係を築くことを優先してください

目安として、子どもが親に相談してくるためには、最低限、一緒に食卓を囲んで、テレビやニュース、趣味や家族のことなど、ちょっとした世間話や談笑ができるくらいの関係性が必要です。

心構えのコツ:親はどうしたら冷静になれる?

とはいえ、保護者さまからすればお子さまの様子を見ると、ストレスを感じることも多いと思います。

「まずは、お子さまのことを見守って欲しい」とお伝えしても、そういう時に限って、子どもの怠惰な態度が目に付いて、ついイライラしてしまう。

このとき、ストレスを軽減するコツは、(我が子が)親友の子どもだったら?と仮のイメージをしてみることです。

自分の子どもだから苛立つことでも、よそさまの子だと想像すると、なんとなく流せてしまうこともあるかと思います。

どうしても我慢できず、強く言ったり、皮肉を言ってしまう時は、こちらのブログも参考にしてみてください。

まとめ

今回の記事では「受験期に悩んだときの親の心構え」について、お伝えさせて頂きました。

おさらいすると、

・子どもの失敗は悪いことではない。
・親は子どもの失敗を見守る勇気を持つことが大事。
・正論だけで、子どもはカンタンに動かない(大人も動かない)
・子どもが失敗した時、子どもが親に頼れる親子関係を築いておく
・我が子のことを「親友の子どもだったら」と仮定してみる

以上の点を心がけてみてくださいね。

こちらのブログも参考になるかもしれません。ぜひ、ご覧ください。

お子さまが、もう受験を辞めたいと言ってきた場合へのアドバイスです。

お子さまが不安で受験勉強に手がつかない場合のアドバイスです。

受験まで不安…… "無料保護者相談"を利用しませんか?

さて、ここまでご覧になっている保護者さまの中には、

子どもが勉強を始めるタイミングはいつか?

子どもが進路を考えだすタイミングはいつか?

それまで、親ができることはなにか?

など、疑問をお持ちになっている方も多いと思います。

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