ビーンズ顧問弁護士 松井春樹(まっちゃん)の自己紹介 ~法律相談から経営アドバイスまで~
顧問弁護士のまめファミリー、松井春樹(まついはるき)です。
この記事では、私の自己紹介、私がビーンズで関わっていること、ビーンズへ参加した経緯、そして今後、私がビーンズで挑戦したいことについて語ります。
もくじ
基本プロフィール
■愛称
まっちゃん■役職
顧問弁護士■ビーンズ外での活動
大手法律事務所での企業法務に従事。M&A、スタートアップ投資に加え、Fintech・ヘルスケア・観光事業などの規制領域、ビジネスと人権の分野でも法律アドバイスを提供中。■趣味
・サッカー(高校時代はキャプテン)
・食べ歩き(ラーメンなどハイカロリーなものが好きです!)
・映画 (どんなジャンルも好きです!)■経歴(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
2017年 京都市立堀川高校卒業
2017年 東京大学入学
2020年 法学部在学中に司法試験予備試験合格
2021年 東京大学卒業・大阪にて司法修習
2022年-2023年6月 大手法律事務所にて弁護士として執務
弁護士のまめファミリー、松井春樹(まっちゃん)の自己紹介 ~法律相談から経営アドバイスまで~
あらためてまして、松井です。
ビーンズでは「まっちゃん」と呼ばれています。
みなさんも、お話しする機会がありましたら、「まっちゃん」と声をかけてくださいね。
ビーンズの運営に関わる経営相談
私がビーンズへ関わる内容は多岐にわたるのですが……(笑)
ビーンズはソーシャルベンチャーです。
「悩める10代100万人課題を解決する」というミッションを掲げているので、常に新しいことに挑戦するチーム文化を持っています。
常に、新しいことに挑戦するチームの宿命だと思いますが……
常に、とにかく人手が足りていません!
そんな中、経営陣が経営に関わる事項に悩む時間が長くなってしまうと、その遅れがそのままビーンズ全体の遅れになり、それが「悩める10代100万人課題を解決する」ことの遅れに繋がってしまいます。
なので、こまめに積極的に経営に関する相談にのり、スピード感をもって解決することで、ビーンズの運営が少しでも早く前に進むように心がけています。
これは自分事なのですが、ビーンズに伴走することを通じて、「些細なことこそ素早く対応する」ことが、成長しているベンチャーに伴走する弁護士に必要な心構え・役割だと痛感するようになりました。
ビーンズの理念に共感して、最初は「(ビーンズを)助けなきゃ!」と思ってまめファミリーの一員になったのですが、ビーンズにコミットすることで、自分もビーンズと一緒に成長しているなぁーと感じています。
大学生インターンのリーダー陣へ伴走
他にもいろいろやっています。
その内の一つが人材育成……!
ビーンズの副代表の長澤から「上司ではない斜め上の関係である松井に大学生インターンのリーダー陣の伴走をして欲しい……!」と頼まれ、引き受けることにしました。
今、のむしゅん(副教室長)を始めとする、大学生インターンのリーダー陣のチャレンジに伴走しています。
ビーンズは学生のスタッフにも重要な業務を任せる文化があります。
資金面・採用育成面などに関わる重要な計画の立案と実行も、大学生インターンのリーダー陣が担っているんです。
ビーンズの学生リーダーたちと会うと(びっくりするんですが)社会人と遜色ないスキルとマインドを持っています。
とはいえ、そんな彼らといえども「ひとつの団体を自分たちの力だけで運営する」というのは初めての経験です。
そこでビーンズに協力している、私たち大人たちの出番というわけです。
私も、大学生時代から色々な団体に参加したり、リーダーとして活動したこともあったので、そこでの失敗や成功をビーンズの大学生リーダーに伝えています。
私自身、まだまだ若く、彼ら大学生リーダーたちに対して、人生の先輩として自分の人生経験に根ざしたアドバイスができる……そんな身分ではありません。
でも、だからこそ、その若い私が今チャレンジしていることや、そのチャレンジで悩んでいることをそのまま、ありのままをビーンズの学生リーダーたちへ話したいなと考えています。
半歩前に進んでいる(はずの)私が自分の経験を話すことで、それが彼らの学びになるのなら、この上なく嬉しいです。
関西出身だからでしょうか、人と喋るのが大好きなので(笑)
とはいえ、長澤と夜遅くまでしょうもない話を続けてしまう場面も多々あるので……(笑)
このままだと、「長澤としょうもない話をしている変な人」と思われてしまうかもしれません。
そこで、私の周りで社会課題に関心のある同僚弁護士たち・若手官僚・スタートアップの経営者の方などの力を借りて、ビーンズの学生リーダーたちが有意義な話ができる機会を提供していきたいなと画策しています。
お試し的に一回やりましたが大盛り上がりでした……。その時は、のむしゅんを会に誘ったのですが、いろいろな刺激を得てくれたらしいので、うれしいですね。
あと、のむしゅんがスゴイのは開場前にフラっとやってきて、気づいたら運営スタッフとして協力してくれていたことです。
彼自身、リーダーとして会の運営の大変さ、イベント直前の大変さを知っているからこそ、手伝ってくれたのだと思います。
本当に助かりました……! のむしゅん、ありがとう!
ビーンズに参加した経緯とビーンズに感じる魅力
さて、そもそも、なんで私がビーンズに参加したか、そのいきさつについてお話ししたいと思います。
元々は私は副代表の長澤と大学1年生の頃からの友達でした。
長澤も私も、地方出身で一人暮らしだったので、大学の授業が終わったあと、毎日一緒に夕食を食べていた時期もありました。
私も長澤もやや前のめりな性格だったので(今もですが……)、毎晩、お酒を飲んで青臭く激論を交わしていたのを覚えています(笑)
長澤がビーンズで学生講師としての活動を開始した当時から、ビーンズの話は聞いていました。
長澤がビーンズで活躍している間、私は国際協力や難民問題の分野で活動しており、教育の道に進んだ長澤と興味の範囲が必ずしも一致していたわけではなかったのですが、
「本音で本質を語るのが好き」という性格や、「この社会をもっとよくしたい!」という想いは一致していたので大学4年間、腐れ縁が維持されたのかもしれませんね(笑)
さて……
ビーンズに顔を出すようになったのは長澤が副代表になってからです。司法修習を終えて、一息ついたタイミングで、「ソーシャルスタートアップの経営メンバーというファーストキャリアを選んだ長澤は今どんな感じなのかな?」と、割と最初は軽いノリでビーンズに行ってみました。
そこから、なぜコミット量が増えていったかと言うと、まず、代表の塚﨑さんと人事統括の山本さん(やまひろ)の人柄が心地良かったんですね。
初対面から、自分の生い立ち・思春期の頃の悩み・将来の野望をベラベラとしゃべっていました(笑)
これは、ビーンズという空間が人の心を「武装解除」させる不思議な魅力を持っているからなのかもしれません。
※私の弁護士仲間をビーンズに連れていくこともあるのですが、彼らもビーンズの中では本音をどんどん打ち明けてました(笑) これは本当に不思議だなと。
そして、気づけば足しげく通うようになっていました……
そうして塚﨑さんや、やまひろくんと何度も話す中で、ビーンズの事業内容や解決したい社会課題にも興味がより生まれてきました。
ビーンズは、病気・経済的理由以外で精神的に辛い状況にある10代のことを「悩める10代」と定義しています。
そして、「悩める10代」は全国に100万人存在すると推計しています。
そして、この「悩める10代」の問題が、私も含めた、私たちの世代の内面の課題を象徴しているような気がしたんです。
私は不登校経験もないですし、小学校から高校に至るまでサッカーに生徒会、課外活動にと、結構アクティブに活動してきました。
だけど、そんな私もビーンズに実際に通っている「悩める10代」の生徒の話を聞くと、「あ、その気持ち分かるな~!」とすごく共感してしまうんですよね。
そして、一番魅力に感じたのがビーンズメソッドです。
「チャレンジしたくてもできない心理的ストッパー」
「ありのままの自分を受け止めて欲しくてもそれをストレートに求められない心理的ストッパー」
などが詳細に説明され、それらをムリなく解除していく方策まで論じているところに凄みを感じましたね。
個人的には「理由つき承認→存在承認」という手法が好きです(笑)
ビーンズメソッドってなに?って方は…
講談社FRaUさんで、ビーンズメソッドの内容が前後編で詳しく掲載されています。
『10代の心をフリーズさせるもの…不登校専門塾が教える「大人がやってはいけない」こと』
『生きる重荷を軽くしたい…不登校専門塾が提案する“子どもを幸せにするための法則”』
「悩める10代」のサポートのために構築された理論とのことですが、大人にも適用可能だと強く感じています。
なので、長澤には「早く社会人・企業向けの事業を興してくれ!」と事あるごとに煽っています(笑)
話が長くなりました……
そんな経緯で、ビーンズのチームとしての魅力やビーンズメソッドの魅力に強く惹かれていきました。
そして、私にも何かできることはないかと考え、長澤・塚﨑さん・山本さんと話し合い、まめファミリーに加入することにしたのです。
今後チャレンジしたいこと
一人の弁護士・社会人として
今は企業を法律の面で支える仕事をしており、弁護士という専門的かつ裁量をもって動ける立場を活かした活動に充実感を感じています。
人生あっという間なので、ビーンズを始めとする社会を変革するポテンシャルを持った人と連携を取りながら、社会の幸せに繋がるようなイベントやプロジェクトをどんどん行っていきたいと考えています。
ビーンズの顧問弁護士として ~ソーシャルベンチャー経営伴走~
ビーンズの経営をそばで見ていて強く感じていたことは、「悩める10代のための個別指導塾」という業態に留まっていては、いつまでたってもビーンズの運営基盤は強化されないということです。
特に資金面において、常に制約を抱え続けながら活動しなければなりません。
一般的な個別指導の塾に比べて、ビーンズは講師の採用を絞る必要がありますし、講師育成にものすごく時間がかかります。
そしてなにより、生徒・保護者へどこまでもコミットするので、運営基盤を整備したり、拡大する余力が生まれないのです。
はっきり言ってしまうと、このままではビーンズがそのミッションである「悩める10代100万人」課題を解決することはできないと思います。
とはいえ、「目の前の生徒・保護者の状況改善のためにどこまでもコミットする」というのもビーンズの魅力であることも事実です。
では、どうすればいいか。
まず、目の前の生徒・保護者さまのサポートで得た経験を圧倒的に体系化されたビーンズメソッドに昇華させること。
そして新しい事業にチャレンジし、運営基盤を強化すること。
さらに、そこから得られた成果を目の前の生徒に還元すること。
この循環が必要だと考えています。
そして、私はこの循環をつくる手伝いがしたいです。
既に、私と同じくビーンズメソッドに共感してプロボノとして協力してくれている外資戦略コンサルティングファーム勤務の友人やメガベンチャー勤務の友人と連携して、ビーンズの新しい事業の開発を手伝おうとしています。
そして、ゆくゆくは、「悩める10代100万人課題」の解決と、さらにその先にある「なんだかんだで毎日楽しく生きていける人があふれる社会」というビーンズのパーパス(目的)が実現するようにしたいですね。
※副代表の長澤(中央)・私と一緒にビーンズに経営アドバイスをしているビーンズ戦略顧問の濱崎(右)
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