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教育アドバイス

子どもが模試・テスト・受験などに失敗して、落ち込んでしまった場合の対処法!

子ども 落ち込む

不登校や勉強嫌いの子どもは、模試やテスト、受験に失敗して落ち込むと、「もう何もがんばりたくない」と、ヤル気を失い、何も行動できない状態になってしまう時があります。心配になって声をかけても、元気のない返事だけ。こうなると、親としても、かなり不安な状況だと思います。

こんな時、ビーンズでは、ご家庭からのケアと当塾でのケア、両方の取り組みが重要だと伝えています。詳しくは、以下に順番に説明していきます。

1.ご家庭で取り組んで欲しいケア

子どもは失敗すると、大人が思う以上にショックを受ける

一般的に、子どもは失敗に対してショックを受けやすいので、試験の結果が悪いと、それだけでも相当落ち込むことがあります。とくに、マイナス思考になりやすい子どもの場合、以下のように数多くのストレスを感じてしまうのです。

<子ども自身の精神的な理由(内的要因)により落ち込んでしまう>
・理想と現実のギャップに耐えられない
・親の期待に応えられない自分を情けなく思ってしまう
・自分は何をやってもダメなやつだと塞ぎ込んでしまう
・受験失敗ともなると、「自分の人生はもう終わりだ・・・」と諦めてしまう

<他者からのプレッシャー(外的要因)により落ち込んでしまう>
・親や先生からのプレッシャーに耐えられない
・学校、クラスメイトたちとの成績比較による焦り
・受験締切までのスケジュールの余裕のなさによる焦り
・子の受験失敗に対し、親が「お前の人生は先がない」と突き放してしまう

このように「内的要因」と「外的要因」が複雑に入り混じり、不安や焦りの気持ちでがんじがらめになってしまうと、子どもはヤル気を失って、完全に塞がってしまいます。「次にがんばればいいや」という、前向きな気持ちを失ってしまうのです。

親に褒められたいからこそ、落ち込む子ども

子どもは基本的に、「親に褒められたい(認められたい)」と、少なからず思っています。普段、そんな素振りを見せていなくても、潜在的には承認欲求があり、子どもの根底には、「親」という存在が大きくあるからです。

そして、そんな親を前にして失敗を見せてしまうからこそ、子どもにとっては大きいストレスとなってしまいます。さらに、これが2回、3回と続くと、やがて子どもは一種の諦めを抱いてしまい、「自分は頑張れないし、どうせ親の期待には応えられないダメなやつだ」と、逆の方向に開き直って、塞ぎ込んでしまうケースにもなるのです。

この時、とくに気をつけて欲しいことが、日常における親子のコミュニケーションです。普段の会話もなしに、ひたすらに「学校・成績・進路」のことだけをしつこく聞いたり、叱ったりすることを続けると、子どもは親の信用をなくしていることを察しながら、同時に、不信感や猜疑心、敵対心のような感情も持ち始めて、「うるさい! どうせ自分はダメなやつなんだ! ほっといてくれ!」というように、まったく聞く耳を持たなくなってしまいます。

こういった状況を避けるため、ビーンズでは、普段から親子関係をしっかり築いて欲しいと、各ご家庭にお願いしています。(確かに、プレッシャーをかけることで成長する子もいますが、そういう方法では成長しにくい子もいるので、自分の子どもがどちらのタイプなのか、きちんと見極める必要があります。)

失敗しても前向きになるためには良好な親子関係が大事!

良好 親子関係 仲良し

ビーンズでは、良好な親子関係を築くため、保護者さまへ普段から取り組んで欲しいことを、以下のように説明させて頂いております。

<ご家庭で普段から取り組んで欲しいこと>

1.子どもと「無駄話」をする
日常における話題が、受験や成績の話ばかりだと、子どもはプレッシャーを感じ、親とのコミュニケーションを断絶してしまいます。そのため、子どもとは趣味の話や無駄話だったり、普段から色んな会話をするようにしておくことが大切です。仮に子どもが落ち込んでも、なにげない普段の会話があると、状況改善の糸口になってくれます。

2.子どもが自ら、保護者へ成績や進路について相談しているか
年頃の子どもにとって、悩みだったり進路について、親に相談を持ちかけることは、恥ずかしく感じることです。逆を言えば、子どもが普段から、自ら進路や成績のことを親へ相談してくるのであれば、良好な親子関係ができているということであり、これがひとつの目安となります。普段から進路の話までできているならば、仮に模試の成績が悪かったり、志望校に落ちたとしても、親といつものようにコミュニケーションをとることで、落ち込んでいる状態から自然と回復する可能性が高まります。

3.模試や受験の結果について前向きにコメントする
たとえ結果が悪かったとしても、親が鬼のように叱責すると、落ち込みやすい子どもには逆効果です。感情的になったら負けですので、それよりもどっしりと構えて、「失敗したなら、次がんばれば良い」と、繰り返し伝えて、子どものヤル気を持続させるようにしましょう。

大事なことは、「失敗=糧」であると、子どもに認識してもらうことです。失敗しても、くじけず、失敗の原因を明らかにして、次に向かってドンドン動いてもらうように働きかけることなのです。

もし親子の関係が悪い状態だと、子どもは塞ぎこみやすくなってしまいますし、親子の会話が成績や受験のことだけになってしまうと、子供は親とのコミュニケーションを避けるようになり、ますます状況は悪くなってしまいます。ぜひ、各ご家庭で気をつけて頂ければと思います。

良好な親子関係が築けないと、助言も無意味に・・・
たとえば、保護者様が子どもの進路を心配して、塾や予備校へ通うことを提案した時、良好な親子関係が築けていないと、受け入れてもらえません。このとき、子どもはまだ心の整理がついておらず、アドバイスも聞き入れられない状態にあります。そのうえ、親からも認めてもらえていないと思っているため、自己評価が低くなり、「自分は何をやってもダメだ」と誤った認識をしたままだからです。また、もしも親の言うことが正論であっても、このように落ち込んだ状態の子どもは親自体を感情的に敵視していることもあって、無視をしやすくなってしまうからです。

親子で成績と受験の話題だけは黄色信号!
たとえば仕事や職場をイメージしてみて欲しいのですが、普段はまったく日常的な会話をしないのに、「業績はどうなってる? ちゃんと終わってんの? 給与払ってるんだから、それに見合う以上の分、ちゃんとやれよ」と、高圧的な態度で進捗を聞いてくる人がいたら、どう感じるでしょうか。あまり気持ちの良いモノではないかと思います。これと同じで、たとえ親子であっても、「成績はどうなってる? 勉強はできてるのか? (養育費払って)育ててやってるんだから、親の期待に応えるぐらいには、ちゃんとやれよ」というような一方的な会話しかない状態だと、子どもは不信感を覚えてしまうのです。もちろん仕事と子育ては一緒ではありませんが、しかし、正論は、手順を踏んで伝えてこそ、初めて効果を生むことには変わりありません。ただ意見を押しつけるだけでは、逆に状況を悪くしてしまうことが多いので、気をつけてください。

2.ビーンズで取り組んでいるケア

学習支援塾ビーンズ 取り組み

ご家庭のケアを十分にして頂くようにお願いした後、ビーンズでは、落ち込んでいる生徒へ、下記の流れでサポートを進めていきます。

1.信頼関係にある講師と生徒が話し合って失敗を整理
2.アクティブな宿題に取り組む
3.小さな勝ちを積み重ねる

ポイント1.失敗の整理

落ち込みやすい子どもは、「失敗=自分はダメなやつだ」と自暴自棄になりがちですので、「この失敗を次に活かすためにはどうすればいいか」と、考え方を前向きに変えて、「トライ&エラー」の心構えをするように指導していきます。

<失敗を正しく整理する>

失敗の比較検証
他人の失敗や、自分の過去の失敗と比較することで、今回の失敗は数あるうちの一つであって、特別に気にすることではないと、認識を整えてもらいます。

失敗からの学びを可視化する
今回の失敗から得られる学びについて、考えてもらって、記録します。(失敗は致命的なものではなく、これからの未来に向けて頑張るための土台づくりだと認識してもらう。)

模試で失敗した場合
自分の苦手な科目や単元が分かったので、本番で同じミスをしなければ合格の可能性が高まると教えます。(この時、点数が低いからと叱責したところで何の解決にもなりませんので、ご家庭では十分に気をつけてもらうようにお願いしています。)

(大学)受験で失敗した場合
受験失敗は本当に大きなショックなので、落ち込む気持ちは分かります。しかし、だからといって失敗をずっと引きずっていても仕方ありません。そんな時も、冷静な視点で考えてもらうことです。例えば、「人生に一度しか行けない大学に入るまでの準備時間がさらに増えた」、「より多くの時間、大学・学部選び+勉強の時間に専念できる」、「去年以上に、自分の進路を真剣に考えたうえで、大学へ行くことができる」と認識してもらいます。

ポイント2.アクティブな宿題

ビーンズでは、生徒に失敗の意味を正しく認識してもらった後は、アクティブな宿題に取り組んでもらいます。

アクティブな宿題とは、テストに直結する問題集などではなく、まずは「旅行や面白いイベントへの参加」だったり、「(生徒自身の進路に関連する)インターネット動画の視聴」など、楽な気持ちで取り組めるものを意味します。

どれだけ講師が塾でサポートしても、生徒は帰宅して自分の部屋に戻ると、やはり気持ちの揺り返しが起きてしまいます。アクティブな宿題は、そんな悩む時間を与えないよう、矢継ぎ早に取り組んでもらえるものを選んでいます。

ポイント3.小さな勝ちを積み重ねる

これは生徒のスケジュール状況にもよりますが、受験まで余裕のある生徒には、途中で、必ずカンタンな検定・資格試験などに挑戦してもらうようにしています。

これにより、試験に備えることや、試験本番の空気、そして「小さな勝ち」の感覚を覚えてもらえるからです。

「失敗しても大丈夫」、といいながらも、なんだかんだで良い結果を出せると気持ち良いのがテストです。そして、その気持ち良さこそが、頑張るための原動力となります。ビーンズでは、勉強を好きになるためには、まずは「合格」の味を覚えてもらうことが重要だと考えて、指導しています。

「勝ち」が「好き」の気持ちを作る
成績の良い子どもというのは、意識的、または無意識的に、良い点数を取ることの醍醐味を味わっているからこそ、ずっと勉強をしていられます。逆に、勉強が嫌いな子どもは、そういった成功体験を小さい頃に得られることができず、ずっと苦手意識を持っています。そのため、たとえレベルをグッと下げたカンタンな内容であっても、勉強を好きになって自主的に取り組めるようになるためには、まずは「自分もやればできるんじゃん」という、「勝ち」を覚えてもらうことが、とにかく大事なのです。

まとめ

最後に注記なのですが、「失敗して落ち込む」という心の動きは、完全になくすことはできません。なにしろ子どもの心は未発達ですので、ちょっとしたことがきっかけで、再び落ち込んでしまうことは数多くあります。

しかし、だからこそ、落ち込むたびに元気を取り戻せる「良好な親子関係」が必要であり、また、「失敗した後に頑張る道筋を素早く指導できる環境」が重要となります。

失敗について、ただ叱責するのではなく、「これからどうすればいいのか」と子どもと一緒になって前向きに考えていけるよう、ぜひ本記事を参考にしてもらえればと思います。

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