大学の不登校で悩む方に知ってほしい「大学生活~今後の就活まで相談できる塾」のこと

不登校になる学生は、小中高だけでなく、大学でも増えています。

本記事では、そんな大学での不登校に関するお悩みを持つ方のため、ビーンズより、カンタンなご案内をさせて頂ければと思います。本記事が状況改善のきっかけになれば幸いです!

(現在、ビーンズでは不登校の大学生へのサポートには受け入れ人数に制限を設けています)

大学の不登校で悩む方に知ってほしい「大学生活~今後の就活まで相談できる塾」のこと

大学生で不登校になるケースとは

大学で不登校になる原因には、以下のようなケースがあります。

・単位の選び方がうまくできない
・大学での人間関係がうまくできない
・大学での勉強方法に慣れない(論文が書けない・調べものなど自由性が高い課題がむずかしい)

高校までの間、真面目だったり、内罰的だった学生は、大学における「自主性を求められる勉強・活動」にうまく馴染めず、だんだんと通学意欲をなくしてしまうことがあります。

また、その際、大学に行かず、ネットやゲームなどの趣味に依存すると、そのことで時間を浪費して、さらに不登校が長引いてしまうことにもなります。

状況改善をするための準備(心構え)

これから復学、就活などを考えるにあたって、大事なことの一つが、完璧を求め過ぎないということです。

先ほどの不登校になる原因を振り返った時、それらはいずれも「理想に到達できない自分への責め」という気持ちが根幹にあります。

・きちんと通学しなきゃ、という理想
⇒不登校になって自分を責めている学生の多くは、「大学に行く以上、ちゃんと毎回出席して、授業内容を高校同様、理解しなければならないのに……」という強迫観念を持っていることが多いです。そして、それができないから、へこむケースが多いです。(高校時代まではちゃんとできていたのに……などの気持ちも含まれます。)

・人間関係をうまくしなきゃ、という理想
⇒そつなく、できればみんなと仲良くなりたいという願望を持っており、そのギャップで苦しむことが多いです。(とくに、高校までは友達がたくさんいたのに、大学に入って、あまり仲の良い友達ができなかったり、ノリが違い過ぎたり……でショックを受けていることがあります。)

しかしながら、大学生活において、こういった「完璧を求める考え」はあんまり重要ではありません。それよりも、少し割り切った気持ちを持ってラクに考えた方が、それからの状況改善もしやすくなります。

▼大学生活では「割り切り」が大事
・授業の内容が完璧にわからなくてもいいや
・単位取得ギリギリでも、単位取得(卒業)できればいいや
・人間関係も仲良くできる子と仲良くできればいいや

このように割り切りの気持ちを持つと、だんだんと「大学へ行きたいのに行けない」といった悩みが減っていきます。(行きたい時に行って、最低限、単位さえ取れればいいやと、思い切って割り切ってしまう。)

ビーンズの指導法とアドバイス

大学への復学支援では、以下のように指導をしています。

・ビーンズのワークで、本人の趣味や方向性をチェック

・本人の興味ある分野に関連する学外活動などに参加してもらう

・色んな情報や人間関係などを得てもらって、そこから動機を得てもらう
(ビーンズからは色んな社会人の方々と話せる機会なども提供しています。)

・「自分のやりたいこと」の方向性が見えてきたところで、今後の進路を決めていく

・単位はじめ、大学のスケジュールを決めて、復学していってもらう
(要望があれば、論文やレポートの書き方指導なども実施)

就活支援においても、上記とほぼ同じ流れです。詳しくは、以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

大事なことは「情報収集」!

おそらく、大学で不登校になっている学生の多くは、自分のやりたいことがまだ見つかっていない状態だと思います。

この時に大事なことは「情報収集」です。

とにかく行動をして、色んな資料を集めて読んだり、色んな場所に出向いたり、色んな人に会って、これからの情報を集めて、自分のやりたいことを見定めていくことが欠かせません。(実際に現場へ行ったり、情報を集めもしないで、動機も何も生まれないからです。)

マイナス思考はしない!

「学校にも行ってないのに、学外活動なんて……」
「どうせやってもムダだし……」

などの考えは、そこで状況改善をストップさせてしまいます。まず、大学生は、学校に行かず学外の活動をしていても、とくにヘンな目で見られることはありませんし、取り組みが無駄になるかどうかは、それこそやってみないと分かりません。

学外活動は、情報も集まるし、精神的にもタフになれる!

なぜ学外活動を薦めるかというと、(大小ありつつ)何かしらの知識や経験を得られることが多いからです。

その中で、あらためて、自分のやりたい学問や、やりたいことについて考える機会を得られるかもしれませんし、また学外活動で人間関係を構築することによって、コミュニケーションの自信を獲得し、復学した際、タフにもなれます。(いちいち大学の人間関係程度のことに気を取られなくなります。)

就活でも「行動力」が大事となる

ビーンズでは、大学生の就活支援においても、「とにかく現場へ行ってこよう!」と指導します。

展示会や国際フォーラムの就活イベントはもちろんのこと、受けたい業種があるなら、その関連店舗へ、実際に足を運び、現場の雰囲気、働いている人の雰囲気などを必ず見るように指導します。また、できる限り、実際にそこの環境で働いている人とラフな話題も交えて会話もしてもらうように指導します。

百聞は一見に如かず。あれこれと頭の中だけで悩んでいても、状況は何も変わりません。まずはなにかしら具体的な情報を体験して得られるよう、行動を起こすことが大事です。

参考:センパイの体験談

以前、ビーンズの講師たちにアンケートを取って、大学時代にやりたいことを見つけた経験などを書いて頂きましたので、どうしても自分のやりたいことが見つからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

また、中央大学の学生たちに、これから大学に進む後輩たちへ「大学生活においては色んなことにチャレンジする姿勢が大事」というテーマで特別授業をして頂いたこともあります。色んなことにチャレンジするのは大変だと思いますが、話し手も決して初めからチャレンジできたわけではないのです。

サポート内容

ビーンズでは、色んな経験をしてきた先生たちに加えて、色んな業界で活躍する社会人の方とも関わりを持っており、生徒の状況に応じて、じかに会って話したり、インタビューしたりする特別授業も実施しています。

過去、復学や就職をした学生の実績(体験談)について、以下に紹介いたしますので、参考にして頂ければ幸いです。

メッセージ

現在、大学生の方へ

大学では、学生ならではの自由性を活かしてほしいと思います。

中学・高校に比べて、大学では、自分に使える時間を自由に設定できます。大学に限らず、サークル、学外活動、インターン、ボランティアなどに参加したり、または、それらを組み合わせたりして参加して、日々の時間における「費用対充実度」を上げていくようにしましょう。

大事なことは、

・今、自分の好きなものと向き合うこと
・今、自分の好きなものを軸にして、外の環境に飛び込む勇気を持つこと

です。とにかく行動をして、色んな経験を積んでいってもらえればと思います。

保護者さまへ

大学で不登校になり、ひきこもる原因の一つには、ゲーム依存があります。

学校にも行かず、働かず、ずっと遊び続けている。こういう状況がずっと続く時は、きちんと自立の心を持ってもらえるよう、甘やかしすぎに注意しましょう。

・子どもの依存がひどい時は
⇒お小遣いカット(趣味のお金は自己負担にさせる)
⇒酷い時は、ネット回線を切るなど、親が制限できる力を持っておく
⇒学校に行かないなら最低限、家の手伝いはさせる

・もし、子どもに暴力を振るわれたら
⇒徹底して、子どもと距離を取る。
⇒お金に余裕があれば、家を離れて暮らす。
⇒一番いけないのは暴力で対応してしまうこと。
また、そのまま甘やかしている状態を続けること(親子が悪い方向に共依存になってしまうため。)

本来、生活は、生活費や電気代などのお金が必要なことです。これを、親が上げ膳据え膳やってしまうと、お子さまはいつまでたっても自立の機会を得ません。あまりに依存が酷い時などは、徐々に生活維持するためにはどうすればいいのか、具体的に考えることを本人に考えさせるようにしていきましょう。(大学は義務教育ではありませんし、18歳は、もう社会で働いても良い年齢です。色んな社会の常識を伝えていって、そのことを自覚させることが大事です。)

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