高校グループワークで気力を失い「変わりたい・変わりたくない」のグルグルへ。逆転のきっかけは"放言"
「ビーンズで受験を経験した生徒たちはどのような心境だったのか……?」
というビーンズ生徒の大学受験のリアルな雰囲気をお伝えする毎年恒例になりつつある記事です。
悩める10代のリアルな大学受験エピソードをご覧ください。
インタビュアーはおじゅりん先生、ななもん先生、そして愉快な「チームTacti」のメンバーです!
もくじ
美談ではない大学受験物語①「学校」への不信感から気力を失った高校生...
――まずは、高校生活ってどんな感じだったの~??
Tacti:
実は、「めちゃくちゃ順調」って感じではなかったんです…。
というのも、必修のグループワークがなかなかうまくいかなかったりして、高校への不信感が出てきてしまって…。
――高校への不信感ってなにからでてきたの??
私の通っていた高校では
「生徒を取り残さない」
「コミュニケーションやグループワークに苦手意識を持っている人をサポートする」
ということを大切にしていました。
そのことは、とても素晴らしいですし、それに救われた部分も確かにありました。
なのですが…ただ、とにかくグループワークが進まない。
そして、グループワークが進まない背景にある、高校の課題に対して、不信感が生まれたって感じですね…
グループワークが進まない
――グループワークが進まない理由って何??
Tacti:
グループワークがうまくいかなかった理由は、「生徒がグループワーク…というかコミュニケーションに慣れていない」ってことが、あったからだと思います。
自分の通っているのは通信制高校だったのですが、
自分は「通学型」だったんです。
そして「通学型」はグループワークが多いんです。
でも、僕の行っていた高校の生徒の多くはグループワークに慣れていないんですよ。
もっと言うと…
・他人との深いコミュニケーション
・パワーポイントスライドでの発表
こういったことに慣れていない/ハードルを感じてる…
一言でいうと、ビーンズでいうところの"青春経験”に慣れていないんです。
慣れていないからやる気も出ない。
そういう生徒達はグループワーク中、何を喋っていいかわからない。
だから、ずっと下向いてスマホをいじって、SNSやアニメ見ていたりしながら参加してて……。
コミュニケーションやグループワークが苦手な人の気持ちって、僕も良くわかって。
黙っている間も、頭の中でいろんなことがグルグルしてて…
とにかく思考も言葉も行動も止まってしまうんですよね…
そうしたら、もう考えるのも辛くなるから、「やーめた」ってなっちゃう。
そうなると、(グループワークは教室で対面の授業だったんですけど)固まってしまって反応もしてくれないんですよ。
「とにかく時間が進めば授業が終わる」ので、もうずーっと固まってる感じで。
そうやって、高校の方針についていけていなくて取りこぼされている生徒が多くいました。
グループワークのしんどさ
――そもそもTactiの高校の方針って??
通学コースの方針を誤解を恐れずに、雑にまとめると、
「グループワークが必修・グループワークの結果を皆の前で発表 」ですね…
でも、僕の属していたコースは、みんなやらされていた……感があって…。
・コミュニケーションに苦手意識を持っている人もいる
・自分のやったことを皆の前で発表することにアレルギーを持っている人もいる
・自分の好きなことはすごく頑張れるけど、コツコツ一人でやたい人もいる…
こういう色んな背景を持った高校生たちが、
いっしょくたにグループワークをやって、時々、皆の前で発表する
……ということは、かなり難易度が高いことだったと思います。
――確かに… 段々とグループ内で打ち解けてくるってことはなかったの?
Tacti:
(今、高校が同じ仕組みかどうか分かりませんが、私の代では…)
グループワークを通して、どうにかこうにかメンバーたちと打ち解けて、人間関係を作っても、3か月に1回、グループワークのチームが新しくなるんです。
すると、人間関係は「はじめまして」…ゼロにリセット。
チームメンバーは変わっても、メンバー皆のやる気がないのは変わらず…
そして、またまた互いに距離感も分からない日々が始まる…という。
これはちょっとしんどかったですね。
グループワークのモチベーション格差
その一方で、
「よっしゃー!やってくぞー」
って感じで、グループワークへのモチベーションが高い人も確かに高校にはいるんですよ…!
例えば、生徒が自発的に集まってプロジェクトをやる人たちもいました。
ところが、僕が属していた高校のコースだと
「この企画をやりたいぞ!おー!」
っていう人たちと…
「できれば、グループワークとか企画とかやりたくないな…」
って人たち…この間にはモチベーションの格差(ギャップ)があったんです。
グループワークをうまく進められなかった理由の一つとして、
生徒間のモチベーションに大きなギャップがあり、そのギャップを埋めるための施策が不足していた…と言えると思います。
で、授業はグループワークにまだ慣れていない生徒たちに進捗を合わせていくので…
「コミュニケーションやグループワークにニガテ意識を持っている人へのサポートで、授業全体が止まる」っていう事態が多発していました。
で、その時間はグループワークを先に進めることもできず、ずっと待ちぼうけ。
私語もダメ。
…教室でPCを前に、先生たちがサポートを終えるまで、ただただ待ってました。
――…そんな中、Tactiはどうしてたの??
Tacti:
僕はビーンズでグループワークというか企画をしてた経験があるので、
「グループワークは皆でやるものだから、ちゃんとやろうよ」って思っていてて。
そして、グループワークとか企画に大切なのはスキルとか知識とかじゃなくて、皆でプロジェクトを進める事に対しての「熱意とか参加度」が大切だと思っていてて…
先生たちの対応
――高校の先生の対応はどんな感じだったの?
高校の先生も、すごく大変だったと思います。
多くの先生が、グループワークで黙りこくってしまう生徒のサポートのために、集まってくるんです。
先生たちは、そういう生徒たちへ向かって
「大丈夫?」
「何か分からないところある?」
って、一生懸命声をかけるんです。
声はかけられた生徒のほうは、ただただ相槌はうってる。
…でも、傍から見てて、相槌は打ってるけど、頭には入っていないだろうなぁ…と思ってて。
過去の自分も、そういう時があったんで、彼らの気持ちが分かるんですよ。
その時の経験から推測すると
「早く、この場から解放されたい…」
「とにかく、しゃべるどころじゃない…」
「この場で、自分の気持ちを伝えるとか、ぜったいに無理…」
って思いで頭がいっぱいだったんじゃないかなって…。
Tacti:
で、今度は、グループワークを熱心にやっている人たちにも、別の問題が起きるんです…
グループワークを頑張ってて壁にぶつかる…。
生徒だけでは、どうしようもない…
生徒だけでは、知りようがない事柄がある…
そういった時は、先生に相談したいわけです。
でも、先生たちは「グループワークで黙ってしまう生徒のサポート」にかかりきりで、誰も近くにいない…
また、グループワークで困ったときに、別々の先生たちが、別々のアドバイスをしてくることもあって…。
そのたびにグループワークが混乱しちゃうんです…
――実は、私も同じ高校でインターンしてた経験があるのですが……先生もインターン生もそういった子たちの注意とかに、ほんとに手がかかってましたね。今思えば、アドバイスに一貫性がないときもあったなと思います…!
Tacti:
そんな状況だから、グループワークの進捗が芳しいわけがないのです。
にもかかわらず、担任の先生から「Tacti、他の生徒200人の前でグループワークの成果をオンライン発表してきてね」って、なんの前触れもなく言われる…という事案がありました。
――実は、えーと、確認だけどグループワークの進捗は…
Tacti:
もちろん、ちっとも進んでいないんですよ…。
なのに、言われた段階で、すでに発表メンバーとして決定していてて。辞退できない。
いざ発表しても、他の生徒はほとんどの人がマイクオフでカメラオフ…。
かなりキツかったです…。
ビーンズだと、誰かの発表を聴く側のスタンスについても、共通ルールを作ってますよね。もちろん、それもない。
なにより聴く側も
「この発表って、なんのために聞くんだっけ?」
「これ、何の時間?」
みたいな感じになってました(笑)
この件が高校への不信感の決定打になりましたね…。
興味のあることを探求する気力が削がれる
Tacti:
そんなこんなで、学校のグループワークがうまくいかないことがとてもストレスでした。
グループワークの人間関係のストレスが原因で、
グループワークに対しての不安がだんだん増えてきて…
最後にはやや人間不信に近いような感じになってしまいました(笑)
そうしているうちに、なんとなく興味のあることを探究することや、それを人と熱く語ることへの気力を削がれていってたと思います。
自分が属しているコースとは別のコースでは、ハイレベルのスキルを持っている高校生たちが集まっていました。
彼らはゴリゴリに3Dやアニメを作っていたり、アプリを作っていたりしているわけです。
「じゃぁ、そっちのコースに移動すればいいじゃん!」
と、思う方もいるかもしれないですけど…
そっちのコースでは、超高校生レベルのハイレベルなスキルを持っている人に囲まれるわけです。
今度は、「そんなハイレベルな環境に、自分がついていけるのか…」と不安になって、そのコースに変更するのも、決心できないという…。
――確かに。そんなハイレベルな人たちにいきなり囲まれるのは大学生でもしんどいよね…
一応、補足しておくと自分もまだまだ未熟で。
今考えると……
「リーダーとして、頑張れなかったかも~」
「自分のファシリテーションがダメだったのかな~」
「メンバーひとりひとりの得意不得意を話すタイミングを作るべきだったかな~」
といった反省を、学校のグループワークのたびに感じて、
反省だけするだけならいいのですが、そのままパワーダウンしちゃうわけです…。
そういう点も含めて、自分もまだまだ未熟だったなーと。
理想のグループワーク像
――今だから思う、Tactiの理想のグループワーク像ってどんなものなの…?
Tacti:
自分の理想としては、やりたいときにモチベーションがあるメンバー・仲間が集まってバチバチのプロジェクトをやっていく…
でも、そこに順位の競争はなくて。
「(順位とかじゃなくて)面白いのつくったな!」
「いや、おまえのも面白いよ!」
っていうグループワークですね。
競争がヤダ。資本主義もヤダ!
Tacti:
でも、実際は…キャンパスの中でもグループワークの発表の順位がついて、キャンパス同士でも順位付けされるみたいな(笑)
たしかに「共創」できる瞬間もあるんだけど、「競争」がとにかく多い。
他人と成果物を比較されて、なにかと順位付けがされて…みたいな。
――なんか進学塾みたい(笑)
Tacti:
その「順位付け」で、僕はモチベーションが下がったんですよね……
そして、そこから「大人になっても競争を強いられる資本主義の社会もヤダ!」って、なってました(笑)
資本主義の社会ヤダ!って言っても、「革命だー」ともならないんですよねぇ…
逆転のきっかけは"放言"
変わりたい! 変わりたくない!!
Tacti:
一方でそんなこと言いながら、なんもできていない自分も嫌いで…。
周囲も社会も変わらないことも分かってるから、自分が変わらないとって思うところもあるけどできないし…。
高校2年生のときは
「今の自分は、自分で好きだから変化したくない。でも受験を考えると変化せざるを得ない。」
「大学選びは、人生で大きい選択だから、自分を変えないといけない。でも変われない!」
といった感情が爆発してましたね(笑)
"放言からスタート"
――でも変化しないと!ってタイミングがでてきたよね?
高校3年生になるころからですね。
そのタイミングで「高校がダメなら、(自分の居場所が確立できていたビーンズで)何か企画をチャレンジする方が実りがありそう」
と考えました。
ビーンズが自分にとっての居場所だと感じていたので、塚﨑先生に「あれやりたい! これやりたい!!」と放言しまくっていました。
でも、放言ですので、最初は全然実らなくて(笑)
「やりたい!」という意見は放言するものの、自分が中心になって、何かを企画するということはできなかったんですよね。
「ビーンズで活動したいし、でも何もしたくない!」
「変化しない方がいい。でも何かやりたい!」
という、相反する感情がずーーっと自分の中である状態でした。
でも、それも含めて、ビーンズでは認めてくれるので、安心して放言を続けていました。
――「放言からスタート」はビーンズの王道ですし。完璧な流れですよね…(笑)
今思えば、このタイミングでの大量の放言が、ここからの逆転の口火だった気がします。
「他力本願寺」
――そのあたりに「他力本願寺」が一時期流行ってたけど…ちょっと説明してもらってよい?
Tacti:
高校2年生夏に「”自分事”ってしんどいよね~でも”他人事”ならできるよねー」って想いが爆発しまして(笑)
ビーンズに他力本願寺が建立されたわけです…(笑)
全然意味わかんないですよね。
えーと。
ビーンズでは昔から「人間、"自分事"は頑張れねぇよ」という思想があるわけです。
自分事を頑張れない一方で、他人事なら頑張れる。もっというと、仲間=他人の進路なら、楽しく考えられる。
(『無責任→有責任のスモールステップ』とも言いますね)
そこで「受験を控えた受験生の周りに他学年の生徒たちが集まる」という風習があるんです。
何するかというと、非受験学年の生徒たちが、受験生(センパイ達)の応援をすると…!
つまり、本来の受験や目標達成の主体である人(受験生)は非受験生の仲間の他力にただ縋(すが)り、
非受験学年の生徒たちにとって、受験生たちの艱難辛苦は"他人事"ですから、頑張って応援できる…。
そうして受験生が合格したときには、非受験生たちが、わが事として喜ぶ…
という文化が、ビーンズでは共有されているんですね。
そこで「今、高校2年生の自分が、時間のない受験生のために、頑張る」という思考に自然と至ったのです。
――別に怪しい宗教団体ではないのね(笑) そこからどうなったの?
初めは、ビーンズがやっている企画に呼ばれてそれを手伝ったり、他の高校生がビーンズでやっていた企画に参加する程度でした。
自分発信で何かを始めたのは、日本IBMのボランティアの皆さんとのイベントからでした。
――そのころには、ビーンズで、グループワークみたいなのをやっていたよね。
Tacti:
TRPGの企画書づくりをグループワーク化してましたね。
もともと、僕がTRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームという、複数人でテーブルを囲んで、会話しながら、ルールブックに沿って物語を進めていく対話型のロールプレイングゲーム)にハマってまして。
それをビーンズでやりたかったんですね。
そのとき、どんなTRPGの内容・企画だとビーンズの生徒たちが面白がってくれるか考えていたんですが…
「あ、この企画を考える時間こそ、青春じゃん。他の生徒たちと一緒に企画からやろうやろう!」と思ったんです。
先生たちにも相談し、生徒たちを巻き込んで、企画をつくり、そのメンバーたちでTRPGをやりました。
企画をかなり作り込んだので、大盛り上がりでした!
社会と自分への違和感がモチベーションに
Tacti:
一方、進路や大学受験の方は「まだまだ子どもでいたい」という気持ちが強く、具体的に考えられませんでした。
高校2年生くらいから高校から進路や就活の話を言われるようになって…
でも、社会も知らないし、やりたいこともまるで決まってない状態ですから…
いきなり専門的なものに絞るのは後悔しそう…
かといって、自分が大学で学びたいモノがあるわけでもない…
というドツボにはまっていったんだと思います。
それで、高校2年生の秋から冬にかけてはビーンズでも
「モラトリアムを続けたい!」
「ずっと子どものままがいい!」
って言ってましたね(笑)
――社会に出たくない!という強い意志を感じる(笑)
Tacti:
そうです(笑)
高校2年生のときは「4つの感情爆発」がありまして。
・「今の自分から変化したくない!」
・「でも受験を考えると、変化せざるを得ない!」
・「受験で自分を変えないといけない!
・「でも、絶対に変わりたくない!(変われない)」
という4つの感情が爆発していたんですね(笑)
そんな状態なので、「社会に出たくない!」「社会に出てもどうせダメなんだ」と思い込んでいました。
――とはいえ、ビーンズで色々チャレンジしてみようかな!という兆しはあったよね?
Tacti:
ありましたね~(笑)
でも、当時は、
・「変化しない方がいい。でも何かやりたい!」
という、相反する感情がずーーっと自分の中にあったので、今一歩、本気になりきれなかったというか。
その相反する感情でグルグルしきった後に、気がついたら、レビュー論文に取り組み出すなど大学受験に向けて少しづつ行動していたな~と思います。
――この時期は社会に出たあと働くイメージがないから働きたくもない…そして「もっと社会がこうだったらいいのに!」という社会に対する感情が強く出てた時期だったよね…
Tacti:
そうですね。その感情の原点は学校に対する恨みつらみなんですけどね(笑)
今となっては、自分ももう少し俯瞰して物事を見ることができていたらよかったと思います。
学校や社会の裏側まで見通し、
「学校はこういう事情で、こうなってるのか」 「この社会課題の背景には、こういうやむにやまれぬ事情があるのか」 |
といったことを深く理解し、そこから自分に何ができるかを考えることができていたらなぁ…と思います。
――そこから「自分が変化しないと!」っていうタイミングがやってきたのっていつだっけ?
ここで第一部終了です…。
ここまで長文ありがとうございました。
後編、いよいよ大学入試対策です…!
まとめグループワークへの提言と次回予告
本記事では、Tacti氏の高校生活…特にグループワークでの葛藤がまとめられていました。
グループワークをして、その結果をプレゼンする… 近年注目を浴びる「アクティブラーニング」や「アントレプレナーシップ教育」などで、当たり前になった風景です。
「アクティブラーニング」「アントレプレナーシップ教育」に通底しているエッセンスとは何か。
それは、
です。
ビーンズでは、これを「熱い青春」と呼び、子どもたちにとって、とても大切な時間だと捉えています。
大人だって"熱い青春"は難しい
しかし、課題もあります。
"熱い青春"では「高負荷」で、「自分1人では達成できない」事柄に取り組むわけですから、当然ハレーションも起きます。
特に本記事でとりあげたようなチーム内の人間関係…チームビルディングは、子どもたちだけの自助努力に任せるのをビーンズでは良しとしていません。
かえってチャレンジをやめてしまったり、
チームでの活動のトラウマがおきてしまい、
その後のチーム活動へのアレルギーが出てしまったりします。
よく考えると、大人だってチームでの活動や、チームビルディングは大変です。
「ヒューマンリソース」=HR部門に、どの有名企業も注目し、毎年たくさんのHRにまつわる課題を解説・解決しようとする本が出版されているのは、
とりもなおさず、大人だってチームを作り、自分一人では達成できない高負荷なことを仲間と協力して、創意工夫しながら一生懸命にやること…つまり熱い青春をやるこが難しいことを証明していると思います。
しかも、大人は子どもと違い、チームに所属して、
自分一人では達成できない高負荷なタスクを
仲間と協力して、創意工夫しながら一生懸命にやると、お金をもらえます。
生活がかかっているのです。
そんな大人だって仲間と"熱い"青春経をすることは難しい…であれば、
まだチーム活動やチームビルディングに慣れていない/経験がない子どもたちが「熱い青春」を経験するためには、
最初は大人のサポートが必要だと思います。
慣れた後であれば、子どもたちはコミュニケーションでの傷つきにも耐えますし、
自身のコミュニケーションも改善しようと努力もできます。
ぜひ、これをご覧になった大人の皆さまには、子どもたちに彼らが青春経験を積めるまでの「ゆるやかなスロープ」を用意してあげて欲しいなと思います。
次回「推薦入試対策で人生の棚卸し オープンキャンパスは皆で行こう・ゼロ併願事件・地獄の面接対策」では、
悩める進路選択、自己分析から「モラトリアム延長のため」から「やりたいことをやるため」の大学進学へ変わったキッカケ、
「こんなに事前準備あるの!?」と驚く推薦入試の準備の様子まで……余すところなくお伝えします!