学習支援塾ビーンズの授業紹介 ~ ペーパータワー ~

本記事では学習支援塾ビーンズの居場所コンテンツの一つ「ペーパータワー」について紹介したいと思います。

ペーパータワーとは

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「ペーパータワー」は、その名の通り、紙を使って、高く積み上げていくワークです。A4のコピー用紙を使って、いかに少ない枚数で高く積み上げるかを競っていきます。このワークでは、生徒たちに自由に発想してもらい、また生徒同士の作品を見比べることで自分とは異なるアイデアを得てもらうことで、想像力の幅を広げてもらうコトが目的となっています。

さっそくペーパータワー作りを開始!

授業の様子

ちょっとしたゲームのようなものですので、子どもたちもヤル気十分です。「高いの作るぞ」と、競い合うようにして、生徒たちが用紙を折ったり、丸めたりして、紙を積み上げていきます。

最初、一人の生徒が素早く、高いタワーを詰み上げました。

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でも、同じやり方を真似しようとする生徒はいなくて、皆が「自分のやり方で高さを越えてやる」と試行錯誤していました。

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前に、イベント会場の映像を見た時に覚えていた土台の形を真似る生徒がいたり、

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柱の間に紙を敷いて、安定して積み上げられるようにしたり、

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一人の生徒は紙をちぎって折り曲げて、曲線美のある支柱まで作り出していました。これには皆が興味津々でした。

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ほとんど柱のカタチそのものですね。そして、これから積み上げていこうとしたところで・・・タイムアップ!

結果、一番高く積み上げた生徒が勝ったのですが、その優勝者を含め、皆が「完成形を見てみたい」と、その丸い柱の続きが気になっていたようでした。
(講師たちも興味津々でした)

生徒たちのスゴイところ

この授業でとても感心したことがありました。
それは、ペーパータワーのワークが終わった後、生徒たちに「どうして、そういう形で積み上げていったの?」と聞くと、皆が皆、それぞれに「これは~~っていう考え方して作ってみたんです」という感じで、きちんと自分の考えを持って答えていたところです。一人くらいは「なんとなく?」っていう曖昧な子もいるかと思ったのですが、ちゃんと自分の考えがあって、その考えに基づいて行動していたのだと、驚きました。

感想

大人の想像以上にみんな真剣に考えながら、過去に得ていた知識を活かしたり、作業を進める中で新しい発見に気づいたり、一つ一つ丁寧に作業を追及してこだわっていく姿は、見ていて、とても気持ちが良かったです。まるで、丁寧に下処理をしてこだわりを持つ料理人の姿のようでした。

それに、紙をちぎってみたり、建物の構造を思い出して真似てみたり、大人ならあまり興味がなくて覚えていないようなことを、しっかり知識として身につけているんだなって思うと、生徒たちの個性を感じることもできました。

まとめ

子どもたちが発想力や機転を利かせて、黙々と挑戦を続けている様子を見ていると、社会人である私のほうが背中を押してもらったような気分になりました。人生は一度きりしかないし、どんどん挑戦する姿勢を恐れていてはもったいないんだな、とあらためて思いました。

生徒たちも自分たちが作ったそれぞれの作品に、なんだか誇り・思い入れをもっているようだったので、充実した授業になったのではないかと思います!

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