勉強嫌い・不登校の子どもたちへ伝えたい「勉強をスムーズにスタートするための3つのポイント」

こんにちは! 学習支援塾ビーンズです。

今回の記事では、勉強嫌い・不登校の悩みを抱える子どもたちが勉強を始める時、気持ちよくスタートを切るための3つのポイントについて、話をさせて頂きます。

勉強嫌い・不登校の子どもたちへ伝えたい「勉強をスムーズにスタートするための3つのポイント」

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このブログを読んでくれている人の中には、テスト勉強や受験勉強が手につかず焦っていたり、悩んでいる人もいると思います。

「受験も近いし、これから勉強をスタートしたいけど、なんだか気持ちが乗らない・・・」
「親や先生から勉強しろと叱られているけど、やり方がよく分からない・・・」

そんな時は3つの心構えを持って、勉強の準備をしてみましょう。

ポイント1 「勉強嫌いな自分を受け入れよう!」

勉強を気持ちよくスタートするためには、「マイナスな思い込み」を捨てることが大事です。

「なんで、自分だけ勉強できないのだろう・・・」
「勉強できない自分はダメな存在なんだ・・・」

このように考えてしまって、自分を追い込んでしまう人は少なくありません。自分が勉強できないことに罪悪感を覚え、プレッシャーになり、ますます勉強嫌いになってしまいます。

そうではなくて、「勉強嫌いなんだから勉強できなくて当たり前」「そんな勉強嫌いの私が、これから勉強をスタートしようとしている。なんて私はエライんだろう!」というように、自分を褒めてあげる、評価してあげることが大切です。

初めて自転車に乗ったときの事を思い出してください。「コケるかもしれない・・・」と怯えて縮こまっていたら、永遠に自転車には乗れていませんよね。「初めはコケるかもしれないけど、とりあえず乗ってみよう!」と悩まずに行動していったからこそ、乗れるようになったはずです。これは勉強も同じです。

まずは「自分は勉強嫌い」という事実を受け入れ、それから「勉強嫌いなのに頑張ろうとしている自分」のことを好きになって応援してあげる。そして「とりあえず、やってみる」。この流れを大切にしてください。

ポイント2 「自分に合った教材をわがままに厳選しよう!」

子どもが勉強嫌いになってしまう大きな理由は、「つまらないテキスト」です。

文字ばかりビッシリと書いてあって、なんだか内容も良く分からない。そんなテキストを必死に理解しようとしても、勉強嫌いの子どもには逆効果です。

それよりも、最初にまずは自分がヤル気を起こしそうなテキストを探すことが先決です。

突き詰めてしまえば、それは教科書や参考書でなくても構いません。たとえば図鑑や漫画、映画などの映像でも大丈夫です。まずは勉強に対するキッカケになるものが得られるなら、勉強媒体は何でも大丈夫なのです。

例えば理科なら、百科事典や恐竜図鑑、生き物図鑑。歴史なら、歴史漫画や大河ドラマ(真田丸も楽しかったですね!)といった目で楽しめるものを、準備しましょう。「へぇー、戦国時代ってこういうドラマもあったんだ⇒ちょっとおもしろそう⇒やってみると結構カンタンに覚えられることかも⇒もっと詳しい本を読んでみよう」など、自分が楽しめるきっかけを持つことができれば、勉強のスタートの切り方として、大成功です。

最初のテキストを買う際は、下記のポイントで選んでみると良いでしょう。

・薄めのテキスト
・図説や解説がしっかりあるもの
・立ち読みしてみて分かりやすいと感じるもの

この時、気をつけるべきことは「決して背伸びしないこと」です。

たとえば、中学三年生で中三レベルのテキストが解けない場合は、迷うことなく中二レベルの問題集を買うようにしましょう。確かに、焦る気持ちは分かりますが、だからといって、まるで分からないものを勉強しても、さらに勉強嫌いを悪化させてしまって、結果的に時間を無駄にしてしまうだけです。「パッと見6割くらいは理解できる内容」のテキスト・教材を選ぶのがコツです。

ポイント3 「勉強は7割の力で頑張る」

勉強嫌いな自分が、「一日のすべて、一週間のすべて、一ヵ月のすべて、一年のすべてを勉強にかける!!」と思っても難しいものです。なぜなら根本的には勉強嫌いだからです。

子どもが勉強嫌いになってしまう原因の一つは「自分はもっと勉強ができるのに・・・」と、「自分で自分に対して過度な期待をかけすぎてしまうこと」が挙げられます。結果、思うように勉強しなかった自分のことを責めて、悔いて、落ち込んで・・・結果として「どうせ、私なんて勉強できないんだ・・・」と諦めてしまいます。

そうならないためにも、勉強は7割くらいの力で頑張るのがポイントです。

「勉強嫌いな自分が、今日は2時間も勉強したな。偉い偉い!」

そのように、毎日、コツコツと勉強を継続していくことが重要なのです。

勉強の合間に疲れたなら休憩しても大丈夫です。学校ではないのだから、時間配分は自由ですし、「30分勉強して10分休憩して30分勉強して10分休憩して・・・」など、ローテションを組んだほうが集中できます。勉強は自分のペースで、ゆっくりでいいから続けることが大切です。

メッセージ

勉強嫌いの子どもたちへ

もし勉強嫌いのことで悩んでいたら、まずは「勉強嫌いの自分を認めてあげる」ことからスタートしてほしいと思います。これから頑張ろうとしている自分を応援して、少しずつでも勉強を継続していけるよう、自分に合った勉強方法を見つけていってください。
 今回の記事で紹介した3つのポイントは誰にでもできるカンタンなコツなので、ぜひ試してみてください。
どうしても上手く勉強をスタートできない悩みがあれば、ぜひ学習支援塾ビーンズに相談を!

保護者の方にまずやってほしいこと

このブログをお読みになられている保護者様の中には、「自分の子はとにかく勉強嫌いだから、どうにかしないと・・・」と、心配されている方もいらっしゃると思います。

子どもが勉強しない時、頭ごなしに怒っても意味がありません。小さいステップを踏んで、お膳立てするようにアプローチ方法を工夫してみてください。仮にスパルタで勉強を押し付けても、子どもたちが「勉強は怖い・嫌なものだ」と思い込んでしまったら、大学生や大人になった時に自分から意欲的に学習しないタイプの人間になってしまいます。

一番大切なのは、子どもを勉強嫌いにさせないことです。「何かを学ぶことは楽しいこと」だと子どもたちに思ってもらえるように働きかけていって頂ければと思います。

参考:勉強嫌いな生徒のために

ビーンズでは子どもが勉強嫌いにならないようにたくさんの工夫をしています。ぜひご参考にしていただければと思います。

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