生徒とインターンがビーンズの未来を描く!「ビジョンイメージキャンバス」プロジェクト!
もくじ
生徒とインターンがビーンズの未来を描く!「ビジョンイメージキャンバス」プロジェクト!
本記事では、PR生徒たちと一緒にビーンズの未来像を描いた「ビジョンイメージキャンバス」(略称:VIC)プロジェクトの様子をお伝えします。
3代目事務局長、最近は講師のほかにビーンズの改革も担当している「れおん」がお送りします!
「ビジョンイメージキャンバス」を描く理由
そもそも「ビジョンイメージキャンバス」とは、なんなんでしょうか…?
それは、チームの未来や夢をビジュアル化した"絵"のことです!
そして、このタイミングでイメージキャンバスを描く理由は、ビーンズでやっていることが増えてきて、外部から見て
「ビーンズって、なにを目指しているチームなの?」
「そもそもどんな塾なんだっけ?」
ということが、分かりづらくなってきたからです。
元々、ビーンズは個別指導の学習支援塾でした。
でも今は、
生徒の居場所もあるし…
自己分析から、面接対策もしてるし…(あ、ワイもやりました…)
かと思えば、まめファミリーや色んな大人が夜な夜なビーンズにやってきてるし……
そのため、ビーンズの生徒、インターン、プロボノ、そして今ビーンズに協力してくれている方々から
「ビーンズが目指している未来を知りたい!」
「ビーンズの骨太の方針を知りたい!」
という声が寄せられるようになってきたのです。
ビーンズの「中期目標」はありますし、それはチーム内で公開されて、僕たちも読んでいます。
が…しかし、ビーンズの未来のビジョンを"文章だけで"説明するとなると、ちょっと味気なく……(ごめんなさい)
ならば、いっそビーンズの未来へ想いを「絵」に込めて説明しよう!
……ということで、「ビジョンイメージキャンバス」プロジェクトが発足しました!
イメージキャンバス プロジェクト開始!
プロジェクトメンバーは、私れおんと、現役の生徒、そして元生徒の有志たち!
まずはメンバーで理想のビーンズ像について話し合いながら、ラフ絵にしてみました…
インスピレーションあふれる名作の数々が生まれました!(笑)
そして……ラフ絵を描くうちに出てきた皆の意見を聞きながら、私が書きました!
なかなかいいでしょ?
この絵で描いたビーンズのコンセプトは
「遊ぶ」…公園やBBQスペースで遊べる
「休む」…隠れ家やサウナで一人時間も過ごせる
「会う」…外部から色々な人がやってきて、会って話せる
です。
私が生徒時代から感じていた、一人でジャグリング練習する時間も確保したいし…
生徒時代のワイ
でも、皆で集いたい…
時には、皆でBBQにも行きたい……
この後、めっちゃ肉焼いた
そのどれも無理なく自分のペースでできる…そんなビーンズを表現しました!
さらに、私の絵の「地形がいいね!」という声が……
よく聞くと「単に平坦じゃなく、高低差があって、入り組んでいる地形って、ビーンズっぽいよね……」とのこと(笑)
ということで、「地形図」を描きました!
この地形図にビーンズの夢と未来を詰めこみます!
生徒と一緒に未来を描く
さらに生徒と「ビーンズの未来」について熟議しました。
出てきたキーワードは…
・活躍もできる・ゆっくり休むこともできる・隠れることもできる
・いろんな人と出会って、自分の世界を広げることができる
・いろんな人たちと協力して、みんなの夢をかなえていく
こうして、固まったイメージは「公園+街」!
ビーンズは単なる塾ではない!
休めて、遊べる「公園」であり…
大人も含め、いろんな人が集まり語らう「街」でもある……
そして熟議の結果をもとにラフ案を作成!
夢と未来を詰め込みました
さっきの絵と比べると……
皆が集まる食堂があり……
皆でご飯食べるのいいですよね
小学生のための学童があり……
ビーンズのOBOGたちのためのスペースがあり……
次世代のリーダーの卵のためが集まれる場所があり……
要はこういうことですよね…(詳しくはリンク先へ)
また、エネルギーを街に供給する発電所や(皆の夢をぶち上げる)"ビジョン"ロケットの発射台などもあるなど、びっくり箱のような街になっていきました。
「ビジョンイメージキャンバス」を手描きしていく
ここまで描いてきた絵たちを参考に、いよいよ「ビジョンイメージキャンバス」を手描きしていきます!
しかーし、ここまでいろんな人のいろんな夢を盛り込んできたプロジェクトなので、それを絵に落とし込むのは大変……。
建物のテナントが埋まらない…
あーだ、こーだと語り合ううちに春休みのタイムリミットが迫る……どうする?
AIがイメージをふくらませる!
どうしよう…と悩んでいたところで「そうだ!AIをつかおう!」と衆議一決!
我々の手描きの絵のトンマナをAIに叩きみます。
生徒の「AIマスター」(生成AIでの作品作りのプロ。実際に一般向け商品も作成)に協力してもらい、「プロンプト」を調整しながら、雰囲気をつくりこみます。
…街の色使い
…街の背景と雰囲気
…僕らが作りたいイメージ
今までの議論で出てきたキーワードたちを、AIマスターに託していきます。
……すると
いいぞいいぞ!
そうそう!こういうの!!
本物件はまだ成長中
AIマスターによって生み出されたイメージ群により、本プロジェクト「ビジョンイメージキャンバスver.0」は終了!
でも、まだまだ最初に思い描いた「公園+街」のビーンズのイメージを全ては表現しきれていません。
そう。本物件は、ビーンズ本体と同じく、まだまだ成長中。
変化を楽しめる仲間たちと、ビーンズの未来のイメージについて圧倒的な変化をもたらしていきたいです!
AIでの作成にも慣れてきたので、これからも「手描き」+「AI生成」のハイブリットでいきたいなと。
プロジェクトリーダーれおんに聞く!
ワイです
最後に、ビジョンイメージキャンバス(VIC)プロジェクトの旗振りをおこなった、"れおん"にプロジェクトの感想について聞いてみます!
Q.今回のビジョンイメージキャンバスプロジェクトでの逆境はなんでしたか?
A.完成に向けて「みんなと最後まで描き上げるゾ!」と、GRITをきかせるのが大変でした。
今回、プロジェクトの初速はすごくよかったんです!関係者全員燃えていましたから!
なにより、みんなでビーンズのミライを考えながら、お絵描きするのは楽しかった!!
……でも、春休みはいろんなイベントが目白押し。
最初は勢いがあっても、なんやかんやと優先順位が下がってしまって、完成させるまで3ヵ月くらいかかりました。GRITを出し切れなかった…(笑)
この「GRIT課題」を自分なりに分析すると……
スモールステップを段階的に踏むことができなかったことがGRITを出しきれなかった原因だと思っています。
※この場合の「スモールステップ」とは、「VIC完成という山を登るまでの、いま、何合目なのか」ということ。
で、「スモールステップを段階的に踏む」というのは、VIC完成という山を登るなかで、一気に山頂に駆け上がるのではなく、「今何合目までいるよ!」と皆に伝え、「今日は何合目まで登ろう!」と皆をはげますことです。
今回、「スモールステップ」を意識していなかったので、「確かに上り続けている…だけど、このあと、何合あるんだろう…」と分からないまま山を登り続けていました。
何合目にいるか分かっていたら、登ってきた道を振り返って「おぉ、結構登ってこれたなぁ」と思えるし、「残りは何合だから、ここいらで、ペースを上げるか」ということもできます。
今後取り組むプロジェクトでは、山頂=ゴールまでのスモールステップを設定し、「今、自分が何合目にいるのか」と確認しながら、「今日はここまで登ろう」と、中間目標をプロジェクトの仲間に指し示しながら、取り組んでいきたいと思います。
そして、中間目標達成のためには、途中でペースをグッと上げたり、逆にメンバーの様子を見て敢えてペースを落としたりしていく…そういうリーダーシップをとっていきたいです。
Q.プロジェクト運営で努力したことは?
A.ファシリテーターとして皆の意見に耳を傾けたことです。
大人から生徒まで参加者みんなの意見を全て汲み上げるのは不可能です。
とはいえ、せっかくのみんなのアイデアを無駄にするわけにもいかない。
でも、すべてのアイデアを一枚の絵に盛り込もうとすると、それこそサグラダファミリア状態。完成まで100年かかってしまいます(笑)
なので、参加者全員の想いに耳を傾けながら、アイデアを統合をしていくこと頑張りました。
具体的には、
「今回のVICは、記念すべきVer.0なのである!!」
「ver.1から先も当然あるし、都度変化させていく!」
ということを何度も伝えました。
そして”今回の「ビジョンイメージキャンバス Ver.0」”をどういうコンセプトにするのか? を、ずっと問いかけ続けることで、みんなのアイデアを少しずつ統合していきました。
結果、熟議の結果、キーワードは絞り込まれ、テーマ「公園+街」も出来上がりました。
あいにく手描きバージョンは時間切れとなってしまいましたが、キーワードとテーマを基に生成AIでの「ビジョンイメージキャンバス Ver.0」は完成させることができました。
AIで作成した「公園+街!」なビーンズ
Q.VICで楽しかったことは?
A.大人も子どももも、みんなでビーンズの将来を考えて、夢を描く体験、しかもみんなの夢が、言葉から物理的なものになっていって、視覚的に見えてくるようになってくるのは楽しかったです。
イメージキャンバスはビーンズというチームの明確な行動目標とかではありません。
だけど、「こうなったビーンズって、きっと今よりもっとオモロいビーンズなんだろうな」と思えて、ワクワクできました!
また、「ビーンズはこのイメージキャンバスで描かれたイメージに向かって進んでいくんだ」という、チームのゴールのひとつになったこと。これは確かだと思います。
ビーンズのビジョンイメージキャンバス Ver.0は「塾」という枠組みから大きく外れていきました。
子どもたちと大人にとって仲間と食事するダイニングであり、キャンプ場であり、図書館であり、カフェでもある…そんな場所に
皆が集まれる公園であり、寝っ転がれるスペースであり、そこに居る人々にとって、外側と内側の区別がない…外でもあり、内でもある「縁側的空間」…これが"ビーンズ"が目指している世界です。
そんなビーンズに集まる人々は…
暖炉や焚火の前に静かに座っているだけでもいい。
寄り集まって語らうもいい。
皆で食卓を囲むもよいし、ゲームもボードゲームをしてもいい。
意識高く何かに取り組んでもいいし、デカいビジョンを語って挑戦してもいい。
今回のイメージキャンバスの作成で得られたのは、「自分たちがビーンズそんな場にしていくんだ」という気持ちです!