テストで良い点を取った子どもにゲーム購入はアリ? ナシ?

子育てにおいて、「テストで良い点をとったらゲームを買い与えることは教育上どうなんだろう……」と、判断に迷うことはあるかと思います。

こういう時、当塾ビーンズでは「努力⇒成功の流れを子どもに教えること(体験させること)は良いこと。しかし、その報酬がゲームとなる場合は、無条件・無造作に買い与えないように要注意(できれば別のプレゼントのほうが良い)」とアドバイスさせて頂いてます。

努力⇒成功の流れはヤル気に繋がる!

お子さまの自主性・ヤル気を育てる上で、「努力⇒成功」の体験を得る取り組みはとても良いことです。

なぜなら「次のテストで目標の点数を取ったら、報酬(ご褒美)をもらえる」という仕組みは、社会においても同じだからです。

「仕事を頑張り、成果も出した。だからご褒美をもらえる(給与・表彰など)」

この一連の流れは、大人にとっても嬉しいことです。そのため、こういった健全な価値観を知ってもらうことは教育上、大事だと考えています。

ただし、注意点が一つあって、子どもたちはノルマが厳し過ぎると逆にヤル気を損なってしまうので、気をつけて下さい。

無理難題な要求は、ヤル気の低下・信頼低下につながる

保護者さまの中には、子どもが「〇〇が欲しい!」と言ってきた時に、「じゃあクラス(学校)で1番の成績になったら買ってあげる」といったように、「(本当は買ってあげたくない気持ちがあるから)無理難題な条件を突きつける」という方もいます。しかし、これはやめたほうが良いです。

まず、買ってあげたくないのであれば、正直に最初からそう伝えるべきです。それなのに、まるで買ってあげるかのように無理難題な条件を突きつけることは、アンフェアです。(少なくとも、誠実ではありません。)

また、無理難題な条件を突きつけることが続くと、やがて子どもは親への信頼感を損なっていき、やる気も損なっていきます。

会社でだって、あんまり無茶苦茶なノルマが続けば、社員はヤル気をなくしますし、またノルマばかりが続いて、報酬(ご褒美)のお預けが続けば、転職しようと退職者も増えていきます。

ですので、「テストの点数で何かを買ってあげる」という教育をする時は、きちんと現実的な目標を設定するようにしましょう。(自分の子どもが頑張れば手の届く、適切な目標にすることが大事です。)

最近のゲームは楽し過ぎるから買う時は制限を必ず設けること

ビーンズでは、「テストで良い点を取ったらご褒美」まではOKと考えていますが、「テストで良い点取ったから、無条件・ルールなしでゲームを買ってあげる」ということには断固たるNOを掲げています。

というのも、最近のゲームは面白すぎて、子どもが依存症になってしまう危険性が非常に高いからです。

最近のゲームは面白すぎる!

ビーンズでは、ゲームは依存症を強める危険性の高い遊びと認識していまして、これを買い与えて、依存してから辞めさせることは至難の業だと、今までの実績からも強く感じています。(ゲーム依存と不登校の問題が絡んでいくと、後からの状況改善が本当に大変なため、まったくオススメできません。)

もし、どうしてもゲームを買ってあげるのであれば、保護者さまには、「子どもが依存症になるかも……」という覚悟をして頂いた上で、必ず、書面レベルでの制限・ルールを設けて、また保護者さま自信が最終的にゲームを辞めさせる権力と能力(ゲームの電源の切り方やケーブルの外し方、ネットから外す方法など)を持っておくことを注意喚起しています。

できるなら、ご褒美はゲーム以外のものが望ましい

スポーツをやっている子であれば、新しい道具。なにか新しい習い事をスタートしたい子には、その道具。ファッションが好きな子であれば新しい服など、できることならゲーム以外のもので喜ぶプレゼントがあれば、そのほうが良いです。

まとめ

まとめとしまして、ビーンズでは、

・「テストで良い点=ご褒美」という努力⇒成功の喜びを教えることは賛成
・ご褒美=ゲームは反対(できれば他のプレゼントが良い。もしどうしてもゲームを買うなら必ず制限・ルールを設けること)

という考えです!

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