代表塚﨑・大村美樹子先生 対談
「ビーンズ保護者カウンセリング 本格スタート!」
以前からビーンズがアドバイスを受けており、昨年「保護者のための行動心理学セミナー」を開催していただいたカウンセラーの大村先生がこの度、ビーンズ保護者さま向けカウンセリングを本格的にスタートすることになりました!
それにちなみに、今回、塚﨑と大村美樹子先生によるオンライン対談の様子をお届けします。
大村先生が心理カウンセラーを始められた経緯や、ビーンズに関わりを持たれることとなったきっかけ、お子様の様々な課題に悩む保護者様への思いなどお話しいただきました!
「困っている方たちのお手伝いを自分の力で…」その思いで、ビーンズへ。
塚﨑(以下「塚」):大村先生には以前、新聞部のインタビューにお答えいただきましたね。
大村先生(以下「大」):はい、そうですね。あのときは「ビーンズの生徒たちって自分の考えを素直に言葉にできる力のある子たちなんだな。普段はおとなしく見えるけれど、心の中でたくさんの「なぜ」を育んでいるところがあるんだな。」と思いました。
また、まだあの頃は新型コロナウイルスもなく、インタビューはビーンズの塾へ伺って、お受けしましけど、「ビーンズ塾内の空間って、ひとりひとりが自分らしくいられる穏やかな雰囲気だな」と感じました。
塚:そんな風におっしゃっていただいて、本当にうれしいです(笑)
僕は横で見ていて、「はじめは生徒たち少し緊張しているかな…?」と思いましたが、だんだんとみんなの表情が和らいでいく様子を見て、「あ、さすがだな」と思いました。
塚:その際にもおっしゃっていたかと思いますが、大村先生は元々大手企業でクレーム対応のお仕事に携わってらっしゃったんですよね。
大:そうなんです。具体的にいうと富士通という会社で、パソコンの商品企画やWEB販売、お客様相談窓口の管理などをするかたわら、窓口で対処しきれないようなクレームへの対応などもしていました。
塚:大きな会社でのお仕事だったのですね。
大:そうですね。あの頃は「会社の事業に自分が役立てるようなことがあれば」という思いで毎日仕事をしていましたが、だんだんと「困っている方たちのお手伝いが自分の力で出来るようになりたい」と思うようになり、会社を退職いたしました。
その後、心理カウンセラーになるため、早稲田大学の大学院「人間科学研究科」に入学し、「実践人間科学」分野で修士号を取得しました。
また、それと同時に子どもを取り巻く保護者や教師、学校に心理教育的援助サービスを行う「学校心理士補」の資格も取得しました。
現在は大妻女子大学の非常勤講師や、企業・教育機関でのストレスマネジメント、カウンセリングを勤めたりなどして、毎日あちこち動き回っています。
塚:大村先生にお会いすると、いつも暖かいお人柄を感じるいっぽう、力強いエネルギーを感じます。
それは「学びを続けながら日々の現場に立ち続ける」という大村先生の姿勢から生まれてきているものなんだなぁと、今、納得いたしました。
話題には制限ありません。自分の「中身」を言語化することによるストレス軽減を、体感していただきたいです。
塚:そのようななかで、昨年7月にはビーンズで「保護者のための行動心理学セミナー」を開催していただきましたね。
大:そうですね。あれは、昨年のちょうど今頃でしたね。
「どのようなものになるか…」と、内心ドキドキしていましたが、保護者様の「ずっとこれでいいのかと悩んでいたことが、すっきりと腑に落ちた」といったお言葉や、「自分が間違っていなかった」とわかってほっとした表情を受け取ることができて、私としても非常に充実した時間を過ごさせていただきました。
塚:あのような保護者さま向けのセミナーは、ビーンズでは初のものでしたので実は僕のほうも「内心どきどき…」でしたが、保護者様のご様子をお見受けして、本当に大村先生に開催していただいて良かったと思いました。
大:ありがとうございます。ビーンズにお子様を通わせていらっしゃる保護者様は、「自分のこれまでの子育てが間違っていたのではないか」といったご不安や「子どもとどう関わっていけばいいのか」といったお悩みを抱えていらっしゃる方が多いのかな、と思います。
また現在は、新型コロナウイルスの問題もあり、一層不安定な世の中でもありますので、「この先、子どもが社会の中でどう生きていけるのか」という不安を抱いていらっしゃる保護者様も多いかと思います。
そのような保護者様みなさんのお力になれるよう、定期的にこのような会が開かれると良いのかな、と思いました。
塚:そうですね。実際に、今回大村先生には保護者様向けのオンラインカウンセリングを本格的にスタートしていただきます。
大:はい、こちらは前回実施させていただいた30分のオンライン無料カウンセリングとは異なり、60分の有料カウンセリングとさせていただいております。
カウンセリングというと、「相手に自分の内面が暴かれてしまうのではないか」といった不安や、「子どもとの関係について批判されるのではないか」といった抵抗を感じておられる方もおいでかと思います。決して、そんなことはないのでご安心ください。
ご自身の考えやこれまでのこと、そしてこれからしていきたいことなどを言葉にしていくことで、頭の中が整理され、モヤモヤしている部分がすっきりとして解決策を見つけていかれる方も多くいらっしゃいます。もちろん、お子さんのことだけでなく、ご自身のお仕事やプライベート、人間関係など話題に制限はありません。
ふだんは語る機会のない自分の「中身」を言語化していくことで、抱えてきたストレスが軽くなっていくことも体感していただけると思います。
なお、カウンセリングを通じてみなさんのご要望などをお聞きしながら、私のカウンセリング内容も徐々にベターなものへと育てていければと思っております。
塚:僕自身も大村先生から引き続き多くのこと学ばせていただきたいと思いますし、ビーンズの保護者様にも大村先生の言葉をぜひとも届けていただきたいと思います。