子どものショートステイ・短期里親を広める団体「RAC」代表の彩さんとの勉強会
もくじ
子どものショートステイ・短期里親を広める団体「RAC」代表の彩さんとの勉強会
子どものショートステイ・短期里親を広める団体「RAC」の代表の彩さんをお招きし、オンライン勉強会をひらきました!
一般社団法人RACについて
「”透明な子ども”を無くしたい」をミッションに掲げ、ショートステイや短期里親を広める活動をしている団体です。 くわしくはコチラ(外部サイトが開きます) |
勉強会のテーマ
勉強会のテーマは2つ
1.どうして他人には優しくできるのに、家族や近しい人には優しくできない時があるんだろう?
2.なんで人って死にたくなるときがあるんだろう?
ビーンズが「悩める10代100万人」課題を解決するため活動する際、大切になるテーマです。
本来、いろんな方とフラットにお話したい内容ですが、なかなか踏み込んで話す機会をとりづらいシリアスな内容であることも事実……
みんな自分の意見を言えるかな…… 緊張しないかな…… と心配もありました。
勉強会のようす
ビーンズ側からはインターン生、長期インターンのメンバー、代表の塚﨑が勉強会に参加しました。
事前に決めたお約束
勉強会開催にあたって、彩さんから「参加者全員が安心して自分の意見を伝え、安心して相手の意見を聞ける”心理的安全性”のある時間にしましょう!」という言葉をいただきました。
ビーンズでは「心理的安全性」を重視しています。
「心理的安全性」を大切にすることでチームの参加者が自由に発言し、楽しく行動できるようになるからです。
ビーンズはスタッフ、プロボノ、インターンに限らず、生徒たちが企画を立ち上げたり、チームを作る際にも、この心理的安全性の考えを大切にしています。
勉強会の心理的安全性を高めるために、参加者全員で以下の「お約束」を設定しました。
●「こんなこと、聞いていいかな?言っていいかな?」と戸惑うことほど、今日は聞いてみてほしい・発言してほしい
●「何を話してもいいし、話さなくてもいい」無理に意見を言わなくてもOK。聞くだけでもOK。無言ももちろんOK
(当日は彩さんと直接意見交換するインターンもいましたし、写真には写っていませんがオーディエンス参加する人もいました)●相手の表情が読みづらいオンラインだからこそ、リアクションは大きめに
これらのお約束を参加者全員で決めたことで、安心して意見を言える空間になっていきました。
(オンラインホワイトボードで対談者の紹介。彩さん筆)
勉強会のようす
インターンたちは、ほとんど彩さんと初対面で、最初は緊張もありました。
しかし、アイスブレイクのチェックインから
「心理的安全性のある会にしていこう」「せっかくだし普段しゃべれないことをしゃべろう!」
という意思が、オーディエンスを含む参加者から感じられました。
さらに彩さんのチャームさとオープンマインドさが、みるみる皆の緊張をほぐしていきます。
彩さんからの「今日は正解を探す時間ではないよ」「自分の気持ちを探す時間だよ」という言葉が皆に染みわたっていきます。
そして参加者全員で「何を話してもいいし、話さなくてもいい」という心理的安全性のある雰囲気をつくっていきました。
結果、かえってシリアスな話題についてホンネの部分での意見や悩みがたくさん出てきました。
「悩める10代」について、大切な人について、家族について、自分について、そして最後は愛について……
オンラインホワイトボードがアッという間に埋まっていきました。
勉強会の今後について
ビーンズでは悩める10代をサポートし、彼らが自由に話せる青春の場「居場所」をつくっています。
ビーンズでは、「生徒が自由に話せる青春の場」をつくるためには、まず私たち大人が自由に話せる場をもつことが必要だと考えています。
今後も心理的安全性のある安心してしゃべれる場づくりをし、ここでしかしゃべれないような、でも大切な事柄についてホンネで語れる会を続けていきます。
彩さんとの勉強会は、すでに第二回開催も予定されています!
彩さん、本当にありがとうございましたー! 次回勉強会も楽しみです!
今回の勉強会については、彩さんもnoteにしてくれています。
大学生と『どうして他人には優しくできるのに、身内には優しくできないか。なぜ人は死にたくなるのか。』のテーマで語り合った話
RACのこと、彩さんの事をもっと知りたい方は、以下の記事もどうぞー!
なんでこんなに私は、ショートステイ里親を推しているのか?を振り返ってみた。