勉強に集中する方法は「ON/OFFを明確に!」 ビーンズスタッフ・小川先生の体験談!
勉強に集中する方法について、当塾のスタッフ・小川先生が受験生だった頃のやり方を教えてもらいました。これから課題や試験勉強、または受験に挑んでいく学生さんは、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
小川先生の「勉強に集中する方法」とは!
勉強に集中するために大切なことは何ですか?
大事なことは、下記の4ポイントです。
1.ON/OFFの場所を決める
勉強に対して、ON/OFFの場所を明確に決めておきます。自宅で集中できない時は、どこか外に出かけてONになれる場所を見つけておくと継続がしやすいです。家の中でも、「ここでやればONになる!」という場所を作っておくと、なお良いです。
2.勉強の種類に応じて時間を的確に配分する
たとえば暗記を丸一日やろうとしても、効率は悪いですし、長文読解問題を移動中の時間にやろうとすると時間が足りなかったりします。毎日ちょっとずつやるべき勉強と、時間をかけてじっくり取り組むべき勉強を仕訳することが大事です。
3.好きな教科からやる
なかなか集中できない時は、自分の好きな教科から取り組んでいくと時間を無駄にしないで済むし、楽しさを感じやすい分、自然と勉強モードになりやすいです。
4.なんのために、なにを、どれくらいやるか決める
出口の見えない勉強はつらいです。「テストで90点を取るために、『時制』の単元を、ワークの問題が全問正解できるまでやる」というように、具体的な目標を掲げてやっていくことが大事です。
どんな時、勉強に集中できなくなりますか?
勉強の計画が定まっておらず、その日にやるべきことだったり、いつまでにどこまで終わらせるのかなど、勉強範囲がふわふわしてる時は効率が下がりがちでした。
あとは、緊張感を適度に与えないと、だらけがちでした。家でずっと勉強していると、誰も見ていなくて緊張しないし、スマホもいじり放題ですし、一度だらけだすと、いくらでも怠けることができてしまうので、勉強する時はよく外に出ていました。集中するためには少し緊張感が必要だと感じます。
どうしても勉強に集中できない時、どんな対策をしましたか?
目標設定と場所づくりにこだわることで、対策をしていました。
たとえば英語の勉強で集中力が欠けてきた時は、「なぜ英単語をやらないといけないのか⇒英文を読めるようにするためだ⇒そして、志望校で合格点を取るためだ」というように、常に目標を意識することで、あらためて「やらねば」という気持ちにさせていました。
勉強場所で気をつけていたことは、誘惑を極力減らした、「勉強するためだけの場所」を作ることです。私は浪人をしていた時、机の周りの不要なものを片付けたり、すぐに勉強が始められるように教材を置くスペースを決めておくなど、部屋の整理をよくしていました。(一度、なにも誘惑がなくて狭いスペース・・・ということで、押し入れやベランダで勉強してみたこともありました。ただ、これは母親に本気で心配されたのでやめました。)
勉強に集中するため、普段から気をつけることはありますか?
普段から気をつけることは、やはり健康だと思います。
・睡眠
⇒徹夜などをしても、翌日の能率が下がってしまっては意味がありません。睡眠はそれぞれ自分にあった時間がありますので、無理しないで自分の身体に従いましょう。寝不足は結果的に損をします。
・食事
⇒食事の後は眠くなりやすいので、少し長めの休憩をとるようにしていました。(時間がなくて長い時間休憩できないときは、ご飯をゆっくり食べるなどして、できるだけ眠くならないように気をつけていました。)
・運動
⇒できればしたほうがよいです。散歩でもいいと思います。
勉強をする場所は、どこが一番集中できますか?
受験勉強に取り組み始めた頃は、自習室をよく使っていました。周りが勉強をしていて緊張感があるところだと、スタートしたばかりの自分でも勉強しやすかったです。
また、勉強の習慣がついてくると、自然と自宅でも集中できるようになりました。ですので、家だとうまく勉強できない人は、まずは外で集中する習慣をつけると良いかと思います。
おススメする勉強方法を教えてください!
これまでに述べてきたように、自分が集中できる環境を見つけて、整備して、勉強に対して「ON」になれる時間を増やしていくことです。まずは勉強場所にこだわってみて、そこでは絶対勉強する、というようにすれば、やがて自然と集中して勉強する習慣がつくと思います。
最後に一言!
集中できない自分を変えるためには、今までの自分とは少し違う行動パターンをしないといけません。
私の場合は、「目標設定」、「時間配分」、「ON/OFFの場所づくり」などによって、集中力を高めることができたように思います。
色んなことを整理しながら、今までの自分よりももうひと工夫して、集中力をゲットしてみてください!
※本記事は2017年7月から8月にかけてアンケートした情報に基づくものです。
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