新宿区立高田馬場創業支援センター創業スクール「Practice Fields」に登壇しました

創業スクール Practice Fields 塚﨑 登壇

2019年11月10日、代表の塚﨑が、新宿区立高田馬場創業支援センターにて行われた、創業スクール「Practice Fields(プラクティス・フィールズ)」に先輩経営者として、登壇いたしました。

創業スクール Practice Fields(プラクティス・フィールズ)とは、起業を目指す方が会社創業時に重要な知識を4週間で学ぶ短期集中型プログラムです。新宿区立高田馬場創業支援センター(以下センター)が主催しています。

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起業家の先輩として伝えたこと

創業スクール Practice Fields 塚﨑 登壇

Practice Fieldsの参加者の皆さんは、起業を目指している方、もしくはすでに起業されている方たちです。皆さんの一歩先を走る人間として、表面的なお話しするのではなく、起業から今に至るまでの苦悩や本音をお伝えしました。

モデレーターは、有限会社そーほっと代表取締役、森下ことみさんが務めてくださり、リラックスした雰囲気の中、トーク・セッションが始まりました。

起業した理由・動機について

塚﨑の大学時代の不登校、新入社員からのニート経験、そして、家庭教師・塾講師を経験してから起業しようと思うに至った経緯をお話ししました。

チームについて

創業時に色々とお世話になった先輩経営者とのいさかいや初期のチームづくりでの失敗、そして、チームづくりにおいて現在抱えている課題点、チームワークの効果などを包み隠さずお話ししました。具体的には、スタッフを抱えることで様々な費用がかかり、コミュニケーションを取る時間や気苦労が増えるという課題はありながらも、スタッフが増えていくにつれ、チームでできることが増えたことなどをお伝えしました。

資金調達について

自己資金だけで事業をすすめるメリットとデメリットをお話ししました。
当初、ビーンズは借入をせずに、主に自己資金で事業を開始しました。そして、「それは失敗だったと考えている」ことを率直にお話ししました。

自己資金のみで開業したことを「失敗」と感じた理由は、融資を受けることで

・お金があると経営者として精神的に余裕が出る
・融資をきちんと返そうとすることにより、事業にスピード感が出る

そして、それにより結果的にパフォーマンスが向上するからです。

「事業計画書は、起業する人にとっての名刺である」

参加者の皆さんへ、早い段階で事業計画書をつくることのメリットを伝えました。

「自分の夢を言葉で伝えても、聞いてくれるのは友達だけ。多くの人に話を聞いてもらうためには事業計画書を作るべき」
「金融機関や創業支援といった、起業を応援してくれる方たちに向けて自分のやりたいことを伝えるためには、きちんと事業計画書を書くことが大切である」
「事業計画書を評価してもらった上で、お金を借りて、金融機関を自分の味方に巻き込む」
「事業計画書のフォーマットは、一度本気で作り込めば、同じ内容を他の金融機関や創業支援の申込フォーマットにも転用できる。自分の事業を応援してくれる人を増やすためにも、事業計画書を書くべき」

今後の展開について

創業スクール Practice Fields 塚﨑 登壇

当塾は社会的事業に近く、既存のサービス形態だと利潤は出しづらいということを正直にお話ししました。

その上で、今後の展望についても述べました。

「従業員の幸せを担保できるよう頑張りたい。具体的には社員のボーナスを増やせる会社にしたい」
「それと同時に、塾としてできることを増やして、子どもたちの状況改善を進めたい。
例えば、居場所支援や、進路指導など新しい取り組みを進めていくために、事業の展開を早めたい」

参加者の皆さんとの懇親会

講演後は、参加者の皆さんとの懇親会が開かれました。参加者の方からは、チームづくりの苦労や、これからの事業展開についての質問や相談を多く受けました。ビーンズの経験が皆さんのお役に立てれば、こんなに嬉しいことはありません。

最後に、このような機会を与えていただいたセンターの皆さん、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。

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学習支援塾ビーンズ 代表/Founder 塚﨑康弘

新宿区立高田馬場創業支援センター創業スクール「Practice Fields」に登壇しました