第1回 ビブリオバトル大会を開催しました!
こんにちは!学習支援塾ビーンズ、教務の小林です。
先日ブログで紹介しました、「ビブリオバトル部」の生徒たち主導のもと、第1回 ビブリオバトル大会を開催しましたので、当日の様子をお伝えしたいと思います!
ビブリオバトルとは?
<ルール>
参加者が、おススメしたい本を持ち寄って、制限時間内に紹介し、全員の発表が終わったところで、一番読みたくなった本を決める、という大会です。
<由来>
2007年に京都大学の研究室で生まれて、今では全国大学大会も行われています。
<前回の記事>
生徒たちが大会の準備でも盛り上がっている時の様子はコチラ!
もくじ
ビーンズ・第1回 ビブリオバトル大会の様子
参加者
参加した生徒は、合計10人でした。
・中学生から大学受験生までの生徒 7人
・元ビーンズ生徒の大学生インターン 1人
・講師 2人
生徒の一人は、まさかの飛び入り参加でした! また、大会に参加はしていませんが、タイムキーパー係を引き受けてくれた生徒が一人いました。(ありがとう!)
バトルはポップづくりから始まっている…
今回は、ポップ(書店で見かけるポップ広告)を準備することがルールになっていました。そのため、みんなが大会の準備をしていくと、
「えっ? いったい何の作品を紹介するの?!」
そう思わず聞きたくなるポップが、次々に机の上に現れて……。
緊張半分、ワクワク半分。だんだんと気持ちが高ぶっていきます!
緊張感の漂う中、大会スタート!
いつもは落ち着いた雰囲気の教室に、みんなのそわそわした緊張感が漂う中、ジャンケンで発表順を決めて、いざスタートです。
今回はだれでも参加しやすいように、本だけでなく、漫画、映画も紹介して良いルールにしました。
実際に参加者が選んだ作品は、連続ドラマに小説、映画、漫画、ライトノベルと、バラエティに富んでいました。
5分で、何を、どう伝える?
各自の発表時間は5分です。
小林も参加したのですが、この5分が意外と長い! そしてみんな色んな趣向を凝らしていました。
手書きのフリップを使う人あり。
ネットの画像を使う人あり。
BGMをかける人あり。
初回の大会ながら、参加者一人一人、それぞれに色んな創意工夫があって、とても聞き応えのあるビブリオバトルでした。
発表する人は、講師も含めて全員緊張していましたが、自分の番になったら、いま持っているものを総動員して、ただ挑むしかありません!
記念すべき第1回ビブリオバトルの優勝者は…
発表が終わって、質疑応答の済んだ後は、ついに投票です。
審査の基準は、「一番読みたくなった(見たくなった)作品はどれか」、「印象に残った発表者は誰か」の二点。そして、「自分が1位、2位だと思う作品&発表者」を無記名で書いて、投票していきます。
そして、厳正なる集計の結果、優勝に輝いたのは、
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「シートン動物記 オオカミ王 ロボ」を紹介してくれた、Tくんでした!
巻き起こる拍手。そして、愛のあるブーイングも 笑
じつは、Tくんは、ビブリオバトル部のリーダーであり、大会の発起人でもあったのです。そのため、「企画者が優勝するなんて(色々と持っていき過ぎ)!」という意味でのブーイングだったのです。
みんなのリアクションがひとしきり落ち着いた後は、表彰です。なにはともあれ、Tくん、おめでとう! 「子どもの頃から何度も読んだ」という、本への愛情が伝わる素晴らしい発表でした!
大会の後の振り返り
参加したみんなの感想は?
生徒たちからはこんな感想の声が。
「緊張したけど楽しかった」
「準備した通りに話せなかった」
「こういう風に言えばよかった」
「作品の面白さを、もっと伝えたかった」
参加者は、発表後の達成感・高揚感だけで終わらず、「次は、もっとうまくやりたい!」という、次回に向けての意欲・向上心をかきたてられたようです。
講師からの感想
まずは、記念すべき第1回の大会。
子どもたちが中心となって企画をし、大会も盛り上がり、無事に成功できたことに大きな拍手を送りたいです。みんな、本当にお疲れさま!
そして、早くも次をやる気になっている生徒たちには、(無理のない範囲で)今後もぜひ続けていって欲しいと思います。
というのも、ビブリオバトルの公式サイトでは、「とりあえず3回やること」がおすすめされているからです。なぜ3回かというと、回数を重ねていくことで、参加者の「キャラが立ってくる」のだそうです。
また、ビーンズ講師の目から見ても、ビブリオバトルを繰り返していけば、「人前で自分の意見を発表するスキル」が向上していくことは明らかですので、ぜひとも楽しく取り組んでいって欲しいと思います。
第2回大会の開催も楽しみにしてるよ!