勉強で暗記する方法は「競争相手と一緒にがんばること!」 ビーンズ講師・岩田先生の体験談!
うまく暗記する方法について、当塾の講師・岩田先生が受験生だった頃のやり方を教えてもらいました。これから課題や試験勉強、または受験に挑んでいく学生さんは、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
岩田先生の「暗記する方法」とは!
暗記する時のポイントは何ですか?
私の場合、声を出して覚えることがポイントでした。
・音読
寝る前などに、5教科分の教科書2ページをそれぞれ音読するようにしていました。(合計10ページの読み上げ。)
・人に話す
日本史の教科書の内容を暗記して、それを、まるで自分のことのように話すようにしていました。
・友達とクイズ大会
授業前など、友達と一緒に暗記BOOKを使いながら、よく問題を出し合って覚えていました。
どんな時、勉強の暗記が難しくなりますか?
集中力が欠けると、暗記も難しくなります。
・スマホが目の前にある時
目の前にスマホがあると、ちらちら見てしまって、教科書やノートの内容が頭に入ってこず、暗記に集中できません。
・疲れている時
脳みそが疲れている時は全然頭に入ってこないです。とくに模試が終わったあとは、体力も気力も少なくなっているので、そこで頑張ろうとしても厳しいです。
勉強の暗記がどうしても難しい時、どんな対策をしましたか?
私の場合は、友達と一緒にやるようにしていました。
やる気がでなかったり、疲れていたりする時は、なかなか暗記ができません。そんな時は友達のところへ行って、日本史の偉人名当てクイズや、英語の活用形クイズなど、一緒に競い合うことでやる気をだしていました。友達がいると「負けたくない!」という気持ちがモチベーションに繋がって、暗記がすいすい進みます。
効率的な暗記のため、普段から気をつけることはありますか?
普段から気をつけていたことは「時間づくり」です。
・暗記の時間をつくる
1日の中で暗記する時間を決めて、自分で習慣づけることが大切です。私の場合、「高校までの通学時間(1時間)に英単語20個を暗記」と、「寝る前には教科書を音読して暗記する」というルールを決めて、継続していました。
・アウトプットの時間をつくる
頭に単語を詰め込むインプットばかりの暗記を続けていると、やがて飽きてやる気を失ってしまいます。そのため、「どれだけ暗記ができたのかアウトプットする時間」を作っていたことは大切だったように思います。友達とクイズ形式で暗記勝負するだけでなく、自分一人でも、空白用紙に覚えた英単語だったり偉人の名前をできる限り書き出してみるなど、定期的にアウトプットの時間を設けると、どれだけ自分が暗記できたのか確認できますし、達成感も得ることができて、暗記の継続性に繋がります。
今までに一番がんばったなと思う暗記体験は何ですか?
自分の暗記方法を信じて取り組んでいたら、中間テストも期末テストも日本史で1番をとれたことです!
とくに、毎日寝る前、日本史の教科書だけは必ず2ページずつ声に出して暗記をしていたので、小さな日々の積み重ねが大きい結果につながったのだと思います。
オススメする暗記方法を教えてください!
インプットとアウトプットの時間をしっかり作って、飽きずに楽しみながら、そして継続して暗記に取り組めるよう、しっかり環境づくりをすることが大切です!
最後に一言お願いします!
暗記は一人でするものだと思いがちかもしれません。でも、じつは誰かと一緒にやると、楽しくなってくるし、モチベーションも上がって、暗記を続けることができます。もし、「(本気で)これから勉強を頑張りたい!」と思っている友達がいたら、一緒に勉強していくようにすると、お互いに良い影響を与えるかと思います!
※本記事は2017年7月から8月にかけてアンケートした情報に基づくものです。
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