「大学の楽しさと大学で勉強する意味とは?」 ビーンズ講師・白倉先生に聞いてみました!
当塾の講師・白倉先生に、高校までの学生生活とは異なる、大学特有の楽しさや、大学で勉強する意味について、話を聞かせてもらいました。
大学生活のことが想像つかない学生さんや、どうして大学に行くんだろうと決心のついていない学生さんは、ぜひこれからの進路選びの参考にしてみてください!
もくじ
白倉先生の大学生活!
大学に通学して、どんな楽しいことがありましたか?
私が大学生活で最も楽しんでいるのは、サークル活動です。メンバーと一緒に盛り上がったり、ぶつかり合ったりするなかで、たくさんの想いを経験し、成長できているように思います。
他に、大学という環境の中で楽しく感じることは、色んな人と出会えていることです。大学では、それまでの学生生活とは比べ物にならないほど、たくさんの人に出会う機会が増えます。自分の趣味をトコトン追求している人や、1人でふらっと海外に行ってしまう人など、本当に個性的な人ばかりです。そんな様々な生き方や考え方に触れるたび、自分の世界観も広がっていく感じがします。
実際に通学して、大学に通う意味はどんなことだと感じますか?
自分のやりたいことを見つけることだと感じます。勉強、サークル、アルバイト、その他活動など、さまざまな経験を通して、日々、本当にたくさんの気持ちを抱きます。それはもちろん、「楽しい」というプラスの気持ちだけではなく、自分の至らない点への悔しさや、現状に対する疑問など、総合的なものです。
そして、大学生活を通して感じる、それらの気持ちのすべてが、「自分はこれからの人生、どんなことをしたいのか」ということを考えるヒントになっているように思うのです。
大学生活で一番やりがいを感じている時間は何ですか?
やりがいを感じているのは、教育支援団体での活動です。東南アジアのラオスで教育支援を行う団体に所属しています。喜んでくれる子どもたちの顔を想像しながら、「どんな風に授業をしていこうかな」と考える時間は、とても楽しいです。一緒に活動しているメンバーも素晴らしい視点の持ち主ばかりで、日々刺激をもらっています。
高校までの学生生活と比べて、「違うな」と感じるポイントは何ですか?
責任のすべてが自分にあることだと思います。
大学では、その日に何をするか、だいたい自分で決められます。毎日の時間割がカッチリ決められていた高校生活とは異なり、どの授業をとるか、アルバイトをするか・・・すべて決めるのは自分です。真面目に取り組むか、サボるかも、自分で決められます。
これはとても自由で楽しいことですが、その分、行動の責任はすべて自分にあるんだということを、高校生の頃よりもずっと強く、自覚します。
大学に進んで良かったと思うことは何ですか?
教育について学べていることです。
高校生の時から興味があって、ずっと勉強したいと思っていた教育。大学での授業に加えて、サークルやアルバイト(ビーンズ)など、現場でも実践して経験を積めている今の状況が、とてもありがたいです。
自分の興味がある分野で活動している、または活躍されている方々と会ったり、意見を伺ったりできることは、この上なく刺激になって、自分なりに教育について考えを深められている時間だなと感じています。
大学生になるまでに準備しておけば良かったと思うことはありますか?
もっと本を読んでおけばよかったと思いました。
大学の授業だったり、さまざまな活動で学ぶ時、その背景となる知識があればあるほど、面白さは増していきます。大学生になり、そのことに気づいてから、日々の読書量を増やすように意識し始めましたが・・・本当にたくさんの読みたい本があるので、高校生のころから取り組んでおけば良かったな、と思う時があります。
これから大学生になる後輩に向けて、アドバイスをするならどんなことを伝えたいですか?
「自分は大学でどんなことを学びたいと思うか」
これを、とことん悩んでみてください。興味・関心というものは常にどんどん変わるものですが、まずは「今」に着目して、「自分は何に興味があるのか」を知ることが大切だと思います。その気持ちは、未来の自分がやりたいことに必ず繋がってくるはずです。学部が違えば学ぶことはまったく異なります。ぜひ、「自分が魅力を感じる学部」を見つけてみてください!
最後に一言お願いします!
「こんなことしたいなぁ」という気持ちは、とても大きな原動力になると思います。
自分が本気で挑戦したいと思うことを、今の内から探してみてください! また、先を考えることも大事ですが、今だけの瞬間もかけがえのないものです。将来のことを考えながらも、目の前にある中学・高校生活も思い切り楽しんでくださいね♪
※本記事は2017年7月から8月にかけてアンケートした情報に基づくものです。
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