東京都の調査研究事業に参加 – こども教育宝仙大学ラボで「こころとからだをひらく」ワークショップ

学習支援塾ビーンズは、東京都の「学校外の子供の多様な学びに関する調査研究事業」に参加し、こども教育宝仙大学のラボにて、生徒たちの対人関係力向上を目的とした「こころとからだをひらく」ワークショップを実施いたしました。

学校外の子供の多様な学びに関する調査研究事業

東京都では、フリースクール等の学校外の学びの場・居場所で学ぶ子供一人ひとりに寄り添った学びを提供することを目的に、子供の興味関心を引き出す支援方法等について調査研究を実施します。

「こころとからだをひらく」ワークショップの内容

本研究の詳細は、こちらのPDFレポートでご覧いただけます。
また、ワークショップの様子はこちらの動画でご覧いただけます。(教室長の山本も出演しています。)

演劇的手法で対人関係力向上を目指す

「こころとからだをひらく」ワークショップの内容についてラボ内で検討し、こども教育宝仙大学の石川先生を中心にご提案いただいた演劇的な手法について実施することとなりました。

ワークショップでは以下の内容について、子ども達のどのように変化するかが検証されました。

子どもの変化

・子どもの対人関係力の向上
・参加した子どもの気分状態
・自己効力感
・自己肯定感
など

こども教育宝仙大学について

ラボの中心となって、ワークショップにご協力いただいたこども教育宝仙大学は、豊かな人間性と社会性を備えた人材育成を目指し、教育・保育分野における専門的な知識・技能を教授する大学です。

遊びながら学び、他者との関わりを深める

ワークショップでは、参加した子どもたちが様々な活動を実践し、遊びを通して主体的に学べるような工夫が至る所に盛り込まれていました。

身体性を重視したワーク内容を中心にしながらも

ワーク内容
での工夫

・子どもが自身の考えを他の参加者と共有する機会

・他の人の考え方を学ぶ機会

これらを設けることで、子どもたちのコミュニケーション能力の向上を促しました。

ラボに参加した生徒たちの声

ワークショップに参加した生徒たちからは、以下のような声が寄せられました。

ワークが楽しく、毎回あっというまだった

帰りの(送迎の)タクシーの中での一日の振り返りの時間が最高だった

自分の意見を他人に伝えて仲良くなっていったことが楽しかった

(でも)体を動かして、頭を空っぽにしている瞬間がよかった!

教室長 山本から

山本

本プログラム、ビーンズ側代表の山本が
ビーンズの生徒たちの変化について語ります!

プログラムに参加する前は「ビーンズの生徒たち、大丈夫かな…」という不安がありました。

例外もありますがビーンズの生徒たちは、同世代との遊びや協働の経験が多くありません。
同世代と一緒の空間にいることができるようになった生徒でも、講師のサポート抜きでは同世代たちとどう関わって良いかわからなかったり、最初の一歩がなかなか踏み出せなかったりするからです。

ですが、今回の演劇の要素を盛り込んだワークショップでは、生徒たちが自然と周りの同世代と話したり、一緒に活動、協力していくことができました。

そして、その中で、生徒たちの表情がぐんと明るくなっていきました

この経験が、まさに“青春経験の入口”になったと感じています。

プログラムが進むにつれ、生徒たちの自発的な会話量も増え、帰りのタクシーの中でもおしゃべりが絶えない…そんな変化がおこりました。

さらに!受験や進路を考えることに乗り気でなかった生徒が、

「この仲間たちと一緒に自己分析しよう!」

「面接対策を一緒にしよう!」

「作文対策をしよう」

と、ワークショップを通して仲良くなった同世代と一緒に前向きに「熱い青春」として受験にも取り組むことができたのです。

受検後、生徒たちから

ワークショップで盛り上って、仲間と受験対策してた瞬間が人生で一番楽しかった!

なんて言葉まで聞かれるようになりました。

これは、私たちにとっても大きな驚きと喜びでした。

学習支援塾ビーンズ 「青春経験」

ビーンズでは生徒の変化の段階を4階構造で表しています。

今回のプログラムはその中の3階「青春経験」がブーストされた貴重な機会でした。

まず、このプログラムを通しての子ども達の変化は、「1階、2階を着実に積み上げてきたからこそ」の変化だと感じています。

それには今回のプログラムにも参加した現場の講師たちの日々のサポートも非常に大きな意味を持っていると考えます。

今回、プログラムに参加した生徒たちも1階、2階が組みあがるまでに半年以上、中には2年ほどかかった生徒もいました。

そこまでビーンズの講師たちがチームで生徒たちの1階、2階を着実に積み上げてきました。

そこに本プログラムに関係し全員が工夫を積み重ねた結果、プログラムの内容が生徒たちにばちっとハマったのだと考えています。

あらためて、今回のプログラムの参加で、生徒たちの大きな変化を目の当たりすることができました。
このプログラムに参加できて本当よかった。心からそう思います。



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