大学受験エピソード! 合格のポイントは「娯楽を断ち切って自分に勝つこと!」 ビーンズ講師・S先生(匿名)の体験談!
当塾の講師・S先生(匿名)が受験生だった頃のエピソードを聞かせてもらいました。いったい、どんな風に準備をして、どんな風に取り組んで、受験生特有の悩みやスランプを乗り越えて合格に至ったのか。成績や心構えなどの面も含めて、色々と話していただきました。
これから受験を控えている学生さんで、どんな風に予定をたてて勉強に向き合っていけば良いか悩んでいる学生さんは、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ
S先生(匿名)の受験体験談!
志望校を決めてから、どんな風に受験の準備をしていきましたか?
私の場合は、志望校を決めるのにかなり迷っている時間が長かったです。
その分、行きたい大学を決めてからは積極的になって、予備校で対策の授業を取ったり、自習室に通い始めるようになりました。試験では、英語がとても難しいと聞いていたので、誰かに言われるでもなく、リスニングやライティング対策の教材などは自主的に揃えて、さらに補強するために勉強しました。
また、受験勉強の合間で、大学の下調べもしたりして、気持ちを盛り上げたり、目標をより身近にイメージできるようにも工夫しました。
受験勉強において大変だったこと・つらいこと・スランプはありましたか?
正直に言って、不安な気持ちになる日は多く、つらさを感じることも多かったです。家族との旅行やお正月の帰省も断り、単身、予備校に向かう毎日でしたので、みんなが楽しんでいる中、「どうして自分だけこんなに勉強しなければいけないんだろう」と、マイナスの気持ちになることは少なからずありました。
受験時期に一番がんばったことは何ですか?
テレビなどの娯楽をすべて断ち切ったことです。とくに、私は嵐の大ファンだったのですが、DVDも番組も一切見ることをやめて、受験が終わるまでは封印しようと決めて、きちんと貫きました。おかげで生まれたスキマ時間は、すべて勉強にあてて、有効に使うことができたと思います。
受験勉強をスタートしてから成績が一番伸びた時期はいつくらいでしたか?
冬の12月頃だったと思います。受験科目に関する一通りの学びを終えると、解ける問題も増えて、自分でも成長が分かったので、とても嬉しかったなと、よく覚えています。
成績が伸び悩んだ時期はありましたか?
大きく伸び悩んだわけではないのですが、細かいところで伸び悩んだのが、1月です。成績が上がってきたと喜んだのも束の間、細かい知識やテクニックがないと解くことのできない小さい点も目立ってきて、試験が近づいていることもあり、焦りを感じました。
たくさん勉強してみて、自分流のポイントはありましたか?
整理と復習が大切だと思います。たとえば英語と世界史のポイントは下記の通りです。
<英語>
解き終わったあとの長文は、分からない単語、文法、文構造を洗い出し、細かく分解して整理していました。そして、間違えた問題にはチェックをつけて、後日もう一度解き直し、ちゃんと身についているかチェックをしました。
<世界史>
分かりにくい時代は自分でノートにまとめ直し、電車の中で一問一答をして確認をしていました。あとは、塾でもらったテキスト集の重要単語に緑の線を引いて、赤シートで隠し、ひたすら暗記していました。
これから受験を控えている後輩に向けて、アドバイスをするならどんなことを伝えたいですか?
受験勉強は自分との闘いなので、負けずに頑張って欲しいと思います。今はつらくて、大変なことも多いかもしれませんが、大学生になると、「あれだけ頑張った経験があるから、試験勉強や大量のレポートも頑張れるはず!」と、励みになって、今後も役立つ経験になります。
また、受験勉強は、一年という時間の中で、いかに集中して効率よく勉強するかなど、自分の「本気度」が求められる場所でもあります。受験期間中は色んなものを割り切って、夢中で突っ走ってみて欲しいと思います!(もしも結果がうまくいかなくても、本気でやった努力なら、その後の糧にもなると思います!)
※本記事は2017年7月から8月にかけてアンケートした情報に基づくものです。
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