学習支援塾ビーンズの授業紹介 ~しゅうかんデザイン~
こんにちは! 講師の進藤です。
今日は、学習支援塾ビーンズが取り組んでいる授業コンテンツ「しゅうかんデザイン」について紹介していきたいと思います。
もくじ
「しゅうかんデザイン」とは
「しゅうかんデザイン」では、講師のサポートのもと、生徒が一週間ごとに自分自身の勉強計画を作成して、毎週、その振り返りをします。そして、このことを習慣にして繰り返すことで、生徒に自分で計画を作り、自ら実行する力を身につけてもらう授業コンテンツとなっています。
ひらがなで表記する「しゅうかん」には、下記の二つの意味が込められています。
・『週間』ごとの計画をたてること
・日々の『習慣』を身につけること
この授業でつけてほしい力
文部科学省が公開している、小学校学習指導要領の総則を読むと、下記のような項目が記載されています。
現行学習指導要領・生きる力(抜粋)
(1) 各教科等の指導に当たっては,児童の思考力,判断力,表現力等をはぐくむ観点から,基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに,言語に対する関心や理解を深め,言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え,児童の言語活動を充実すること。
(2) 各教科等の指導に当たっては,体験的な学習や基礎的・基本的な知識及び技能を活用した問題解決的な学習を重視するとともに,児童の興味・関心を生かし,自主的,自発的な学習が促されるよう工夫すること。
(3) 日ごろから学級経営の充実を図り,教師と児童の信頼関係及び児童相互の好ましい人間関係を育てるとともに児童理解を深め,生徒指導の充実を図ること。
(4) 各教科等の指導に当たっては,児童が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れるよう工夫すること。
(5) 各教科等の指導に当たっては,児童が学習課題や活動を選択したり,自らの将来について考えたりする機会を設けるなど工夫すること。
(6) 各教科等の指導に当たっては,児童が学習内容を確実に身に付けることができるよう,学校や児童の実態に応じ,個別指導やグループ別指導,繰り返し指導,学習内容の習熟の程度に応じた指導,児童の興味・関心等に応じた課題学習,補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導,教師間の協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善し,個に応じた指導の充実を図ること。
学習支援塾ビーンズの「学び治しの授業」では、不登校・ひきこもり・勉強嫌いを改善するため、上記の総則を基にして、「生きる力」をテーマにした指導をおこなっています。そして、「しゅうかんデザイン」では、この総則のうち、「生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れる工夫」の部分を強く反映した授業コンテンツとなっています。
社会で求められる「計画・実行力」、「時間管理力」、「問題解決力」。これは私自身が社会人になった時の経験を振り返っても必要だと実感したことで、ぜひ生徒には早いうちから身につけて欲しいチカラだと思っています。
学習支援塾ビーンズだからこそできる「しゅうかんデザイン」の強み
最近では、こういった「計画力」を身につけるための取り組みは公教育でも行われており、そのための学習手帳を生徒に配る学校が増えているようです。ただ、学校では生徒の数も多いため、生徒一人一人の様子を細かく見ることはなかなか難しいようです。
その点、学習支援塾ビーンズは少人数の授業がメインですので、生徒たちへ計画の立て方、計画の進め方を丁寧に指導することができます。さらに、その中でも学習支援塾ビーンズだからできる「強み」が、大きく2点あります。
①切磋琢磨できる環境
強みの一点目は、周りと切磋琢磨できる環境があるということです。
不登校・勉強嫌いを指導するにあたり、学習支援塾ビーンズでは、マンツーマン指導だけではなく、集団授業・グループワークなどの様々な学習スタイルを展開しています。また授業では同学年だけでなく、違う学年の生徒を混ぜることもあります。これにより、生徒は一人だけで計画を立てて実行するのではなく、同学年・先輩・後輩と一緒になって、自分たちの目標に励むことができます。
※学習支援塾ビーンズでは、違う学年の生徒も混ざり、一緒に切磋琢磨できます。
②テスト勉強のためだけでなく、自分自身の夢・将来を考えたスケジュールを計画できる!
ただ、毎日ドリルや問題集を解いていくだけのスケジュール。これでは生徒は意欲的になりにくいものです。そこで学習支援塾ビーンズの「しゅうかんデザイン」では、通常の科目授業だけではなく、生徒のやりたいことを見つけて、その実現のためにするべきことも一緒にスケジュールへ反映していきます。このことにより、生徒はスケジュールが自分の人生に強く関連しているものだと認識して、興味・意欲をもって、取り組んでいくことができます。
※休憩時間には、みんなで雑談。今月がんばらないとなぁ、と生徒がスケジュールのことを意識する姿がとても嬉しいです。
まとめ
この「しゅうかんデザイン」を通して子どもたちに最終的に身につけてほしいことは「計画力」の他に、「自信」があります。
この授業では、勉強の計画だけでなく、自分のやりたいこと・日々の出来事なども一緒に含めて考えていきます。そのため、きちんと計画を立てて行動していけば、自分自身の成長を確かに感じることができるようになっていきます。
「昔はこんな感じだったけど、今はこんなに達成したんだな・・・」
生徒たちには「しゅうかんデザイン」を通して、自分自身の人生をデザインして充実させる楽しみを覚えていってもらえたらと思います。