「大学の楽しさと大学で勉強する意味とは?」 ビーンズ講師・M先生(匿名)に聞いてみました!
当塾の講師・M先生(匿名)に、高校までの学生生活とは異なる、大学特有の楽しさや、大学で勉強する意味について、話を聞かせてもらいました。
大学生活のことが想像つかない学生さんや、どうして大学に行くんだろうと決心のついていない学生さんは、ぜひこれからの進路選びの参考にしてみてください!
もくじ
M先生(匿名)の大学生活!
大学に通学して、どんな楽しいことがありましたか?
色んな人に会えるところが楽しいです。高校生までは、だいたい近くの地域に住んでいる子がほとんどでした。しかし、大学では全国の色んな地域から来ている人や、様々なバックグラウンドを持った人たちがいます。留学経験のある人はもちろん、私立の中高一貫校の卒業生だったり、それぞれ多様な経歴を持っていて、それだけでも「大学は今までの学校とは違う空間だな」と感じることができました。
実際に通学して、大学に通う意味はどんなことだと感じますか?
大学は、それまでの学生生活とは異なり、自由に使える時間がたくさんあります。これは勉強に充当するだけではなく、さまざまな活動をすることが可能な期間です。色んな試行錯誤をしたり、はたまた失敗しても許される・・・そんな贅沢な時間を過ごせるところが大学です。自分のやりたいことを持っている人にとっては、この上ない自己実現の環境になると思います。
大学生活で一番やりがいを感じている時間は何ですか?
一番のやりがいを感じるのは、好きな分野の学問について、とことん好きなだけ勉強できるところです。その道に詳しい教授もいますし、同じ学問を本気で学ぶ同世代もいて、図書館などには専門書物も数多くあり、とにかくやりがいを感じます。とくに、今まで分からなかったところをすんなり理解できるようになった時には、達成感が得られます。
高校までの学生生活と比べて、「違うな」と感じるポイントは何ですか?
「広がり」が違うと感じました。
高校生活では部活動を中心とした日々を送っていたので、もちろん充実はしていたのですが、見方によっては、毎日が高校という狭い環境で完結していたようにも思います。
しかし、大学では、インターンシップや留学、他にも様々なアクティビティがあって、色んな世界を経験する機会に恵まれます。社会にちょっとずつ触れていく感じがあり、そういう意味での広がりを感じます。
大学に進んで良かったと思うことは何ですか?
学問に対する認識が大きく変わりました。
ただ問題を解くだけだった高校生までの勉強と比べて、大学では、興味のある学問について、幅広く、そしてトコトン掘り下げて勉強ができます。これは、研究・追及というような言葉に言い換えても良いです。
たとえば、私が履修していた論理学という分野は、高校で扱われることはありません。大学に進学しなければ、まず論理学に触れることはなかったでしょう。大学に行ったおかげで、こんなにも面白い分野に出会うことができて・・・それだけでも、大学に通って良かったなと思います。
大学生になるまでに準備しておけば良かったと思うことはありますか?
とくには必要ないと思います。大学生活も楽しいですが、高校生活もかけがえのないものです。高校にしても大学にしても、目の前の生活を思いっきり楽しんで充実させることが一番だと思います。
これから大学生になる後輩に向けて、アドバイスをするならどんなことを伝えたいですか?
大学進学を希望するならば、妥協せず、本当に行きたい大学を見つけることが大切だと思います。そのためには、自分のやりたいことをじっくり見極めることが必要だと思います。
もしも「進路のことがわからない」となってしまう場合には、いきなり進路を決めるのではなく、少しずつ進路について調べていくところからスタートしましょう。
最後に一言お願いします!
大学生活は素敵ですが、その前に「受験勉強」という大変な壁があるところが難点です。ただ、その苦労を乗り越えたからこそ、大学生活はよりいっそう楽しく感じるのかもしれません。一時の修行だと思って、ぜひ大学進学に向けて頑張ってください!
※本記事は2017年7月から8月にかけてアンケートした情報に基づくものです。
ビーンズ講師の体験談をもっと読みたい方は、こちら!