高校見学や説明会では何をすべき? チェックすべきポイントまとめ
こんにちは。ビーンズ代表・塚﨑です。
ビーンズの中学3年生達も、真剣に進路を考える時期になりました。
見学会や説明会も多く開催される夏~秋の時期には、保護者の方から以下のようなご相談をいただくことがあります。
「高校見学では、学校の先生に何を聞いたらいいですか?」
「高校見学では、どこを見ればいいですか?」
そこで今回は、学校見学で聞いていただきたい質問、見ていただきたいポイントの二点について、ご紹介したいと思います。
学校見学で質問しておくべき内容
試験内容や倍率について質問をする方は多いと思いますが、ビーンズがオススメする質問内容は、以下の通りです。
1.先生からみて「この子は将来伸びるな」と思うのは、どんな生徒さんですか?
2.先生が「今年一番おもしろいな」と思った生徒のエピソードを教えてください。
「なぜ?」と思われるかもしれませんが、こういった質問の答えには、その学校の校風や、学校がどのような生徒を求めているかを知るヒントが隠されていることが多いからです。
たとえば上記の質問をした時、学校の先生が、「最近、クワガタ好きの生徒が、仲間と『クワガタ部』を創設したことが印象深いです」などのように教えてくれたら、その先生(学校)は、「興味のあることを突き詰めて、行動できる子を応援する傾向がある」と推測できます。
もちろん、一人の先生の意見を聞いて、学校全体の校風を判断することはできませんが、ご自分のお子さまが校風にあっているか、先生たち・学校側が「伸びるな」「伸ばしたいな」という生徒像に当てはまりそうか、そういう視点で検討することに役立つと思います。
部活の風景をしっかり見てみましょう
学校側がOKしていれば、説明会の後だったり、オープンスクールの際に、ぜひ「部活」の見学にも行ってみてください。お子さまの入りたい部はもちろんですが、とくにおすすめなのが、運動部の見学です。
理由としては、校内の人間関係が最も見えやすいところが運動部だからです。
・先生が生徒にどのように接しているか
・先輩と後輩の関係は良さそうか
・生徒達が主体的に練習しているか
といった点に注目してみてください。
学校の雰囲気が自分の子に合いそうか合わなそうか、良い判断材料にもなります。
まとめ
見学会は悪いところをチェックして回るためというより、いいところをたくさん見つけるための機会です。その上で、説明会などでの「お客さま向けのかしこまった一面」だけではなく、学校の「リアルな一面」を見る機会だと捉えてほしいと考えています。
そのためには、先生への質問と、部活の見学の二点はぜひとも抑えて欲しいポイントです。