周りに違和感を覚えて不登校 それから自分のやりたいことを見つけて志望高校に進学
本記事は2013年度に学習支援塾ビーンズを卒業したMさんの体験記となります。
もくじ
Mさんの「学び治し」
入塾前に抱えていた問題
Mさんは自分からコミュニケーションを取りにいく性格でなく、また中学での成績競争にも違和感を覚えており、中学の生活にうまく馴染めずにいました。それから校長室登校を続けていたものの、やがて不登校になってしまいました。
学習支援塾ビーンズが提供した授業
生徒はもともと科目授業自体は比較的点数がとれる状態でしたが、そもそもの自分自信に対して自信を失っていました。
そのため、まずは生徒が自信を喪っている状態を無理に変えようとせず、生徒が中学生活に違和感を感じたことについてヒアリングしていきました。
それから生徒に「自分のやりたいことを見つける」ワークを行い、生徒の積極性を引き出すワークを始めていきました。
はじめ、生徒のやりたいことは「アウトレットモールへ行きたい」「ライブへ行きたい」といったものが挙がりましたので、講師はそれらの要望を叶えるために必要な資金の確保や保護者の説得・切符の購入・その他手配などを具体的にスケジュールできるように働きかけていきました。
結果、生徒は最終的にこれらの「やりたいこと」をすべて達成することができました。このワークを通し、生徒は「自分がやりたいことの計画をたててトライ&エラーをくりかえしていけば実現する」という自信を持つようになってくれました。
その後、生徒自身が将来にわたってやりたいことや興味のある職業について考えてもらうワークを行い、その頃には前向きになっていましたので多くのアイデアや夢を語ってくれ、進学先についても生徒が自分自身で主体的に考えるようになっていました。
生徒の変化
自分の進路・高校選びを2年生の冬から自主的に取り組むようになりました。
さらには進学先候補を生徒自ら提案してくるようになり、講師との相談で決めた高校へ生徒が一人でオープンキャンパスへ複数回参加するほど積極性を持つようになりました。
卒業後の様子
高校の授業に戸惑うこともあったようですが、今もなお登校を続けて、現在は資格試験の勉強中とのことです。
生徒の感想
初めての受験で受験校をどう選べないいかすらわからず不安だった。面接練習も初めはなにを喋ればいいかわからなかった。やり方を教えてもらえて、とても助かった。
担当者の感想
面接対策の指導をしている時に生徒が「自分が高校生になったら何をしたいか・どんな高校生になりたいか」という内容のレポートをA4のシート2枚にびっしりと1000字くらいで書き込んでいたことをとても印象深く覚えています。そのシートを見て、「ああ これだけ意欲のある生徒なら合格できるな」と確信を持てました。