小松 史道

小松 史道
メンター/6代目 事務局長
早稲田大学で心理学を学ぶ。自身の原体験を通して、同じ悩みを持つ子どもたちをサポートしたいと思い、ボランティアとしてビーンズへジョイン。
研修を経てインターンとして授業・保護者対応・mtgを行いながら、学生として6代目の「事務局長」(=請求業務やお問い合わせの対応などを担う事務局の最高責任者)に就任。教室運営の中心で活躍中。趣味はB級映画・ドラマ鑑賞、インターネットサーフィン(ネットのバズを広く浅くインプット)。
ビーンズでやっていること
主に4つの活動をしています。
1つ目は、生徒との授業や保護者との面談です。
私は(出身校である)同じ通信制高校に通う在校生や、その高校を目指す受験生との授業をすることが多いです。
自身の経験をありのままに伝えつつも、先回りして生徒自身の興味を狭めることはせず、生徒のやりたいことや興味関心をもとに、学内で活き活きと活動できるように伴走しています。
また、BFSやMetaBeといった、多くの生徒や講師が集う青春経験サービスの運営担当でもあります。
私起点で生徒を他の生徒や自分以外の講師に繋げていくことを意識し、ビーンズのメンバー(講師/ボランティア)たちで「面で捉える」上でのきっかけになってくれればと考えています。
日々の授業や定期的な面談を通して、生徒たちの変化や状況改善を肌で感じ、自分もポジティブな気持ちになることができます。
2つ目は、イベント開催です。
2025年4月、通信制高校のN高等学校の文化祭である「磁石祭」に生徒たちと一緒に行く企画「磁石祭ツアー」を行い、総勢33人の生徒と講師が参加してくれました。
遠方の大規模イベントに行くことを通じて、生徒たちの表情が明るくなったのが印象的で、過去、磁石祭の実行委員を務めていた身としても、とても嬉しかったです。
また、同年8月には「よみうりランド遠足」を行いました。
生徒たちが遊園地で無邪気に遊ぶ姿、みんなで一つのアトラクションに一緒に乗る経験、生徒も講師も1日中同世代と一緒に過ごすことなど、どれも貴重な思い出となりました。
3つ目は、メンター業務です。
後輩講師の育成/研修や、CA(ボランティアスタッフ)とのコミュケーションを通じ、自分にとっての同世代(=大学生)の変化/成長の伴走をしています。
まず前提として。
大学生だから、講師だからといって、マッチョでパワフルな人ばかり…というわけではありません。
大学生にも、講師個々人にも、それぞれ悩みや(自分でも課題として分かってはいるが、どうしようもない)"ままならなさ"を抱え、日々葛藤している人がビーンズのボランティアやインターンの門を叩くと思うのです。
そういった人たちが講師になるからこそ、生徒たちの悩みにも深く共感でき…
悩める20代の我々だからこそ、悩める10代をサポートできる…そう確信しています。
そしてその人たちが「熱くてやわらかい人」になり、強くて優しいリーダー「やわら人材」になっていくのだと感じています。
4つ目は、ビーンズ内の制度改革です。
ビーンズはソーシャルベンチャーの組織であり、その大部分は大学生が担っています。
私も含め、周りのメンバーも大学とビーンズの両立に日々励んでいます。
その上で、より多くの生徒たちをサポートできるように、そして講師も働きやすくなるように、社内システムの改善・改革や新たな制度設計を行っています。
事務局長として、請求やお問い合わせへの対応、その他裏方業務を行いながら、「ここはこうした方がいい」「ここって課題だよね」という部分を、他のメンバーと協力しながら、改良しています!
みなさまに伝えたいこと
上述の通り、私は多方面で活動しています。
すると…
と思われる方もいらっしゃるはずです。
ですが、私も最初は不登校から始まりました。
私の不登校時代

学校に行かず、1人で部屋にこもり、インターネット対戦のゲームで感情的になる日々。
ゲームしか楽しいことがないと感じながらも、そのゲームでもストレスがたまり、生活がめちゃくちゃになるといった、負のループの日々が続いていました。
今でも両親には、一生親孝行をしても返しきれないくらい申し訳ないことをしたと感じています。
では、どうしてその悪循環から抜け出し、自分が悩める10代をサポートするところまで変化できたのか。
それは、「高校時代の青春経験」があったからだと強く感じています。
高1の時、担任の先生が、自分に合う同世代と繋げてくれて、たまたま友達ができた経験。
起業/高校生ながら自分で生計を立てる/プロ顔負けのプログラミングスキルなど、自分の軸を既に持っていた周りの同級生とたまたま出会い、彼らとのグループワークを通じて、「自分もみんなのようにになりたい!」という生きる原動力が生まれた経験。
たまたま文化祭の実行委員長になり、300人規模のイベントのNo.1を務め、同世代と一緒にやり遂げた経験。
自分の経験を言語化し、「この経験があったからこそ、御校に通いたいです」と面接で伝え、たまたま合格できた経験。
それら全ての青春経験が、自分には”たまたま”あったからこそ、この数年間で急速に変化/成長することができたと思います。
私は、ビーンズに通う全ての生徒をはじめ、悩める10代100万人の全員に、「青春経験」を提供したいです。
それは”たまたま”のような偶然ではなく、自分ができることを最大限果たしながら、限りなく必然に近い形で提供していきます。

まずは、ビーンズから。
生徒たちの変化を、さらに広げていくために、他のメンバーとも協力し、この社会課題を解決するために全力を尽くします。
動画紹介
