本記事は2013年度に卒業した高校生Nくんの体験記となります。
もくじ
Nくんの「学び治し」
入塾前に抱えていた問題
本人は早稲田・慶応志望でしたが、学校の先生から
「お前にできるわけがないだろ!」
「今のような点数(定期テストの結果)をとっている人間がヘラヘラ勉強しても無駄だ!」と頭ごなしに全否定されていました。
その後、学校の先生と衝突が続き、やがて不登校気味になってしまいました。
学習支援塾ビーンズが提供した授業
本人はすっかり傷心していましたが、よくよく話をヒアリングすると、そもそもやる気を強く持っている子でした。そのため、授業の方針としては彼の意欲を削がず、むしろ極限まで高めるため、まずは大学の面白さ・大学生になる意義を対話や映像資料によって伝えていきました。
その後、具体的な希望学部を絞り込み、その学部を合格するために必要な学習項目を厳選した後、受験までの期間を大きく3等分し、細かくスケジュールを作成してから科目指導を始めました。
受験期は生徒のストレス調整を実施し、模試の結果などをシビアに分析しながらも、生徒が自分自身に対して自信を持ち続けられるようにサポートしていきました。
生徒の変化
目標に対して吹っ切れたようで、とても前向きな気持ちで勉強に臨むようになりました。本人のやる気がとても強く、また努力を惜しまない生徒でしたので、短い期間でありながら偏差値も43→65に上がりました。
卒業後の様子
自身の趣味を活かして大学生活を楽しんでいるようです。「自分にとって楽しい授業をとことん勉強する」をモットーに単位取得も順調とのことです。
生徒の感想
・勉強のやり方と心構えを教わりました。
・大学の「楽しみ」や「目的」を持つ大切さを早く教えてもらえてよかったです。
担当者の感想
受験後、Nくんが2つの学部の不合格を知り、もしかしたらすべて不合格になっているかもしれない辛い状況になっても、「このまま全部不合格でも構わない。勉強のやり方はわかったから来年はもっと高みを目指す」と電話で答えてくれた時です。
成績だけでなく心が強く育ってくれたなと実感した瞬間でした。結果として合格したことはさらに嬉しく思っています。