講師の紹介- Teachers -
※本スタッフは卒業し、現在は在籍していません。過去の内容となりますので、ご留意ください。
西田 先生 Nishida
- 役職
- 講師
- 学歴・経歴
- 国際基督教大学 教養学部
- 趣味・特技
- 趣味は、サンバを聴くこと・演奏すること、子どもと関わること、バナナ柄やバナナモチーフのものを集めること。特技は、文章を書くこと、どこでも熟睡できること。
- 得意科目
- 英語を中心に、数学(算数)や国語を担当
ビーンズに参加したキッカケ
私は大学で臨床心理学や教育心理学を勉強してるのですが、将来、環境によって可能性が狭められてしまっている子どもたちを応援したいという想いがありましたので、ビーンズのことを知った時、とても興味を持ちました。
いったい、不登校や勉強嫌いの子どもたちたちがどんな困りごとを抱えていて、どのように元気になっていって、学習に取り組んでいくのか。その一連の流れを知りたいとも思いましたし、また、できることなら自分もサポートしてみたいと感じたからです。
それから採用の応募をした後、塚﨑先生と電話や対面でお話したところ、私自身が辛いと感じた出来事についても「貴重な経験をされていますね」と好意的に受け入れて頂きましたし、また、「同じような悩みを抱える生徒がいるので、講師というだけでなく、ぜひ大学のセンパイとしても話をしてあげて欲しい」ともお話を頂きました。
「社会人でなくても、大学生である今の自分だからこそ子どもたちに伝えられられることもたくさんあるのかもしれない」
こういった考え方に気づかされると、さらにやる気が湧いてきましたので、ビーンズの講師として参加することを決意させて頂きました。
ビーンズでやっていきたいこと
ひとりひとり、真摯に向き合っていきたいと思っています。
ビーンズで講師をしていて、すぐに思ったことは、あたりまえのことですが、「子どもたちの性格やタイプは、ひとりひとり、全然違う!」ということでした。困っていることも、どんなことに苦しいと思うかも、学習上のつまずきや得意なこと、どんなときに達成感を得るかも・・・1人として同じ子はいなかったのです。
そして、だからこそ、ひとりひとりの声に耳を傾けて、うまく話を引き出して、その子に合った勉強方法やペースを提案し、一緒に考えていきたいと感じました。また、勉強のことに限らず、時には、親でも友達でもない「ちょっと先輩」として、相談に乗ったり、何か伝えていくことができればと思っています。
これまでに越えた「カベ」やがんばったこと
これまでの一番大きかったと感じるカベは、中学2年から3年の時、吹奏楽部の部長を務めていた時期でした。あまり詳しくは書かないのですが、この時はとても大変で・・・また、それまでにあまり怒られたり挫折したりする経験がなかったものでしたから、精神的に体調を崩すことも多かったです。担任の先生や親からのサポートを受けて、なんとか最後までやり遂げることができましたが、自分自身の無力さというか至らなさというか、そういった部分を強く意識する、つらい時期でした。
その後、高校2年生くらいまで、マイナスの意識は引きずりました。普通に学校生活を送りながらも、「自分はたいして役に立たない、必要のない存在だ」というような、どこかモヤーっとした、暗い気持ちを抱える時期が続いたのです。
そんな自分が変わったと思うのは、高校2年生から仲良くなった親友の存在がきっかけでした。自分でも理由はよくわからないのですが、彼女とは妙に波長が合って、色んなことを話すうちに、自分の気持ちが楽になっていって、考え方も明るくなっていき、「自分にはうまくできないこともあるけど、自分でも役立つことはある」と、素直な捉え方をできるようになっていきました。
また、そのようにして、いったん気持ちが楽になってみると、苦しいと思っていた部長時代の経験も、今となっては良い糧になったなと感謝できるようになったのです。たとえば大変なことがあっても、当時のことを思い出すと、なんだかタフさのようなものが発揮されて、なんだかんだで乗り越えられるようになっているのです。
この時、私が気づいた大事なことは、「つらいことや大変なことがあっても、自分の心や気持ちがリラックスできるような人がいてくれると、けっこう頑張れる」というものでした。だれかと一緒に他愛もない話で楽しむ、といった、一見して遠回りのような時間が、じつは頑張るためのエネルギーになってくれるんだなと感じたのです。
今現在、がんばっていること
今、私が一番がんばっていることは、大学でのサークル活動です。
100人近くの大規模のサンバサークルに所属していて、毎年8月にある全国規模の「浅草サンバカーニバル」に出場しているほか、年間10回ほど大学内や地域のお祭り、老人ホームなどのイベントに呼んでいただき、パフォーマンスをさせて頂いてます。
ちなみにサンバというと、派手なダンサーさんを想像される方が多いと思いますが、私はダンサーさんが踊るために必要不可欠な音楽をつくる打楽器隊に所属していて、そのリーダーであるヂレトーラ(diretor,英語で書くとディレクター)を2年間、務めています。具体的には、普段の打楽器隊の練習をすべて計画したり、パフォーマンスの構成を規模やお客さんによってダンサーリーダーと共に練ったりして、活動の中心で頑張っています!
子どもたちへのメッセージ
今、目の前には、大きなカベがあるかもしれません。
「自分一人ではとても乗り越えられない」
あまりの大きさに、そんな風に感じるかもしれません。
でも、カベというのは登っている間は大変に感じますが、じつは自分を成長させてくれるチャンスだったりもします。乗り越えてみた後は、「あの時がんばってよかった」と、それまで頑張ることができた自分に感謝や自信を感じて、強い成長をすることができるからです。そして、もし1人では乗り越えることは難しくても、だれかと一緒だったら乗り越えられたりするのが、カベです。
私たちも一緒にサポートしていきますので、まずは最初の第一歩を思い切って踏み出してみてください!
保護者の皆様へのメッセージ
私自身のことになりますが、とても大変でしんどかった時、支えてくれた存在は、「人」でした。もちろん子どもにとっては、「親」が大きな存在であることは言うまでもありませんが、親以外の人と出会って、その人からどんなことを学んでいくのかで、子どもの成長はさらに大きいものとなっていくように感じます。
まずはちょっとした相談・・・というのが、これからの意外な第一歩になるかもしれません。今、お子さんの抱えている困りごとについて、ぜひ一緒に解決していきましょう!
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