もくじ
■学習支援塾ビーンズ インターン基本情報
不登校支援専門のスタートアップで熱く楽しく活動できる大学生・社会人を募集!
こんにちは。ビーンズ採用担当、山本です。生徒に授業したり保護者と面談したりもしていますが、メインのフィールドは採用と新人インターンの育成です。
応募してくれた方の中には、メンターとして出会う人もいるかもしれませんね。
意外と人見知りなので、できればこの記事を通して、みなさんの好感度を爆上げしておきたいという下心を隠し切れません。
いや、違った。
今日はビーンズのインターン活動についてお話しするんだった。
【まず自己紹介】
山本浩貴(Yamamoto Hiroki)
生徒からの愛称は「やまひろせんせい」。学習支援塾ビーンズ教室長。中央大学法学部国際企業関係法学科卒。
担当科目は英語・国語・日本史。面接指導(高校受験・大学受験)作文/小論文指導
金融教育(ファイナンシャルプランナー2級を持っています! 自分も現役で資産形成中です)
好きなものは、寿司、長期投資、星(韻がきれい)と、マレーシア
詳しくは……
では、本題です。
「ビーンズメソッドを体得し、共に洗練させ、広めていく仲間を募集しています!」
「ビーンズの2022春夏インターンでは、メンターの伴走のもと不登校・悩みや課題を抱える中学生・高校生を元気にする支援の方法について短期集中で学びます! 奮ってご参加ください」
ビーンズインターンへのご応募はこちらから!
はい。必要にして十分な説明ですね。どうぞバンバン申し込んでください。
……
……ごめんなさい。
ビーンズは"個別指導"の"学習支援"塾なのに、グループ授業もやるし、「青春ラボ」という生徒の居場所もやっているし、生徒が居場所でイベントを企画しているし、不登校や勉強嫌い、人間関係などさまざまな課題を抱えた中学生・高校生の心のケアから、自己分析も得意として、面接対策や、作文・小論文対策、大学推薦入試を得意としている塾です……なんて、よくわかんないですよね。
そんなビーンズのインターンの雰囲気を説明するのに、誰に話してもらうといいかなーと悩みながら、現役インターン生の方からOBの方も含めビーンズインターンのみなさんのことを思い出していました。
今まさにビーンズで活躍している現役のインターン生はもちろん、ビーンズメソッドの学びや、インターン経験を活かして、海外の大学で学びを深める人、大手教育NPOへ就職する人、教育系大企業から内定をバンバンとる人、ビーンズに就職する人……(笑)
……誰が一番ビーンズでのインターン活動を語れるかなと。みんな忙しいし、誰かを選ぶってなると選ばない人が出るし……とか考えていると、あっという間に期日が迫ってきました。
悩むうちにビーンズ塾長の長澤さんと夜、雑に飲んでいたわけですが。
「ねぇ、長澤さん、学習支援塾ビーンズのインターンを代表して、ビーンズのインターン活動の雰囲気を語れるのって誰でしょうね」
「やまもん、そりゃぁ(笑)」
「え、ここ笑うところじゃないですよ?」
「やまもん、そりゃぁさ。」
「??」
「……俺…だよ…?」。
と、まさかの告白。
確かに、大学1年生からビーンズインターンとして活躍し、個別指導塾だったビーンズに「青春ラボ(生徒居場所)・保護者サポートの充実」という新しい文化をつくりあげた長澤なら、めちゃくちゃビーンズのインターンのなんたるかを語ってくれそうです。
■塾長長澤が語る学習支援塾ビーンズのインターン体験談
と、いうわけで……
あらためまして。ビーンズ塾長の長澤です。ここからは、僕がビーンズのインターンに参加して。学習支援塾ビーンズの活動にのめりこんでいった経緯をお話していきますね。
長澤啓(Nagasawa Kei)
学年ビリから二浪し東京大学へ入学。ビーンズの活動が楽しすぎ、留年。経済学部経営学科卒。
ビーンズが積み上げてきたノウハウを「ビーンズメソッド」として文字化し、より洗練するのがメインのお仕事。さらに、親との衝突が絶えなかった自身の経験を活かし、保護者とのコミュニケーションにも注力。保護者さまと月100件以上やりとりをしながら、ビーンズ流の保護者さまサポートを拡充中。最近は塾長として、講師の採用育成プランの策定・総務(経理)・経営企画までマルチにこなす。趣味はビールを飲みながら出汁巻き卵をつくること。
■インタビュー/詳しい自己紹介
プロに聞きたい!不登校や勉強嫌いな中学生・高校生が進路を選ぶタイミングで、親に何ができるの?
ビーンズインターンに参加したきっかけ
私がビーンズとかかわり始めたのは、大学1年の終わり。
インターンのAdvanceコースが終わって、Professionalコースのスタッフとして採用された後は、講師として時に週20コマ以上の授業を持つほど、現場一本でやっていました。(コースについては後述しますね)
その内、数多くの生徒たちとつながり、入塾当初は「何もかもが不安」「消えてなくなりたい」「僕の人生はおわっているんです」などと言っていた彼らが半年単位で変化していくのを目の当たりにしました。
生徒たちの変化を肌感覚で感じるうちに、生徒と本気で向き合う楽しさに取りつかれ、ますます授業に熱が入るようになりました。
とはいえ、ビーンズの生徒は一筋縄ではいきません。一言で「不登校」と言っても、小学校から高校生まで年齢の幅があります。発達の特性がある生徒もいますし、朝が弱く夕方まで起きられない生徒もいますし、ゲーム依存に近い状態の生徒もいます。
この記事を読んで応募してくれるみなさんが挑戦するのは、なにかの課題を抱え、それ以上に繊細なこころを持つ中学生・高校生のサポート、そして成長への伴走です。
めちゃくちゃハードルが高いように聞こえたかもしれません。が、大丈夫です。インターンに応募してくれた人には、しっかりメンターが伴走して、そのコツを伝えますので。
余談が過ぎました(笑)
そのうち代表の塚﨑から「ビーンズが日本全国にビーンズメソッドを広めていくにはどうすればいいか、一緒に考えないか」と誘われ、
事業計画書を書いたり、プレゼン資料をつくる手伝いをスタートしました。
恥ずかしながら、はじめは「コピー&ペースト」すら本気でわからなかったのですが(笑)
頼りになるセンパイたちに教えられ、ばんばんレベルアップした結果、今ではビーンズの作成物をほぼ一手に引き受けています。
(なので、スライド作りやプレゼンを本気で頑張りたい人は僕に相談してください。)
そうこうしているうちに、塚﨑が「花王社会起業塾(外部リンク 新しいタブで開きます)」というところに塾生として選ばれたので、ついて行き、教育を含む様々な分野の社会起業家の経営者さんと知り合い、教えを請うようになりました。
知り合いになった社会起業家の先輩が運営する、めちゃくちゃ面白い学童保育へ武者修行に行ったりもしました。
(こういう場所でいろんな人と会えるのもビーンズで活動する楽しみです。僕はこの時の打ち上げで出会った社会起業家先輩と今でも懇意にさせていただいています。)
そんなこんな色々な経験を積むうちに
「不登校に限らず、多くの中学生・高校生が様々な課題や不安を抱えているのに相談できる先がないのでないか」
「既存の教育プレイヤーが接することができている子どもは、ほんの一部ではないか。取り残されている大勢の中学生・高校生たちがいるのではないか」
と思うようになり、気づけば、この"ビーンズの授業内容をもっと洗練させ、全国に広めたい!"と考えるようになりました。
結局、とある大手企業から頂いていた内定を悩んだ末に辞退して(内定を辞退した会社も本当に素晴らしいチームだったのでめちゃくちゃ悩みました)、ビーンズにフルコミットすることを決めました。
こんな人にインターンに来てほしい
「例えると本気の部活のように熱量を持って活動し、チームで成果を出すことが大好きな人」ですね……!
あと、時間です……。ビーンズのインターンはBasic、Advance、Professionalの各コースを順に学んでいきます(Professionalコースは希望者のみ・要面談審査)。
私の個人的な見解ですが、「週に1回、1時間程度のスキマ時間に片手間で活動できればいいな」といった感じでビーンズに参加しても、意義ある経験や学びはできないかもしれません。
と、いうのも……ビーンズにはさまざまな課題を抱え、本当に繊細な中高生たちをサポートするための膨大なマニュアルとテストが存在しています。まず、このインプットに時間をかけないといけません。
また生徒を1人で持てるようになるのも時間がかかります。これはビーンズに来ている生徒たち(特に通塾初期の生徒へ)繊細でかつ自然な対応をする必要があるからです。
インターンに参加したらまず目指すのは「Basicコース」の修了条件であるロールプレイテスト(実技)とBSテスト(ペーパー)の合格です。
ロールプレイテストは入塾初期の生徒を想定して、Basicコースで学んだ生徒対応についての学びが身についているかを見るテストです。
BSテスト(ビーンズスタイルテスト)はビーンズの教育方針や関わり方についての主に知識面の学びの定着を見るテストです。テスト合格を目指してメンターと一緒に学びを深めていく。これがBasicコースの内容です。
さて、Basicコースの2つのテストをクリアすると、次は「Advanceコース」に進みます。Advanceコースではベテラン講師の授業を見学することや、より高次元の生徒対応のスキルを学びます。Basicコースがインプット中心だとするとAdvanceコースはアウトプット中心という感覚ですね。
そのアウトプットの中心になるのがAdvanceコースから参加可能になる「ポストチャレンジ制度」(略してポスチャレと呼びます)です!ポスチャレとはビーンズの各チームで職場体験ができるシステムです。
私が現在活動している人事チームのほかにYoutubeやSNSを用いた広報活動を担うPRチーム.、新規保護者さまのお問い合わせ対応やバックオフィス業務を行う教室運営チーム等があります。
人事チームで活動している人もいますし、PRチームで動画編集をしている人もいます。その他にも、いろんなチームの仕事を体験する人もいましたね。
Advanceコースは一定回数の授業見学し、テーマに沿った研究発表を終えると修了となります。
(ある時はある設定の子どもに対する授業計画表の作成でした!)
ここまでがインターンとしての活動の流れです。
Professionalコースを希望する方は面談があります。BasicコースやAdvanceコースで特に大事な部分の確認やProfessionalコースへの想いやどんなことをしていきたいかを中心に面談をしていきます。
Advanceコース修了生の多くがProfessionalコースに進んでいます。
Professionalコースは、ビーンズ内では「長期インターン」とも呼ばれています。
このProfessionalコース・長期インターンになってはじめて生徒の担当を任されるようになります。(それまでは、生徒対応の現場には行くものの、授業を任されることはありません)また、生徒対応だけでなく保護者対応に熱を入れる講師もいます。
さらにポストチャレンジ制度で色々なチームのタスクに挑戦した経験をもとに、肌に合ったチームで、より責任のある仕事で活躍する人もいます。
以前、人事チームのリーダーが外部で使う資料を学生の長期インターン生が作成していましたね。
長くなりましたが、ビーンズインターンに適している方は「本気の部活のように熱量を持って活動し、チームで成果を出すことが大好きな人。そしてある程度時間を割くことができる人」かなと思います!
ビーンズメソッドを理解したり、テストを受けたりと最初は大変だとおもいます。
テストに合格するまでは大変かもしれませんが、粘り強く学び続けることで、様々な悩みを抱える生徒に対応できる力、最終的には保護者さまに伴走できる力をつけることができます!
そして「試練に立ち向かうメンバーは一人にさせない」がビーンズの文化です。 ビーンズは、チャレンジする姿勢そのものを評価してくれますし、先輩メンバーがあなたのメンターとなり、がっつり伴走してくれます。
インターンを通して学ぶビーンズメソッドを身につければ、思春期の悩める中学生・高校生の繊細な心に寄り添い、成長の伴走者になることができます。
多分どんな教育の現場にいっても通用する力が身につくと思いますよ!私も応援します!
余談ですが、ビーンズメソッドの学びは就活にも使えます。
というのもビーンズメソッドの中には自己分析、ESの書き方まで網羅されているからです。
(こういうマインドマップを書く……のは、ビーンズの自己分析の一端に過ぎません。このネタを出していくまでのマインドセットこそ本質です)
さて、ビーンズでは毎日、生徒が変化しています。
先週まで他人と話すのもツラいと言っていた生徒が、今日は自分から悩みを話してくれたり、本気の自己分析が始まったり、熱い受験モードに変わったりします。
そしてビーンズ自体も変化していっています。
ほぼ週単位で新しい動きがあります。私も長くビーンズにコミットしていますが、1ヶ月で本当に変化します。
生徒が帰った後の時間はどうかというと、夜は夜でビーンズと関係のある社会起業家の方とつながる機会や、ビーンズという社会企業の運営の深い部分を覗ける機会もあります。
せっかくビーンズに参加するなら、ビーンズにコミットできる時間を確保できたほうが、インプットとアウトプットを深めていけるんじゃないかなーと思っています。
本当、色々なイベントが目白押しですし、毎日、生徒も塾も変化していっていますので、ぜひその変化の渦に巻き込まれてみてください!
■学習支援塾ビーンズ インターンの雰囲気
ビーンズインターン ある1日のながれ(Professionalコース時)
(写真は塾長長澤ですが)現在ビーンズで活動している現役インターン生の平均的な一日の流れです。
▢14:30出勤
だいたい昼以降から勤務(オンライン含む)の場合が多かったですね。
出勤したときは、教室の清掃などちょちょっとやってました。
その後、保護者・生徒からの連絡、相談などがないか確認してました。
▢16:00~授業
11:10~19:20がビーンズの授業の時間帯なんですが、私はこの時間から授業がスタートすることが多かったです。
Basic、Advanceコース時代は授業を持てなかったので、この時間に2時間ほど。研修やさまざまな活動に参加して学んでいました。
▢授業内容
入塾初期の生徒にはまず仲良くなって信頼してもらえる必要があります。
そのため私の好きなこと、今まで味わった面白い経験をお話したり、生徒の好きなものや趣味を深く聞いていくという内容が多かったです。
ある程度信頼関係が築けた生徒へは科目勉強だったり進路相談だったりをしています。
つい最近は高校入試の時期だったのでバリバリ科目勉強や作文・面接対策をしていました。
数ヶ月前は何もやる気が起きず、将来へのモチベーションが無かった生徒……。
そんな生徒がこの時期に目標を見つけて頑張る姿が見れるのがビーンズで活動をしてきて良かったなと思う瞬間です……!
▢17:30保護者面談
ビーンズは保護者サポートにめちゃくちゃ力を入れています。目の前の生徒に寄り添うだけでは状況は改善しません。何かと孤立しがちな保護者さまへのサポートも行って初めて根本的な状況改善が達成されるのです。
▢20:00~飲み会!
仕事後はだいたい飲み会です。コロナ中は、ランチ会やオンライン飲み会が多かったですね。
近くのスーパーで惣菜を買って、ワイワイしゃべります。今日の授業内容、明日のこと、教育のこと、チームのこと、自分の進路のこと……がっつりしゃべります。
スタッフはみんな面白い人たちなので、ひとりひとりのエピソードを聞くのが毎回楽しみですね!
ビーンズインターンのイベント
ビーンズはインターンの皆さんはもちろん、社会人プロボノの皆さんを「子どもの教育、人間とはなんぞやをともに探究する」仲間だと認識しています。
ゆえに他の教育系の活動よりも、ややねっとり絡みがちです(笑)
例えば、毎週土曜夜は「BWC」(Beans Weekly Conference……別名「大放言を聞く会」)を開催しています。ごはんを一緒に食べながら話します。
議題は、日常の業務から少し離れて、教育全体、組織開発、チーム文化などなど。
塾外の方も遊びに来ます。
大企業でバリバリ活躍していて、ビーンズに協力してくれている方、人事やチーム作りの専門家、教育関係、NPO、創業支援系の人が多いですね。
(詳しくは、こちらのブログもご覧ください。ビーンズとつながりがある・応援いただいている方々のご紹介の記事です)
<ビーンズへ遊びに来てくれた方々(一部)>
3ヶ月に一度(4半期に一度)は「BQC」(Beans Quarterly Conference)と呼ばれるスタッフ総会が行われます。
BQCでは全体研修や、ビーンズの全体の方向性などをお伝えしています。またクォーターで活躍した方への表彰もおこないます!
■学習支援塾ビーンズ インターン 募集詳細
応募はコチラから
インターン 募集概要・採用までの流れ
面接はオンラインでおこないます。
①フォーム入力&書類選考 | ・志望動機、設問「これまでの人生の中でチームや集団で頑張った経験を教えてください」へご回答をお願いします ※メールアドレスは携帯電話のものではなく、gmailなどパソコンのメールアドレスをご記入ください |
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②一次面接 (オンライン) |
・所要時間:30分~60分程度 ・面接内容:ビーンズの事業説明、ご回答いただいた設問についてのお話など |
③二次面接 (オンライン) |
・所要時間:60分~90分程度 ・「ビーンズのチーム文化と相性」を評価します |
④場合によっては三次面接(対面) | ・場合によっては対面にて三次面接を行います ・スキルチェックとしてスタッフと一緒に一部業務を行う場合があります |
⑤「インターン」採用決定 | ・採用結果はメールにてお伝えいたします ・採用後、メンターがあなたに伴走し、インターンがスタート! ・Basicコース、Advanceコース修了後、希望者はProfessionalコース(長期インターン、社会人プロボノ)として生徒の授業やビーンズの企画業務に関わることになります。 |
ビーンズインターン 応募の際の注意事項
・メールアドレスは携帯電話(ガラケー)のものではなく、gmailなどパソコンやスマートフォンのアドレスをご記入ください。
・面談へご案内する場合、当社のリクルートアドレスから返信いたします。
※当社リクルートアドレスの迷惑メール設定の解除をお願いいたします。
・ビーンズでは業務連絡・報告に、Googleアカウントを利用します(業務用に新しく取得していただきます)
ビーンズインターン活動内容
▢インターンのゴール
「Basicコース」「Advanceコース」をクリアし、「ビーンズメソッド」の内、基本的な2つを学びきること。
そして悩める繊細な中高生のサポートができるようになることです。
▢Basicコースの活動内容
Basicコースでは、ビーンズ独自の対話技法や子どもに対する教育の考え方を通して、基本的な2つの「ビーンズメソッド」を体系的に学んでいきます。
【ビーンズスタイル(BS)】
ビーンズがどんな考えで生徒や保護者さまと向き合っているか、どんな方針でサポートをしているかをまとめたものです。ビーンズの基礎となる部分なのでとーーーっても重要です。
例えば、一人の生徒の状況の移り変わりを、ビーンズでは「4つの時期」と呼びならわしています。(⇓実際にマニュアルで使用されている図です)
そして、「4つの時期」それぞれの段階で、私たちが子どもに対して、何をサポートすればいいか、どのような言葉がけをするべきかを「ビーンズメソッド」では詳しく説明しています。
特に入塾当初の「信頼関係構築期」では、かける言葉ひとつにも慎重になる個別指導の瞬間があります。
また、ある段階ではご家庭の協力が欠かせない時期もあり、私たちが保護者さまと肩を組んで状況を前に進めていきます。
【ビーンズダイアローグメソッド初級(BDM初級)】
生徒対応で必要なテクニックについてまとめたものです。
例えば授業中生徒からこんな発言がありました
「(SNSで5万いいねを稼ぎながら)私、絵がうまく描けなくて…ほんとダメなんです」
あなたならどんな言葉を投げかけますか?
多くの人は 「そんなことないよ!そんなにいいねもらってるんだから自信もって良いと思うよ!!!」と励ましの言葉を送るのではないかと思います。
一見なんの問題もないように思えますがビーンズ的には×なんです!!
こんな時にどういう対応が良いのかというのをBDM初級ではお伝えしていくことになります。
これら2つのビーンズメソッドをマスターすることで、悩みを抱える繊細な思春期の中高生たちの一人ひとりの状況、場面に応じた対応を自信をもってできる力を身につけていきます。
Basicコースの終わりには ロールプレイングテスト・BS(ビーンズスタイル)テスト(筆記or口頭試問)が用意されており、メンターやベテランスタッフからフィードバックを受けることで、Basicコースの内容の理解を深めることができます。
▢Advanceコースの活動内容
Advanceコースではベテランスタッフの授業見学やポストチャレンジ制度を利用したりすることができます。
・授業見学
様々なタイプの生徒の授業を見学していただきます。生徒とお話する時間もあります。
・ポスチャレ
ビーンズの各チームで職場体験ができる制度です。体験できるチームはPRチームや教室運営チーム、人事チーム、メソッド開発チームがあります。
▢Professionalコース(長期インターン・社会人プロボノ)の活動内容
◉生徒対応・保護者対応の現場へ
Professionalコースではこれまで学んだビーンズメソッドはもちろん、さらに高度なメソッドの習得を目指し、より幅広い生徒、保護者さまへの対応方法を学び、実践します。
- Professionalコースなって初めて生徒を1人で担当できます
- 定期的な個別指導で生徒と信頼関係を築きます
- グループ授業の主担当としてグループ授業の設計から実施までおこないます(Advanceコースでは、グループ授業の一部に参加できます)
- 青春ラボ(生徒の居場所)で中学生・高校生のファシリテーションをおこないます
入塾当初は会話を通して心のケアを行っていた生徒が、1年も経つと自己分析をおこない、進路を考え、科目勉強や各種検定に挑戦するように、一人の生徒に対してビーンズが行うことが変わっていきます。この生徒と、ビーンズの役割の変化を感じられるのがProfessionalコースの醍醐味でもあります。
◉チームでの本格的な活動
Advanceコースのポスチャレで各チームに参加し、そこで肌が合ったチームで、Professionalコースでは、より責任のあるお仕事をお任せしていきます。
そこでは経営のリアルな部分を身近でたくさん見ることができます。「経営」といっても普段の仕事は驚くほど地道なものです。
その地道な作業を経営陣(代表や副代表、教室長や各リーダー)と一緒に挑戦していきます。
慣れてきたら、目の前の業務を効率的に処理するための新たな仕組み作りや、マニュアルの作成をお手伝いしてもらうこともあります。
例:
- PRチーム:動画の撮影、編集、企画提案
- 教室運営チーム:グループ授業の企画提案、保護者サポート、様々な生徒との授業
- HRチーム:インターン生の採用フローの策定、面接対応、育成 などなど
チーム間の交流も盛んです。ビーンズのポスチャレは、
仮にチームリーダーになったとしても、定期的にチーム・ポストを変更していくことが可能なルールになっています。
例えば……
人事チームでインターン生のメンターをやる。その後、PRチームに参加して動画編集を学ぶ。
さらにその後、どこかのチームでリーダーを務める。そしてまたポスチャレで、リーダーを次のリーダーに引き継ぎ、自分は次のチームでチャレンジする。
……ってことが当たり前になっています。
ちなみに、この各チームの活動の様子をインターンに聞くと、
「責任を感じつつ主体的に行動できる意識高いサークル感」
「文化祭前夜のエモい感じ」
という声が多かったです(笑)
◉各種勉強会に参加し、自分のキャリアと生徒向けの指導案の改善に活かす
Professionalコースの方には、自己分析ゼミ/就活対策セミナーなど研修の機会を用意しています。
自分の進路を一人で考えるのは、誰しも大変です。ビーンズのノウハウを詰め込んだ「明るく、熱い」自己分析を体感してみてください!
また、ビーンズに協力してくれている外部の教育関係者、ソーシャルベンチャー経営者との打合せや、勉強会の機会もあります。(希望者のみ・勤務外の扱いとなります)
さらに、将来、教育関係で起業したい・ベンチャーに勤務したいという希望者には「模擬経営会議」などにも参加の道があります。
これらのビーンズメソッドの学びと、インターン経験を活かして、海外の大学で教育について学びを深める人、大手教育NPOへ就職する人、教育系大企業から内定をバンバンとる人……などビーンズインターン生はインターン卒業後も活躍しています。
■インターン卒業生インタビュー! 瀬戸さんに活動の感想を伺いました。
ビーンズのインターンに挑戦しようと思った理由は何ですか?
元々、中高生の自己効力感を上げられるような教育がしたいという思いがあり、何か面白いことをやっているところはないかな~と探していると、ビーンズを見つけました。「学び治しの授業」「ビーンズメソッド」など、とてもユニークな取り組みをしているので、その取り組みを自分の目で見て、自分の将来の活動に活かしたいと思い、志望しました。
広島から参加されていたんですよね?
はい広島大学在籍してたので……面接は全てオンラインで行いました。採用後、すぐ東京へむかいました 笑
ビーンズの子どもの印象は?
優しい子が多い印象です。「誰かを否定する」ということをしないので、とても居心地の良い空間になっています。
ビーンズインターンでの活動内容
インターンでは、どんな活動をしましたか?
Basicコースには「BSテスト」と「ロールプレイングテスト」と呼ばれるものがあります。それらのテストを合格することが最初の目標でした。
Basicコース修了後、ポストチャレンジ制度で教室運営チームを選んで活動をさせていただきました。
特に印象に残ったのは、子どもたちの「居場所づくり」で生徒とおしゃべりすることと、「企画づくり」で生徒が取り組むプロジェクトに伴走をしたことです。
まず生徒から信頼してもらわないと何も始まらないので、参加した当初はとにかく子どもと雑談をしました。ビーンズの子どもたちはそれぞれ好きなこと・趣味がある場合が多いので、それをたくさん聞いて、一緒に面白がることを心がけました。
生徒が居場所に集まるためには、生徒が集まるための大義名分として「企画づくり」が必要です。すでにビーンズの中でかなり元気になった生徒たちが取り組んでいる企画プロジェクトに伴走をしました。
とはいえ、いきなり「はい~ じゃぁ企画へ向けて議題を切っていきましょうかね~」と言っても生徒は離れていってしまいます(笑)
まず生徒から自分を信頼してもらわないと何も始まらないので、参加した当初はとにかく 生徒と雑談をしました。ビーンズの生徒たちはそれぞれ好きなこと・趣味がある場合が多いので、それをたくさん聞いて、一緒に面白がることを心がけました。
雑談を続けていると、生徒の方から「今進路のことでちょっと悩んでて…」みたいなことを相談してくれる場合もあり、雑談をして信頼関係を築くのはとても重要だと思いました。
僕は生徒たちにとってビーンズが「社会とつながる練習をし、自信をつけていける場所」になればいいなと思っています。ビーンズには既に居場所機能があり、生徒同士でのコミュニティもできています。
しかし、同世代と話したいのに、なかなかそこに入っていけない生徒もいます。そこで、インターンが生徒と生徒の間に立って、生徒同士をつないでいく(ビーンズでは「ブリッジ」と言います)ということを、仕組みづくりの段階から、試行錯誤しながらやってきました。
ビーンズのインターン活動で越えた「カベ」について
「カベ」といえば、生徒が自分がやりたいプロジェクトを発表し、仲間を募るという「ビーンズ学級会」というプロジェクト(※コロナウイルスの影響で現在は活動停止中)
学級会を運営する生徒の伴走者として関わっている時に、どこまで自分が関われば生徒が主体的に動けるのかわからなくなることがありました。
生徒に任せすぎると、なかなか議論が前に進まず、行き詰まってしまいますし、一方で、自分が関わりすぎると、生徒は自分で発案して議論を進めていくことをやめてしまいます。その間の絶妙なラインがとても難しく、失敗もありました。
しかし、トライ&エラーを繰り返し、マニュアルを読み返し、何かトラブルがあればメンターや担任スタッフへ相談する中で、「ここでこういう声掛けをするべきだな」とか「ここでこういうツールがあることを紹介したらどうかな」など、生徒の主体性を損なわないながらも、放置しないファシリテーション力が身についていったと思います。
これからビーンズインターンに挑戦するひとへ一言
ビーンズのインターン活動は、自分で作り上げていける部分も多く、やりがいはすごくありました。
塾長や社会人のプロボノとの関わりも自分にとって刺激的でしたし、とても濃密な時間を過ごすことができました。
これからますます面白くなっていくと思うので、ぜひビーンズでの活動にチャレンジしてみてください!
【主に大学生のみなさんへ】ビーンズはあなたのキャリアにも真剣です
ここまで読んでいただきありがとうございました……!前述したように、ビーンズメソッドを学びきるためには時間の余裕が必要です。
コロナの影響もあって「ガクチカを作らなきゃ……!」と思い、いろんな団体に所属している方も多いと思います。
そんな方々に向けておせっかいとは思いますがガクチカを作る㊙テクニックをお伝えしますね!
それは、「自分がイキイキと活動できるなという団体1つにしっかり時間をかける」ことです。
ここから詳しく説明していきます。
この図は「日系大手を目指す×4年卒」の場合のスケジュールで、ビーンズ内で「キャリアスケジュール」と呼ばれています。
ビーンズは、インターンに参加したあなたのキャリアにも真剣です。
その姿勢は面接の時点から一貫しています。「キャリアスケジュール」を念頭に、今あなたが本当にビーンズのインターンに参加すべきなのか……? 他にベターな選択肢はないか……? ということまで突っ込んだお話しをします。
ビーンズの社会人スタッフは自身も就活を勝ち抜き、実際に大学生などに対する就活指導経験が豊富です。
その経験を活かして、インターンの皆さんにも出来る限りのキャリアサポートができればと思っています。
ビーンズのキャリアの考え方
ビーンズでは、インターンのみなさんのキャリアを考える際『キャリアコンピテンスピラミッド』(CCP)という考え方をお伝えしています。
また、あなたが組織(会社、行政、非営利組織などあらゆる集団)に参画(就活)しようとする際、組織側があなたを評価する項目となります。 このCCPは、ビーンズの生徒向けの自己分析メソッドを応用したもので、みなさんが自分のキャリアを考える際や就活を準備するときにベースとなる概念です。
CCPの中で特に重きを置いているのが、二段目のTSM「ガクチカ3条件」です。TSMとは”Team&Training”、”System”、”Money”の頭文字です。
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ビーンズのインターンでは、ビーンズの活動に深くコミットすることで、自然とこのTSMが揃うようにしています。
ガクチカを得るには「チームに深くコミットしてTSMを得る」
ビーンズでインターンの皆さんにお伝えしている「ガクチカ」獲得までの流れをお伝えします。
これは、他のインターン、学生団体、サークル、アルバイトであっても普遍性があると思っています。ビーンズに参加しない方も、ご参考いただけると思っています。
STEP1:そのチームが自分の適性と合っているか、TSMを得られるかを見極める
これには短くて2週間、長いと1ヶ月程度かかります。
このタイミングで「このチームは合わないな」「このチームだと自分はTSMを獲得できないな」と直感が働いたら、すぐ撤退することをお勧めします。
これはビーンズも例外ではありません。
ですので、ビーンズのインターンでは、参加1ヵ月後に「コミットメントセッション」と呼ばれる面談をおこない、みなさんの進路の方向性や、キャリアについて相談する時間を設けています。
STEP2:ここだと決めたら深くコミットする
TSMを得るには最低3ヶ月(一つの目安として週10~19hのコミット量)、だいたい6ヶ月かかるとみてください。
ここでの注意点は、正義感・やりたいことがしっかりある人で、かつ行動力がある人ほど、TSMを得るまでの時間(3~6ヶ月)に耐えられず、違うチームにもコミットしてしまうことです。
どんな組織・チームであっても、業務に慣れたり、業務全体を見通したりするのには時間がかかります。その時間のラグに耐えられないのです。
そして、違うチームに参加するのですが、そこでも上記と同じ業務に慣れたり、業務全体を見通したりするのには時間がかかります。
しかし、ここで「このチームも本当に自分に合っているかどうか分からないから、とりあえず浅くコミットしておこう(他のチームにもコミットする余力を残そう)」と思ってしまうと、どうなるでしょうか。
あなたが浅くコミットしている組織やチームが増えれば増えるほど、経験値の総量自体は増えるかもしれませんがTSMは揃いません。そして焦ります。
そしてTSMが揃わないことで焦り、さらに新しいチームにコミットしてしまう……
コミットするチームが増えれば増えるほど、一つ一つのチームへのコミット量は物理的に減っていきます。
では、どうするか。学習支援塾ビーンズに限らず、あなたが新しい団体に参加するときは、1ヶ月でその団体を見極め、イケると思ったら半年間フルコミットすることをおすすめします。
そうすると先ほどのバッドサイクルとは逆転の現象が起きます。「ここだ」と決めたチームに最低3ヶ月、だいたい6ヶ月の間、フルコミットしてTSMを獲得するのです。
コロナの影響で思い描いていた活動ができず、悩んでいる方も多いと思います。今後の参考になれば嬉しいです!
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
文章だけでは伝えきれないことも多いのですが「ビーンズっておもしろそうだな!」と思われましたら、こちらからご応募ください!
あなたのご応募、お待ちしています!!