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不登校から復帰・通学持続のために保護者さまができるサポートまとめ

教育アドバイス

本記事では、お子さまが不登校になり、学校へ行けなくなった時、その状況改善(復帰や通学、進学準備、受験対策など)のため、保護者さまに知っておいて欲しいアドバイスや、取り組んで欲しいサポート内容をまとめています。

これから状況改善される方に向けて、少しでもお力添えができましたら幸いです。

まずは今の状況を冷静に分析する

頭ごなしに学校へ行くことを強要しない

不登校の状況が続いてくると不安も募りますので、「(頼むから)早く行きなさい!」と叱りたくなる気持ちは分かります。

しかし、子どもが深い悩みを持っている時は、「なにかしらの明確な原因」があって、「学校へ行きたくても行けない(心や身体が抵抗する)」という状態ですので、頭ごなしの物言いだけでは解決はなかなか難しいケースが多いです。

まずは感情的になるのではなく、いったん冷静になって、お子さまがどんな状況にあるか見定めるところから始めていきましょう。

今の状況を冷静に整理

保護者さまは、お子さまの様子を見つつ、今現在、自分たちが不登校という問題によって、どんな状況になっているのか、一つ一つメモ帳やノートに書き出してみて、整理してみましょう。

保護者さまが整理しておくべきこと

▼まずは不登校になったことで困ることを書き出していく
・今現在困ることは何?
・受験時に困ることは何?
・学校卒業時に困ることは何?
・将来困ることは何?

▼不登校による子どもの不利益を書き出していく。
例)中学生の不登校であれば、
・出席日数が得られない
・定期テスト受けられない
・成績が悪くなる
・高校受験で困る
・将来的には、社会性が身につかないかも
などの心配が挙げられる。

そうして、「なぜ学校に行かないとまずいのか」という問題が明らかになってきたら、次に考えるべきことは、「どの問題から改善を取り組んでいくか」ということです。

じつは状況改善は段階的に取り組める

・出席日数が問題なら
⇒保健室登校や校長室登校からスタートすることもできる

・学力が問題なら
⇒学校以外の塾や家庭教師などでサポートしておくことができる

・定期テストが問題なら
⇒学校(先生)によっては個別で受けられるよう交渉してみる

・社会性が問題なら
⇒習い事を始めさせたり、またはやっているものがあればきちんと継続させるなど

不登校の状況改善では、いきなり100%の完全復帰を求めないことが重要です。まずは着実に問題解決していけそうなところから一つずつ取り組んでいきましょう。(学校へ行くことがどうしても無理なら、まずは勉強できる環境づくりをしていく、など。)

不登校の原因はあまり深く追究しない

学校へ行きたくなくなった子に、「どうして学校に行かないの?」と聞きたくなる気持ちは分かります。しかし、悩みがカンタンなものであれば、子どもは普通に学校へ行くはずです。これはつまり、ちょっと深刻な悩みかもしれない、ということですので、すぐに追及することはやめましょう。

原因の追究よりも先に、まず保護者さまは、上述したような「我が子の状況整理、できる部分からの状況改善」に向けて動いていくことをオススメします。

保護者さまが「学校=絶対」の考えをしないこと

もし、保護者さまが「学校は絶対である」という考えを強く持っていると、それにひきずられて、お子さまは「自分は普通じゃない=ダメなやつだ」というように悩みをこじらせて、さらに不登校が悪化することもあります。

状況改善で大事なことは「たとえ学校に行けなくても、将来への進路(選択肢)はたくさんあるから、そんなに深刻にならなくても大丈夫」という事実を保護者さまが正しく認識し、その価値観をお子さまに伝えることが大事です。

色んな情報を集めて「学校=絶対」ではないことを知っておこう

小学校・中学校で不登校になると、将来が不安になることは当然のことです。しかし、じつは調べてみると、小さい頃に不登校になっていても進学できる高校はたくさんあったりします。

中学で不登校になっても受験・進学のしやすい高校まとめ【ビーンズおすすめ一覧!】

また、目標を就職や大学受験から逆算していくのであれば、高卒にこだわらず、高卒認定試験を受ける、という選択肢もあります。

高卒認定試験とは? 高卒との違い・試験範囲などの要点まとめ

少なくとも、「学校に行かないと人生すべてが終わる」ということはありませんので、この点を正しくお子さまにもお伝えすることが大事です。そして、正しく伝えるためには、保護者さまが先に色んな情報を集めておいて、お子さまに色んな選択肢を示してあげることが大事です。

親子関係を暖めて、お子さまの自尊心を回復させる

ビーンズでは、お子さまの不登校を改善するためには、自尊心の回復が必要不可欠とアドバイスさせて頂いてます。

自尊心を回復すると、お子さまは「もしかしたら、今からでも頑張ればなんとかなるのかもしれない……!」という前向きな気持ちを持つようになり、状況改善を大きく進める原動力にもなるからです。

自尊心の回復には良好な親子関係が欠かせない

お子さまの自尊心を回復するためには、ご家庭のサポートが欠かせません。

良好な親子関係から得られる、「今のダメな自分を、親は暖かく受け入れてくれている」という安心感・受容体験がないと、お子さまの心はなかなか前向きになりづらいからです。

ですので、もし、ご家庭において親子関係が悪い状態にあるようでしたら、まずは不登校の問題はさておき、日常における親子の関係性改善から取り組んで頂ければと思います。一つの目標(目安)は、「一日一回、家族で食卓を囲んで、無駄話をしながらご飯を食べられること」です。

こういった親子の関係性が構築されるまでは、正直、なにをいっても、お子さまは保護者さまの言葉に耳を傾けようとしないことが多いので、気をつけて頂ければと思います。もし、親子関係の改善方法が分からない方は、以下の記事も参考にして頂ければと思います。

不登校の息子・娘に嫌われた時はどうすれば状況改善できる? 【保護者さまへアドバイス】

ご家庭は常にお子さまの休息場所であることを心がける

状況改善が進んでいくと、お子さまは学校に復帰したり、通学をしたり、もしくは、学校に行けずとも、将来の受験のため勉強をやりだしたりします。そして、保護者さまにとくに気をつけて欲しいタイミングがこの時なのです。

なぜかというと、お子さまが勉強に取り組みだし、試験や受験などが近づいてくる時期になると

「もっとがんばらないでいいのか」
「他の子より遅れているんだから死ぬ気でがんばらないと」
「そんなんで合格できると思っているのか」

など、急に発破を駆けだしてしまうケースがあるためです。先述の通り、ご家庭では、保護者さまに常にどっしりと構えていてもらい、お子さまが自尊心を回復・維持できるような場所であって欲しいのですが、状況改善が進み、試験や受験の締切が近づいてくると、不安な気持ちや、少し高望みをし出したりして、つい保護者さまがお子さまに感情的になってしまうことがあります。

お気持ちはよく分かるのですが、しかし、これをやってしまうと、せっかく学校に行きだしたり、勉強をやり始めていたものが、「(親の言う通り、)やっぱり自分はダメなのかもしれない」というマイナス思考をもたらしかねないので、通塾や受験勉強をやり出した時は、その状態を継続・維持していくためにも、ご家庭での暖かいサポートを変わらずに続けてもらえればと思います。

ゲーム依存は要注意。改善には難航を覚悟しておく

不登校の問題に、ゲーム依存が加わっていると、その改善は非常に難しいものとなります。(最低限、時間がとてもかかります。)

詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にお読み頂ければと思います。

不登校の子どもがゲーム依存・スマホ依存になった時のアドバイス

昼夜逆転にも要注意

不登校でゲーム依存になっている場合、生活リズムの昼夜逆転も、ほとんど必ずセットになって起きる問題です。こちらも改善には時間がかかりますので、ゆっくりと着実に取り組んでいきましょう。

不登校になって昼夜逆転した子どもを健康的な生活に戻して元気になってもらう方法とは

保護者さまはストレスを溜め過ぎないように気をつける

不登校の状況改善を進めていく中で、最も気をつけないといけないことの一つが、保護者さま自身の感情・ストレスです。

「私がこんなにがんばっているのに、子どもが全然がんばろうとしない……」

こういう気持ちを持ち出したら、黄色信号です。お子さまの不登校に疲れてしまった時は、いったん自分の時間を大切にして、気持ちをリフレッシュすることが欠かせません。詳しくは以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にお読み頂ければと思います。

子どもの不登校に疲れた保護者さまに知っておいてほしいこと 【ビーンズのアドバイス】

塾や家庭教師はトライ&エラー。お子さまに合うところを根気強く探そう

不登校になっている時、学校へ行かずに学力をつけていくためには、独学もしくは塾や家庭教師に頼る必要も出てきます。または、最初からビーンズのような不登校のサポートをしている塾に入ることも選択肢の一つです。

そして、この時に大事なポイントが、「一カ所を試してみてダメだったとしても、諦めないこと」です。

重要なことは「お子さまに合うかどうか」

たとえば、不登校の状況改善と学力の向上、この二点を同時にサポートしていこうとするなら、講師と生徒の信頼関係は必須といっても良いです。つまり、お子さまに合うか合わないか、ということはとても大事なことになります。たとえ有名な塾に行っても、講師とお子さまの相性がどうしても悪ければ、状況改善も思うように進みません。

ですので、塾や家庭教師を探す時は、「ここ一本!」とするのではなく、いくつか見学だったり無料相談をしてみて、「我が子に合いそうな雰囲気かどうか(講師の人柄はどうか)」など、色んなリサーチをしていくことをオススメします。

ビーンズでの例

実際にビーンズでの例を挙げますと、「他の塾が合わない」という理由で、相談に来られるご家庭は少なくありません。

・他の大手塾が合わずにビーンズへ相談
・他の不登校専門塾が合わずにビーンズへ相談
など

また、このように相談をされる時、多くの保護者さまが、「うちの子はどこに行ってもダメだったから、正直、おたく(ビーンズ)へ行ってもムリなんじゃないかと思っています」といった気持ちを打ち明けてくれています。ですが、当塾のケースで申しますと、こういう子ほど、入塾後に元気になっていってくれます。

このように、とにかく大事なことは「一カ所で諦めず、お子さまに合うところを根気強く探すこと」です。気になる塾や家庭教師の方がいれば、積極的に相談・見学をしてみて、お子さまに合うかどうか、試していってもらえればと思います。

なお、ビーンズでの詳しい指導の流れは下記の通りです。

学習支援塾ビーンズ 『学び治しの授業』の詳しい流れについて

まとめ

保護者さまの焦りや不安は、そのままお子さまにとっても、マイナスの感情を招きやすいため、不登校の状況改善では、保護者さまがいかにストレスを抱えず、暖かいサポートを続けられるかがポイントになります。

とても大変なことではありますが、ぜひ、親子関係・ご家庭での居場所づくりに取り組み、それから状況改善をしていくための環境づくりに取り組んでいきましょう。(いきなり100%の改善を望まず、段階的に着実な改善をしていくことがコツです。)

✔ ビーンズへお気軽にご相談ください

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