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東京都主催のビジネスコンテスト・TOKYO START UP GATEWAY 2014に参加して得た学び -後編-

学習支援塾ビーンズ 東京都主催ビジネスコンテスト TOKYO START UP GATEWAY1

前回の記事から遅くなってしまいましたが、学習支援塾ビーンズの代表講師・塚﨑は、2014年の8月から11月まで東京都が主催する(NPO法人ETIC.が企画運営する)ビジネスコンテストTOKYO START UP GATEWAY 2014に参加していました。

今回の後編記事では、塚﨑がTOKYO START UP GATEWAYに参加することで得た学び「新しい職業観」について、お話させて頂こうと思います。

新しい職業観とは

「普通」な職業観は、同じ会社に還暦までずっと雇ってもらうこと?

塚﨑が不登校・勉強嫌いの生徒を中心とした講師業を始めてから、多くの保護者の方とお話させていただきました。そして、たびたび頂く質問が「先生。うちの子は普通に学校に行って、普通に(会社で)勤められるようになるでしょうか?」というものでした。

そこでわたしが気づいたことは、多くの保護者さまが「普通に働く」=「同じ会社に還暦までずっと雇われる」ことをイメージされているということでした。どうやら、それが「普通」であり「常識」であるということのようです。

確かに、自分が望んだ会社に入り、老後までしっかり働き、無事に健康的に生きていければ、それに越したことはありません。私も正解だと思います。ただ、今の生徒がこれから生活していくことになる近い将来の社会において「普通に働く」という意味は、必ずしも一つに定まるものではないようにも思っています。

「普通」って何だろう? ビジネスコンテストで知り合った方々の経歴を聞いて

学習支援塾ビーンズ 東京都主催ビジネスコンテスト TOKYO START UP GATEWAY2

塚﨑が参加したTOKYO START UP GATEWAY の参加者の中には、名前を聞けばだれでも知っている大企業でご活躍されていた方もいらっしゃいました。 そういった方々が会社を辞めて起業を考えた理由は、下記の通りでした。
・貧困や環境問題などを解決したい
・自分の信じるサービスを提供したい
・自分の身の回り・社会に対する違和感を解消したい

そして、TOKYO START UP GATEWAYに参加している方々の経歴ですが、本当に色々な方がいました。

大企業を辞めて起業する方もいれば、まだ高校生という若い方もいました。また、その中には、もともと不登校だった方もいました。不登校から大学へ進学し、大学で得た経験や知識をもとに起業をした方もいました。他にも、大学を中退して自分の会社を立ち上げようとする人など、本当にさまざまです。

TOKYO START UP GATEWAYの中では、「普通に働く」の「普通」の定義は、人それぞれで異なります。起業家の集まる場所ですから、当然といえば当然なのですが、少なくとも「大学までストレートに進学して卒業。そのあとは老後まで同じ会社でずっと働くこと」だけが「普通」ということではないようだと、体感として理解することができました。

もしかしたら職業観はもっと自由で良いのかもしれない

今回のビジネスコンテストの例のように、少し一歩を踏み出して環境をちょっと移すだけでも、「常識」というものはすっかり変化してしまいます。TOKYO START UP GATEWAYは起業家が集まる場として、少し極端な例かもしれません。しかしながら、それでも「仕事」というものは調べれば調べるほど、たくさんの種類があるものです。同時に、その仕事に就くまでに至るルートも、キャリアの積み方も、千差万別です。

「普通」がなにか。それはとても定義の難しいことです。ましてや、どのルートが一番成功に近いのかなんて、誰にも断言できないことだと思います。

わたしは、生徒たちに「定年退職まで安泰して働ける大きい会社に入社することだけが成功」 という考え方だけで完結するのではなく、まずは色んな職種・色んな生き方があることを知ってもらい、その上でじっくり考えて自分に合った進路を選んでもらうことが大事なのではないかと考えています。そして、指導をする学習支援塾ビーンズとしては、そんな職業観を育成する機会を数多くつくっていくことが大事になるだろうと考えさせられました。

仕事も常識も、勢いよく変わっているのが現実です

塚﨑が「大企業で定年まで働くのが安泰!」と生徒に言わない(えない)背景として、IT技術の発展により、仕事の常識がすっかり変わっていくという事実もあります。

たとえば、ほんの10年前、携帯といえば、今でいうところのガラケーが常識でした。それが今では誰もがスマホを持ち歩き、アプリ一つで地図を検索し、店を検索し、欲しい情報を調べ、買い物をし、なんなら世界の裏側に住んでいるような人と友達になれるようなコミュニケーションを築くことまでできてしまいます。ビジネスの世界では、充実したwebサービス一つができるだけで会社ができてしまうほどです。そのことでサービスの価値を失い、なくなる事業や会社も数多く存在します。IT技術は、社会へのインパクトが非常に大きいものに変化しているのです。(今回のビジネスコンテストの審査でも、素晴らしいWebサービスを考えている方が勝ち上がっていました)

そんな激しい変化を伴う、これからの時代を生きる生徒たちへ教えるべきことはなにか? わたしはビジネスコンテストに参加しながら、そのことをずっと考えていました。そして、その答えは、やはり一つ。「段取り力」に尽きるのだと思いました。

もし自分のおかれている状況が変化し、自分の進路を変更することがあっても、その都度、正しく軌道修正して、目的を見定めて、きちんと前に進んでいける。そのための「段取り力」を生徒に持ってもらうための教育をしなくてはいけないのだと強く感じました。

メンタリング制度で、センパイ経営者より学習支援塾ビーンズへアドバイスをいただきました

学習支援塾ビーンズ 東京都主催ビジネスコンテスト TOKYO START UP GATEWAY3

ビジネスコンテストに参加したメリットの一つに、「メンタリング制度」というものがあります。これは、ビジネスを通してさまざまな社会問題を解決させていらっしゃる経営者の方々から直々に、事業やサービス内容についてチェック・アドバイスしてもらえるというものです。

今回、塚﨑も先輩の経営者さまより、経営面・サービス面において、早めに準備しておいたほうが良いこと・改善点など、さまざまにアドバイスを頂けました。

各界で活躍されている・普段なら絶対に会えないような経営者様と、膝を突き合わせてみっちりお話できる、素晴らしい機会でした。おかげさまで、学習支援塾ビーンズは2015年8月に法人化、10月からは新宿区高田馬場に事務所を構えて、ますます発展することができました。

大人にとっても「出会い」からくる「学び」は大切だということをあらためて感じました。

学生も起業家になれる時代

こういった起業などのビジネスに触れる機会は、なにも大人だけに用意されているわけではありません。

TOKYO START UP GATEWAYを運営されているETIC.さんでは、意欲のある学生向けに、以下のような学びの場も用意されています。学生時代から各業界で活躍する経営者から直に教えてもらえる機会に触れられて、しかも参加費・交通費も補助してもらえますので、興味のある方は、ぜひ、ご覧になってみてください。

http://makers-u.jp/
こちらは大学生・大学院生用の「学びの場」です。

http://u-18.makers-u.jp/
こちらはアンダー18歳用の「学びの場」です。

まとめ

かくいう塚﨑自身も、学生時代は、いわゆる「普通」という常識だけで物事を考えていました。その結果、行き詰まり、大学を不登校になってしまいます。ただ、私が幸運だったのは、少し踏み出すだけで、社会の中には様々なコミュニティや常識が存在するという事実、それを学生時代という多感な時期に肌感覚で知れたという事だと思います。

最後に、少し厳しいことを申しますと「自分が生きる人生について最後まで責任が取れるのは自分だけ」です。保護者でも、ましてや講師でもありません。ビーンズでは、生徒たちにしっかりと自分の人生を見つめてもらい、自分の進みたい道を自分で考え、選んでほしい。そして自分の人生を充実させながら社会で活躍していって欲しいなと強く願っています。そして、そのために学習支援塾ビーンズとしては、しっかりした支援ができるよう、これからも日々精進しながら取り組んでいきたいと思っています。

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